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琥珀的詩2023◆マミズ◆

マミズ

水さしに水が半分はいっている
半分も? 半分しか?

朝起きる
僕は水をのんだ
半分も、半分しか

リビングに光が射し込んでいる
水さしに水がはいっていた
半分も、半分しか

えっ、それは魔法の水だって?
「まさか」と呟いて
僕は小説の続きを読みはじめた

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