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自分の体型の変化で子どもたちに思うこと

ここ2か月ほどで痩せた。
実行したのは炭水化物を減らしオートミールで代替したこと。
流行っているものには一回疑いの目を向けてしまう、面倒な性質を持つ私。
「オートミール?何それ、またセレブが食べだしたん?」
くらいに思っていた。
これまで穿った見方をしていて、オートミール氏には申し訳ない思いだ。
そこまで値段も高くないし取り入れやすいし、何よりオートミール氏のあまりの腹持ちの良さに震えた。
私が手に入れたかったのは痩せた体型ではなく、間食しなくて済むようになることだった。



間食をせざるを得ない


オートミール氏に出会う前、自宅で作業しながら空腹を感じるのがとても不快だった。
座りっぱなしで間食するなんて、太りたいと言っているようなものじゃないか……!
自分に言い聞かせてみるが、キュルッキュルとなる腹部。
子どもたちがいなければ料理をする気が皆無の私は、ちゃちゃっと空腹を満たさなくてはならない。
その願いを悪魔的に叶えてくれるのは菓子パン、チョコ、ドーナツ……
カロリーの高さをもちろん知っていて、勇気を出して食べるのだが「もう1個食べたい……」という悪魔のささやきに抗うこともできない。こうして「まぁいっか☆」と思い続け、産後の体重をキープした(4年ほど)。
一体いくら、おやつに投資してきたんだろう……。

『痩せ』にこだわっていた


産後の体型のままだったが、絶対痩せたい!ほっそりした自分に戻りたい!とは思っていなかった。
だが、若いころはそれなりに痩せ体型にこだわっていた。
素敵だから、きれいに見えるからという理由じゃない。
数字上、体重が軽くありたかった。

身長が高い人間は、どうしても体重は小さい人より重い。
小学生のときに自分の体重の重さに愕然としたことがある。
近しい大人に体重をからかわれたこともあり、私は痩せを示す数字だけにこだわっていた。
最も痩せていたときは立ち眩みも多かったし、不調を感じることも多かった気がする。
海外旅行で子どもにしかみられなかったし、なんだか貧相で生活に困っている感が醸し出されていた。
側臥位(横向き)に寝ると褥瘡(床ずれ)ができそうになっていたし、長時間寝ていると、実際に赤くなり痛くもなった。
痩せているメリットよりもデメリットの方が私にとっては多かったと思う。

そして、ある日気付いた。
私が太っていようが痩せていようが、夫や子どもたちからの好意は変わらないということに。
それならば、健康的で動きやすい体型でありたいという願いが強くなった。

体重に縛られる考え方になりませんように


大人になって、ようやく痩せていることがすべてじゃないと思えた。
我が子たちの考え方はどうなっているだろう。
2人の娘は平均よりも身長が高く、体が大きく見える。
同学年の子たちと並ぶと、頭一つ抜き出てしまうのだ。
長女は「小さくなりたいなぁ」とよくつぶやいて、私のパパの遺伝子が強くてごめんと思っている。

かわいい存在になりたいって思ったことがあるなぁ
かわいがられているのは小さいものばかりだもんなぁ~

だが、体が大きいことを決してコンプレックスに感じてほしくない。
痩せていることが何より重要だと思ってほしくない。
体型に囚われていた時代に生きてきた私。
今はいろんな服のサイズが豊富に売られているし、ネットでポチれば簡単に手に入る。
成長期にふさわしい栄養素をじゃんじゃん取らないと!
だから、否定的な言葉は絶対に使わない。

「今日もかわいいね」「その服似合ってる!」「美人だわ~」
「お姉さんだね!」「すらっとしていて羨ましいっ」

親ばか丸出しの言葉たち。
でも私は子どもたちの一番身近にいるのだから、一番誉めてやりたい。

私もそうやって言ってもらいたかったから。


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