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高価な服を買ったら、節約になった話

ゆるミニマリストを目指している30代ワーママです。

大量の服に囲まれていた私が、小さなクローゼットひとつで過ごせるようになるまでの記録を書いてみました。



数年前まで、それはそれはたくさんの洋服を持っていました。


毎日コーディネートが異なるように組んで、洋服に合わせた鞄や靴を日替わりで使う。
たくさんの服を持ちながらも、満足感が得られず
常に新しい服を欲していました。

ウィンドウショッピングが大好きで、暇さえあればインスタでファッションアカウントを眺める毎日。
いいなと思えばお財布の許す限り洋服を購入していました。

子どもができて時間に余裕がなくなったことをきっかけに、服の管理ができていないことに少しずつモヤモヤが生まれ、引越しをするタイミングで洋服について真剣に向き合ってみることにしたのです。


たくさんの服に囲まれていた頃

ワンシーズンごとに数千円〜1万円台の洋服を5枚ほど購入していました。

たとえば春から
3月 春服かわいい❤️
ミラオーウェンのブラウスとパンツ(16000円)
4月 歓送迎会に気合を入れる!
ガリャルダガランテのワンピース(20000円)
5月 梅雨に向けて靴が欲しい☂️
ルタロンのレインシューズ(7000円)


6月 子どもと公園で遊ぶ服ないな〜
ユニクロでTシャツとパンツ(5000円)
7月 インスタで見たスカート可愛いし安い!
ネットブランドのトップス(4000円)
8月 暑い日に快適に着れる服ほしい…
ユナイテッドアローズのワンピース(12000円)


9月 なんとなくルミネ来てみたら見つけた!
スピックアンドスパンのトップスとスカート(23000円)
10月 そろそろニットもいいよね〜
anuansのニット(19000円)
11月 コートは早めに買わなきゃ!
ガリャルダガランテのロングコート(50000円)


12月 クリスマスデート用に🎄
ストロベリーフィールドのワンピース(19000円)
1月 コートに合いそうな鞄見つけた!
ユナイテッドアローズの鞄(10000円)
2月 久しぶりに高校の友達と集まるからおしゃれな服を!
ガリャルダガランテのニットとスカート(25000円)

金額は、過去の家計簿から。キリの良い数字で表示しています。
ここで一年間の服飾費を計算してみると…


なんと20万円!!!!!

ほぼ毎月なにかしら購入していますが、それぞれの出費はそこまで財布が痛む金額ではないんです。

ただ、年間で見てみると結構な金額ですよね。
洋服に合わせてインナーや靴下なんかも買い足したりしていたので、実際にはもっと出費があったかもしれません。

毎月ちょこちょこ服を買うことって、おしゃれが好きな人はやりがちではないでしょうか?

そしてもちろん1.2年前に買った洋服もまだ着れたりするので、クローゼットはどんどんパンパンに…。

購入履歴を振り返ってみると、私はイベント前に服を新調する癖があるようです。

イベントには『今最高にかわいいと思う服』を着ていきたいので、最新の服が欲しくなってしまうのです。

購入時は最高にかわいい!たくさん着る!と思って買うのですが、数回着るとなんか違うな…とおもう部分が出てきたり、着心地が良くないからと着る頻度が下がったり…。

そしてまた新しい服を求めてしまうのです。


服を減らすためには


服を減らすためには、今の生活に必要な服を知ることが大事です。

まず1週間のスケジュールを書き出して整理します。

月曜日 出勤
火曜日 在宅勤務
水曜日 出勤
木曜日 出勤
金曜日 在宅勤務
土曜日 子どもと公園
日曜日 お出かけ

今の私は、だいたいこんな1週間を過ごしています。
これにプラスして数ヶ月に一回ずつくらい、美容院や旅行、友達と遊ぶ日、夫婦でお出かけする日があるくらいです。
これらのイベント日のために服を買うことはやめることにしました。

次に、必要な服の種類について考えます。

スケジュールは出勤、在宅、公園、お出かけの4パターンですが、
出勤とお出かけは《お出かけ着》、
在宅と公園は《ご近所着》としてまとめてしまいます。

なので
ご近所着とお出かけ着の2パターンをそれぞれ何セット用意するか、ということになります。


色々と試した結果、私は
《ご近所着》2セット(夏用と冬用)
《お出かけ着》6セット(季節ごとに2セットずつで春秋は兼用)
で生活していくのがベストだとわかりました。
これらにプラスして、アウター類は別であります。


ご近所着は主にUNIQLOで購入していますが、
お出かけ着はかなりこだわって、厳選に厳選を重ねたものを着るようにしています。




2023年度のお洋服はこちら💁‍♀️

⦅ご近所着⦆

UNIQLOのTシャツ
PLSTのパンツ


UNIQLOのスウェット
UNIQLOのボアパンツ

春と秋はこれらにアウターやインナーで調節しています。


《お出かけ着》
春秋①
リムアークのロンT(10000円)
リムアークのサテンスカート(22000円)

春秋②
リムアークのワンピース(25000円)

夏①
ヨーコチャンのブラウス(40000円)
GUNZEのレギパン(2000円)

夏②
N°21のTシャツ(15000円)
biotopのタイトスカート(30000円)

冬①
オーラリーのニット(30000円)
オーラリーのウールスカート(26000円)

冬②
ボーダーズアットバルコニーのウールワンピース(30000円)


これらの洋服たちは、2022年と2023年で購入したものたちです。



全て合わせて約23万円。

(ご近所着は以前から持っていたものをなので計算に入っていません)


単純計算で、一年に11万5千円使ったことになります。


この取り組みを始める前は20万円だったので、
年間8万5千円程節約できていました!!!


ちなみに洋服を探す時は、主に三越でお買い物しています。

ショッピングモールで色々な服屋さんをみることが好きでしたが、
百貨店などに入っているようなちょっと高級な服の方が満足感が高く、また痛みにくいのでヘビロテしやすいです。

また服をこれ以上増やさないようにするため、
服を選ぶ際のルールも、厳しめに決めました。

大前提として、ここがこうだったら良いのに…など、減点がない100点満点の服しか買ってはいけないことにしています。
その上で5つのルールをつくりました。

  1. 体型に合っているか

  2. 着心地がいいか

  3. 仕事に着ていけるか

  4. おしゃれな友達と会う時に着ていけるか

  5. 毎日着たいほど気に入ったデザインか

このことを意識して、試着をしてみると
買うべきかどうかすぐにはっきりします。

妥協した服をたくさん持っていても、満足感が得られずまた服を買ってしまう…そんな悩みを解決すべく、厳選した高価な服のみで生活するようになったところ、結果的に服飾費の節約になりました。

毎日お気に入りの洋服を着ているので、いつどこで誰と会っても自信を持っていられます。

以前のようになにか服が欲しい…とネットを眺めている無駄な時間も無くなり、結果いいことづくしでした!


忙しい方にこそ、服の断捨離と厳選、おすすめです。

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