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(090) ミネルバ式ゼミ合宿はどうかなあ

2020年11月7日(土)

皆さん、こんにちは。

大学では、2年生が来年の所属ゼミを決めるための、ゼミ訪問期間が始まっています。毎回3〜6人くらいのグループ面談をZoomで行っています。聞いてみると、実家に戻ったままの2年生もいます。ゼミに入る前の2年生は、一部再開している対面授業を取ることも少ないようです。

Zoomでのゼミ訪問は、1回目のときにゼミの説明をレコーディングしておいたものを、2回目以降流用することができるので、合理的です。あとは、学生の質問を受けたり、こちらからの質問(どんなことを卒論のテーマにしたいですか、など)をしたりして終了です。

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その中で、ゼミ合宿の説明をするのですが、今年度はコロナの影響でゼミ合宿はなしとなりました。この状況が続くとなると、来年度もみんなで集まったゼミ合宿は開催できない感じですね。

そこでひとつ考えたのが、ミネルバ式ゼミ合宿です。ミネルバ式というのは、ミネルバ大学から取りました。ミネルバ大学では学生がまとまって世界中を移動しながら、大学生活を送るという方式をとっています。教員は世界各地に在住していて、オンラインで授業を行っています。

ここからヒントを得た、ミネルバ式ゼミ合宿とはどういうものかというと、ゼミ合宿の期間を決めておき、その期間にゼミ生は、1人あるいは複数人で自分の好きな場所に旅をするのです。そして、その夜は、自分(達)が行ったところをムービーで互いに紹介しながら、オンラインで研究発表会をするという形式です。どうでしょうか?

これは、リモートワーク式のゼミという捉え方もできますね。まあ、現状がリモートワーク式のゼミそのものになっているわけですけれども。

問題は、大学がこれをゼミ合宿として認めてくれるかどうかです。コロナ下では、ゼミ合宿はどうしてもやる必要性がある場合に限定されており、さらに、個室による宿泊をすること、大勢での会食は避けることなどの条件が課されています。

もし、コロナが収束しないままの状態が続くとなると、ゼミ合宿の形態についてもニューノーマルの形を工夫しなくてはなりませんね。その1つの案としてミネルバ式ゼミ合宿を考えてみました。

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