オーダーをTAB譜に乗せてみる

ペン回しの話です。


前回は楽譜にコンボのオーダーを書き起こしてみました。
前回の投稿以降あれこれ考えてみて、そういえばTAB譜ってものがあったなと思い出しました。
ギター特化の楽譜みたいなやつですね。ギター以外のTAB譜もあります。

一般的な6弦ギターの弦に対応した6本の線で書かれるということ、また音符ではなく数字が線上に書かれるというあたりが前回と大きく異なるポイントです。

指は6本ありませんが、線が6本あると線と線の間を指と見ることができます。

(時間のあるときにここに画像挿入するかも)

↑こういうこと

前回の五線譜では線を指と見ましたが、TAB譜では線と線の間が指です。線は指の間のスロットを、もしくは親指と小指の外側を示すということですね。この投稿の着地点は見えておらず、今書きもって考えています。

前回同様、指軸番号は親指からT1234、ギター1弦にあたる上の線から、「各線の間」が順にT1234です。

今回は「チャージ」から考えてみます。23チャージにします。

せっかく数字が書けますが、既に線によって指軸の指定は済んでいます。
線に乗せる番号は指ではなくペンの動きに対応させたほうがよいと考えてやってみます。
ペンを23で挟んでいる状態、つまり下から3番目の線の上がペンの位置であるとき、「0」でチャージを表します。

(ここに画像挿入予定)

これでチャージ23です。

次にパス23-12を考えてみます。

(ここに画像)(下から3番目の線に0、右にひとつ進んで4番目の線に1)

このようにしてみました。23で挟んでチャージの回転を与え(「0」)、12へと「1」という動きで上がってきた、ということにします。数字「x」には、「『x』という動きでペンがそこへ移動してきた」という意味をもたせることにします。
0がチャージをした、1はパスをした、ということです。

ここまで書きまして、このように数字と基礎技を対応させていけば前回のようにベーシックなコンボが書けるのはもう見えたかなと感じました。
例えば6と9をガンマンとシメガンに対応させると上下反転技としてわかりやすそうです。8はインフィニティぽいのでハーフウィンドミルがいいかな。アラウンドはなんとなく7で、ソニックは3で。みたいな感じで。
数字は12とか15とかまでも書けます。もしかしたらもっといけます。線と線の間には書けません(前回同様、あくまでTAB譜のルールに則ろうとしています)。
「ダウンピッキング」「アップピッキング」の記号で手のロールするタイミングは指定できるでしょう。
もしくはロール系の基礎技を定義してそれを数字と対応させれば、ロールを別で記述する必要はなさそうです。
その場合、ダウン/アップピッキングは回転方向の指定に使えそうですね。他にもいろいろ、線の上に書けるような記号もあります。

前回の五線譜と違って線の上にしか数字が来ないので、軸移動の最中(例えばソニック中の人差し指と薬指で挟んでいる状態)の状態というのが表しにくいと思いました。
代わりに、その位置へどのような動きで来たのか、ソニックをして来たのかパスで来たのか、などを数字で書くというアプローチになりました。
このほうがわかりやすいかも?

吟味せず一気に書いたので、もっとうまいやり方が転がってるかもしれません。とりあえず、TAB譜という記譜法もあるよということです。

このTAB譜でオーダーを書くのもいちおう「軌譜」であるとします。
五線譜とどちらが使いやすいか、それぞれ発展させてく価値はあるか、またゆっくり考えてみます。
とりあえず以上です。




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