法制審議会家族法制部会第2回議事録1
法制審議会家族法制部会第2回会議 議事録
アップされてたー!
この前、第1回の分をようやくウォッチしきったところなのに
って、先日用意して、ようやく公開・・・むしろ、昨日の最高裁大法廷決定・裁判官の意見を読み込んでいきたいところだけど、まー議事録を
第4回目の情報もアップされているようだけど、まあ2回目を読むぞー
(時々休憩して、夫婦別姓最高裁決定も読む)
さあ
今度は、7万字を超えてた!!淡々と読み進めていきましょ
第1 日 時 令和3年4月27日(火) 自 午後1時30分
至 午後5時34分
長いー4時間ーお疲れさまですー
第2 場 所 法務省第一会議室
場所はいつも変わるようです
第3 議 題 参考人ヒアリング
離婚及びこれに関連する制度の見直しについて(意見交換)
とりあえず実態を知ろう、というのは、第1回議事録からの流れから
第4 議 事 (次のとおり)
予告すると、このシリーズは14分割(だいたい3000字~7000字ごとのまとまりで区切った)続く
①子どもの立場、②DV被害者、③親子断絶被害者(②・③はそれぞれの支援機関含む)の参考人の発表を踏まえ質疑をしていくというもの
一回目は、事務的だけど、ま、丁寧に積み重ねていく
議 事
○大村部会長 それでは,予定した時刻になりましたので,
法制審議会家族法制部会の第2回会議を開会いたします。
本日は御多忙の中御出席を頂きまして,誠にありがとうございます。
なお,本日は大山委員が御欠席と伺っております。
本日も前回と同様にウェブ会議の方法を併用した開催となりますので,よろしくお願い申し上げます。前回からの変更といたしまして,外務省の国際法局社会条約官である林さんが,手続の関係で前回,関係官として参加されておられましたが,今回からは幹事となります。ただ,林幹事は今日は御欠席と伺っております。
また,今回が初めての御出席となる関係官がお二人いらっしゃるということですので,簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。その場でお名前と所属を御紹介いただければと思います。
最初に,厚生労働省の石原関係官,お願いをいたします。
○石原関係官 厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課の石原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○大村部会長 どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして,法務省の横山関係官,お願いをいたします。
○横山関係官 法務省民事局付の横山と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○大村部会長 よろしくお願いいたします。
続きまして,本日の会議の配布資料の確認をさせていただきたいと存じます。
これは事務当局の方からお願いします。あわせて,この部会での調査審議に関する情報提供等につきましても事務当局の方から御説明を頂きたいと思います。
○志田関係官 まず,私から,事前に配布した資料の説明をさせていただきます。事前に全部で11の資料を送らせていただきました。一つ目が,法務省の「協議離婚に関する実態調査結果の概要」,二つ目が,法務省の「財産分与を中心とした離婚に関する実態調査結果の概要」,三つ目と四つ目が内閣府から提出いただきました男女共同参画会議の女性に対する暴力に関する専門調査会による「DV対策の今後の在り方概要」と「本文」,それと,「男女間における暴力に関する調査報告書」になります。また,外務省から四つ提出頂きまして,「児童の権利に関する条約に関する資料」,「児童の権利委員会の総括所見」,「日本における子の連れ去りに関する欧州議会決議の概要」,また,「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約に関する資料」の計四つでございます。さらに,厚生労働省から合計二つ,「養育費の履行確保等に関する取組事例集」と「令和元年人口動態統計の概況」を提出頂きました。最後に,最高裁から提出頂いた「子の監護に関する処分事件の事件動向について」になります。合計11の参考資料を事前配布し,また,会場では机上配布させていただいております。
これらの資料は,今回のヒアリングに直接関係するというものではございませんが,今後の議論の参考資料としていただくために配布しました。
○藤田幹事 続いて,民事局の藤田です。本日もよろしくお願いいたします。残りの配布資料について,御説明いたします。
まず,一つの束として,本日ヒアリングをお願いする皆様方から事前に頂いた資料を配布いたしております。これについては後ほどの御講演で,順次御紹介を頂きたいと思っております。
もう一つ,資料の束といたしまして,非公開資料とする机上配付資料を配布しております。今回の部会での検討事項につきましては,国政の方でも高い関心を持たれております。既に各方面で議論がされて様々な御提言・御要望が出されていることの一例として,各政党等から法務省に提出があったものにつきまして,御参考として提供する次第です。議論の参考にしていただければと思っております。
資料の取扱いですが,先ほど説明があった参考資料2につきましては,このまま法制審のホームページに掲載して公開します。ヒアリング講演者の資料につきましては,後ほど部会長から御説明があるかと存じます。また,政党関係の机上配布資料については,皆様のお手元限りとして,ホームページには掲載しないということにいたしたいと思っております。
非公開資料となる机上配付資料ですが,先ほど説明したとおり,法務省に提出された各政党等の提言書等となっております。具体的には,提出時期の順に,自民党女性議員飛躍の会,同党女性活躍推進本部,同党司法制度調査会,同党女性活躍推進特別委員会,同党母子寡婦福祉対策議員連盟から,それから公明党・不払い養育費問題対策プロジェクトチーム,同党女性委員会から,あるいは超党派の共同養育支援議員連盟から,それぞれ提言書等を法務省にいただいているということで御提供する次第です。
続いての事項ですが,先ほど部会長からあった,この部会の調査審議に関する情報提供等について,報告申し上げます。今回の部会の議論については各方面の関心が高く,お問合せ等を多く頂いていることに鑑み,法務省としても情報発信の工夫として,通常の議事概要と議事録の公表に加え,議事速報という形で,部会終了後速やかに日本語,英語の形で速報的な情報を発信することにしました。さらに英語情報の発信については,法務省の英語版ホームページを通じて紹介することで,海外の方のアクセスにも対応できるようにするといった発信の試みをこの部会では行っておりますので,お耳入れさせていただきます。
最後に,前回の部会では,法務省で実施した「未成年時に親の別居・離婚を経験した子に対する実態調査」につきましては,更なる検討・分析のために元データ,ローデータの提供が必要ではないかという御指摘を頂いたところです。これを受けて検討し,法務省から,更なる調査分析を希望される方にローデータを提供することとしました。部会の皆様にも是非御活用いただければと思います。
まず,事務局からは以上です。
○大村部会長 ありがとうございます。お手元の参考資料等,たくさんございますけれども,御確認を頂ければと存じます。
それでは,引き続きまして本日の審議に入りたいと思います。
本日は,まず離婚に伴う子の養育をめぐる実情を把握するために,ヒアリングを行わせていただきます。そして,残った時間を使いまして,次回以降の進行について御意見を頂き,意見交換を行うということを予定しております。
直前に藤田幹事の方からお話がありましたけれども,今回のヒアリングに当たりましては,その内容が個人のプライバシーに関する事項等を含んでおりますことから,お話しいただく参考人の方々の氏名の秘匿,あるいは匿名化,お話の際の資料の全部又は一部の非公開,さらに議事録の関係部分の非公開や要約等につきまして,お話しいただく参考人の方々の御意向に十分配慮しつつ,私の方でそのやり方につき判断をさせていただくという扱いにさせていただきたいと考えておりますが,よろしいでしょうか。
ありがとうございます。
○武田委員 親子ネット,武田でございます。配布資料に関して少し確認させてください。
1点が,配布資料目録の中にある厚労省さんの2-9,養育費の履行確保に関する取組事例という資料が事前配布されていると思います。これは別に今日でなくても構わないですが,同様の調査が面会交流でもないのかなと思います。もし存在するのであれば,是非次回,御提供いただきたい,これが1点でございます。
もう1点は,資料の取扱いでございまして,各与党さんから出ている机上配布目録及び中身の取扱いに関して,これは内容によっては既に公開されているものも含まれていると思っておりまして,今回非公開という趣旨,そこだけ教えていただければと。
以上,2点でございます。
○藤田幹事 事務局です。1点目の方は,おそらく厚労省さんの方で,お答えできる範囲でお答えいただくなり,御準備いただくのがよろしいかと思います。
2点目の机上配布資料の関係です。こちらは御指摘のとおり,一部は公表されているものもあるところかと思いますが,事務局としては,今回の部会での御議論は,まだ第2回目でこれからスタートするところでございます。各政党からの御意見等として提供いたしつつ,部会としては,正にこれから議論いただくという意味で,余りまとまった資料を公開するということで前提とは見えない方がよろしいかということで,御参考に机上配布させていただくのがよろしいかと思っております。特に御異論がなければ,そのように取り扱っていただければと思っております。
○武田委員 趣旨理解いたしました。ありがとうございます。
○大村部会長 ありがとうございます。
最初の御質問,厚労省の方でもし今,この場でお答えできることがあれば,お答えを頂ければと思いますし,後で打ち合わせた方がよろしければ,事務当局と厚労省の方で打ち合わせをしていただき,資料があれば出していただくということにさせていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。
○中野幹事 厚労省の家庭福祉課長でございます。お尋ねのありました面会交流に関する自治体の取組状況の資料,これは調べたものがございますので,次回以降,必要があれば提出をさせていただきたいと思います。
○大村部会長 ありがとうございます。武田委員,それでよろしゅうございますか。
○武田委員 はい,ありがとうございます。
○大村部会長 ありがとうございました。
では,資料につきましては今のような取扱いにさせていただきたいと存じます。
それでは,話は戻りまして,本日のヒアリングの具体的な進行等につきまして,事務当局の方から御説明を頂きます。
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