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【3分要約・読書メモ】目的ドリブンの思考法

ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「目的ドリブンの思考法」についての記事となります。

■著者

望月 安迪 Andy Mochizuki
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 テクノロジー・メディア・通信(TMT Division) シニアマネジャー
1989年生まれ。飛び級で大阪大学大学院 経済学研究科 経営学・金融工学専攻修了 経営学修士(MBA)
2013年、デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)に参画。経営戦略策定・M&A案件を専門とするStrategy & M&Aユニットにも所属し、長期ビジョン構想、事業戦略策定、新規事業開発、企業再生、M&A案件のほか、欧州・アジアにおけるグローバル戦略展開、大規模全社組織再編プロジェクトにも従事。

■まとめ

・"何のため”かわからないままにガムシャラに働いても成果は決して出ない。

VUCA時代では、過去の延長線上に未来はない。
創りたい未来像から現在に立ち戻り、未来像を実現する方法を「逆算する」。

「何のために?」という問いに対する答え、それが目的。

未来像を実現する方法を逆算する

・組織・チームの意欲や使命感に訴えかける共通善としての目的を挙げること。
組織を突き動かす強力な"WHY”を打ち出す。

→リーダーが掲げる目的がパワフルなほどリーダーとしてのパワー(権力)も高める。
※共通善:個人や一部の集団にとっての善ではなく政治社会全体の共通の善のこと

<目的ー目標―手段>をつなげて描く成果創出のストーリー

WHY:目的   成し遂げるべき目的
WHAT:目標 目的を成し遂げるために達成がひるような目標
HOW:手段   目標の達成に必要な手段

・目的があやふやになった時、「そもそもこの仕事は何のためにあるのか?」を改めて問う。

・目的を設定する際は、「できる/できない」ではなく、まずは、「~すべき」「~したい」というゼロベースからスタートする。
自分が腹落ちする目的を見出すまで「何のためなのか?」を問う。

・目的が「到達点」であるのに対し、目標は"中継地点(マイルストーン)”を意味する。

・「どのような状態・水準」を「いつまでに」実現するか。それを切り出すことが目標設定の基本。

・問題とは、目指す現状との「ギャップ」のこと。

・判断とは「すること」と「しないこと」を分けること。

・Fast alone, far together
早く行きたければひとりで行け、遠くへ行きたければみんなで行け

Plan for the worst, hope for the best
備えは最悪に向け、希望は最良に向ける

■感想

どこに向かっているのかがわからなければ、正しい努力ができない。がんばっているけど成果が出ない、認められない。そんな人におすすめの本。最初は、進むべき方向の違いはあまり気にならないが、進行していくとそのギャップは大きくなる。自分が何に向かって動いているのか?人生の羅針盤が必要。

自分のチームを持っているビジネスパーソンにはぜひ読んでもらいたい一冊。プレーイングマネージャーが多く、自分自身も業務を持っているため、目的、ゴール設定などしっかり考えないままに、日々の業務に追われているケースは多い。改めに、目標設定は、マネジメントに必要なスキルと実感する。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

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