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【3分要約・読書メモ】ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」についての記事となります。


■著者

佐々木典士(ささきふみお)
編集者/中道ミニマリスト
1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。
学研『BOMB』編集部、INFASパブリケーションズ『STUDIO VOICE』編集部を経て、現在はワニブックスに勤務。すべてを保存し、何も捨てられない汚部屋出身。2010年頃から、身のまわりのモノを手放し始める。2014年クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに、ミニマリズムについて記すサイト『ミニマル&イズム less is future』を開設。本書が初の著書。

【第1章】
なぜ今、ミニマリストが生まれたのか?

・ミニマリストの定義とは?
「本当に自分に必要なものがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」

・ミニマリストが生まれた3つの条件
①増えすぎた情報とモノ
②モノを持たないで済む、モノとサービスの発展
③東日本大震災

【第2章】
なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?

・「慣れ」という毒
僕たちはかなった願いに次第に慣れる。「慣れ」はだんだん「当たり前」のモノになる。「当たり前」のものに、最終的に「飽き」てしまう。

願いはすべてかなっているのに、この「慣れ」→「飽き」の仕組みがあるせいで、叶った願いに対して不満が募り、不幸を感じてしまう。だから別の「刺激」として新しいモノが欲しくなる。もっと大きい「刺激」としてより高価なものが欲しくなる。「刺激」の量を増やしたくて、物の数が増やし続ける。新しいモノにもすぐ「慣れ」→「飽き」、いつまでたっても満足できないから、また別の新しいものに手を出す。

・ビル・ゲイツは6回ご飯を食べられるか?
1万円の指輪と、5万円の指輪、30万円の指輪を手に入れた時、それぞれの段階で感じる喜びは大体同じ。人の感情はどこまで行ってもたかがしれている。モノの価格には限界がないが、「人の感情には限界がある」。

歓びの感情がどこまで行ってもたかがしれているように、肉体の限界も明確に決まっている。ビル・ゲイツのようなお金持ちになっても、胃袋の大きさは同じ。1日6回もおいしいごちそうは食べれないし、一日が25時間にもならない。

【第3章】
モノを捨てる方法最終リスト55!!

05:「捨てらない」のではなく「嫌」なだけ
人は現状維持を好み、ラクしたがる傾向がある。「そのままにする」のは行動ではなく現状維持でラクな選択をしている。

11:1年使わなかったものは捨てる
使っていないモノは捨てる。これはモノを減らすための鉄則だ。1年使っていないモノは、来年も、再来年も、ずっと必要がない。

20:永遠に来ない「いつか」を捨てる
いつか、何かに使えるかも思ってついつい保管してしまっているものが沢山ある。その「いつか」と思っている未来は永遠に来ない。

30:「買ったときの値段」のままで考えない
買ったときの値段のままで考えると、手放しずらい。どうしても高く見積もってしまう。他人の手に渡った時の、本当の値段を想像してみる。

33:熱く語れないモノは捨てる
「理由」があるものは自分にとって完璧なモノ。なんとなく選んだモノは捨てたり、買い換えられる対象となる。持っている理由が明確でないモノは、満足度も低い。

51:捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる
悩むのは、そもそも悩んでいるどちらの選択肢にも同じくらいの価値があるからだ。悩む時点で、どちらを選んでもほとんど同じ。モノを減らしたいなら、悩んだ時点で捨てる。

【第4章】
モノを捨て、ぼくが変わった12のこと

・時間ができる
・生活が楽しめる
・自由と解放感を感じられる
・人と比べなくなる
・人の目線を恐れなくなる
・行動的になれる
・集中力が高まる。自己に徹する
・節約だってできる。エコにもなる
・健康になれる。安全である
・人との関係が変わる
・今、ここを味わえる
・感謝できる

【第5章】
幸せに「なる」のではなく「感じる」

・「なる」のではなく「感じる」幸せ
「~になれば幸せになる」と話す人がいる。何かの条件を達成すれば幸せに「なれる」という思考。何か目標を達成して、その状態になっても、瞬間的になった幸せも、すぐに慣れて、当たり前の日常になる。

幸せは「なれる」ものではない。
幸せはその都度「感じる」しかない。
その習慣、瞬間に「感じる」しかできないのが幸せ。
そして人が経験できるのは「今」という時間だけ。
たった「今」、この瞬間の幸せを感じられない人は明日も明後日も、1年後も幸せは感じられない。明日も明後日も、1年後も訪れてしまえな「今」なのだから。逆に言えば「今」から、いつでも人は幸せを「感じる」ことができる。

■感想

四角大輔氏の「超ミニマル主義」、ミニマリストしぶ氏「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」とミニマリストの本を連続で読了し、この本に出合った。「超ミニマル主義」と「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」の間のような本。モノを減らすための具体的な方法「モノを捨てる方法最終リスト55!!」と、ミニマリストの思考やライフスタイルに関してもしっかり書かれている。

単純に整理整頓したい人やミニマリストに憧れるヒトだけでなく、自分の人生に対して不安を感じている人や、自分のことが好きになれない人などにもおすすめの本。行動になかなか移せないとき、やる気がないと思う人が多いが実は逆で、行動しないからやる気が出ない。本書を読み、「モノを減らす」という行動に移すことでやる気が出て、人生が変わるかもしれません。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

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