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【第2回】私立古賀裕人文学賞:結果発表


はじめに


……どうしてこうなった😇

応募を締め切って1秒、
真っ先に抱いた正直な感想です😇

今年始めたばかりでまだ赤ちゃんの古賀コン 。
旗揚げ公演でありました前回は奇跡的に10件を超える応募を頂き、しかもその全てがハイレベルであるという幸運に恵まれました。
そのハイパー作品パワーで多くの方に応援と拡散を頂いたお陰様で、今回は20件くらい来るんじゃないの~?1日で読み切れるかな~?☺︎
などと悠長に構えておりました。。

それが蓋を開けてみれば応募総数44件
(締切後到着も含めれば45件)
本当に予想していなかった数字なんです、これ。
こわい……こわいこわいこわいこわいこわい。

でもでも!!これもひとえに前回応募して下さった作家の皆さまのお蔭様様🙏🏻
古賀コンって素敵な作品が集まる文学賞なんだ、それなら自分も出してみようかなって多くの方に思って頂けたからこその結果だと思っております。
前回ご応募頂いた皆さま、そして今回ご応募頂いた皆さまにこの場をお借りして心より御礼申し上げます。ありが㌧。(かわいい)
古賀コンは皆さま一人ひとりの多大なる才能におんぶに抱っこでやらせてもらっております。

創作を志すみんなを応援したい!
参加して楽しいワイワイした文学賞をやりたい!

その初心忘るべからずの精神でもちまして、これからも開催運営して参ります。

最後になりますが、ひとつお願いをさせてください。
エントリー頂いた作品をより多くの方にお届けし、参加作家の皆さまのファンを一人でも増やす!というのがこの賞の開催意義でもあります故、ぜひこの記事と、そしてお気に入りの作品をSNSにてご拡散頂けましたら幸いでございます。
#古賀コンのハッシュタグを付けてお気に入り作品の感想や賞賛などをつぶやいて頂いたりすると、私も作者の方もとても喜びます☺︎
何卒よろしくお願い申し上げます…!m(__)m

それでは恒例の全作品講評に移りますわね!
どうぞ楽しんで頂けましたら本望につき、

ぜひあなたのお気に入り作品を見つけてね☺︎

Ⅰ. 全作品講評

テーマ:「アメリカの入学式」

【第2回】 私立古賀裕人文学賞:募集要項|古賀裕人🐸 (note.com)


①. 齋藤優 『祝福セゾン』

講評:1行目に触れた瞬間、全てが許された気がした。
齋藤さんは1時間で人の生涯を過不足なく描くことが可能であることを証明してくれて、私は作中の父親の立ち竦む姿の向こうに実父の背中も義理の父の頭髪も投影して良いんだと正しく思えた。
これは私の私設文学賞だから、私は私の主観で他者を認めることが許されていて本当に良かった、心からそう思った。第2回目をやって本当に良かった。すべてが報われました。ありがとう。。

②. 藤井佯 『星を胸に抱け』

https://yo-fujii.parallel.jp/2023/09/15/post-1542/

講評:めちゃイケのせいなのかな。
我々は「マサチューセッツ工科大学」と聞くと、どうしてもその名を口に出して響きと輝きを検分せずにはいられない。だからマサチューセッツ工科大学は世界で一番の大学になったのだし、我々は太古からそういう生き物だったし、だからきっと「ワシントンワシ成長アカデミー(WEGA)」もきっとワシ界一の学校になる。我々は食器を洗いながら「ワシントンワシ成長アカデミー」と声に出して、一人で笑って、「あーおかしい」と言って洗剤のついた手で目を擦ってしまう生き物なのだ。

③. えこ 『飴梨果の入学史記』

講評:菅田将暉の奥さんの名前が思い出せない。
もう30回くらい調べている気がする。
この作品を読んでいる時に感じる漫画感ってどこから来るんだろうと考えていたら丁度洗濯機がピーピー鳴ったので庭に出て洗濯物を干す。干しながらヤオコーに向かって歩いていくご近所さん達を眺めている内に、ああ俺って梨果ちゃんに対して現実をちょっとだけ超えた美しさを求めてしまったんだなと思った。できれば今夜夢に出て来て欲しいので寝る前にもう一度読む。
思い出した、小松菜奈だ。

④. 堀部未知 『カランドラテキサスジュース』

講評:ずっと何言ってんの???(笑)
また今回も一文も余さず全文おもろいんだもん。ナイツの漫才や高橋留美子のギャグ漫画に近いボケの手数な訳で、本気ギャグ回の忍たま乱太郎とタイマン張らせたら世界が地割れ起こしそうだもん。
でも彼らと堀部さんでちょっと違うのはボケの目的が笑いをとることではなくて「あなたにも心当たりがあるでしょう?」っていう問いかけそのものにあるんだと思うんだよね、私は。
「これ、あなたにも心当たりがあるでしょう?」ってさ、いや、ないのよ(笑)全然ない(笑)
最後の最後の、最後の一滴まで最高。
堀部未知ファンクラブ会長の座は誰にも譲らない。

⑤. 夏川大空 『スクールライフ五衛門』

講評:本物の銃を持っている人間って極僅かだと思うんですよね。
私たちは偽物の銃しか持っていなくて、どう振舞ってその銃を本物っぽく見せるかっていう、それが人生なんじゃないかという気がするんですよね。銃を買い替えた時の刹那的な興奮と虚像に心当たりがありしばし反省。五衛門みたいに行動できたら手に入ったはずのものをボタボタと逃がし溢しながら醜く這いずり回っている人生です。見ないで。

⑥. 飯田まりか 『カナ』

講評:これ、嫌な話だったな~。
150円だ200円だっていう小さい金額がどうこうってことじゃなくて、愚かな私たちが心から大切にしている相手とコミュニケーション不全に陥るのに必要な楔のその小ささと言ったら、ほんと嫌な話だな~。魂は細部に宿るじゃないけど、一生分かり合えない価値観の相違って実世界に表出される部分はほんと些細なんだよね。色々思い出してすごくつらくなりました。タイムトラベルしたいです。

⑦. いんすら 『アナザー・ライフ・オン』

講評:希望してない方の奴が夢に出てきちゃう。
イーロンの持つギャグ性ってやっぱりあの狂気的な素敵な笑顔だと思うんですよね。あんなニコニコしてる人いないもんね。あの究極的な口角があるからこそそれが胴体から離れていく姿が可笑しいのだし、長濱ねるのこと考えたいのにイーロンが邪魔してくるんだよね。俺は不良になったアメリカの長濱ねるが見たいんだよ。でもその手前にずっと笑ってるイーロンが居るんだよな。ほんと余計なことしかしない男(笑)

⑧. 渋皮ヨロイ 『鍛錬』

講評:最後の最後で登場人物の属性が分かってクスリと笑えるというのは活字の長所のひとつですよね。
場面設定的には2人の掛け合いで展開していけるコント仕立てなんですが、実際にやってみると初手から属性が丸分かりでオチがつかなくなってしまうという。
じゃあそうなった場合はどう片付けるか……そのパターンを考えるだけでひと晩中、美味い酒が飲めるんですよね。平日の夜って空いてます?

⑨. 崇期 『コメディ小説:アメリカの入学式』

講評:なんなのこのイライラする話(笑)
35年間生きて来て、未だかつてこんなにも「早く書類の場所が知りたい」という欲望だけに支配された濃密な時間は無かったね。書類の場所が知りたいがために読み進め、書類の場所が知りたいがためにスクロールして、結局最後まで分からんのかい(笑)
こんな気持ちになったのはカフカの『城』以来ですよ。

⑩. 化野夕陽 『桜虫』

講評:子どもの頃は身近なものだったのに、気付いたら私の意識から消えていたものたち。
桜虫はその中でも間違いなく1軍スタメンのスタープレイヤーだった、ということにびっくりするくらい今気がついた。すっかりさっぱり忘れていた。黒っぽいやつで、落ちたものを踏むと黒ずんだ体液が滲むあれでしょ?幼稚園の手前の坂道に2兆匹は居たもん。
どうして忘れていたんだろう、、
いつから見なくなったんだろうって、あっという間に内省に引っ張り込まれるから小説って恐ろしいのよね。
まだ冬も来ていないのに春が待ち遠しい。

⑪. 小林猫太 『アメリカ帰りの男』

講評:これは本当に不可抗力なのだが、本文中の「ロス、エインジェルス!」「アイドンウォンチォアフリーダム」「ボーーンインザユエッセー」という発音ボケの連打を食らいながらスクロールしていった先に猫太さんのプロフィール「しょおせつをかきます」があって、その合わせ技にずっと笑ってしまったwwwごめんなさいwwwふひwww
反省しています。

⑫. … 『北緯19度物語』

講評:あなたはこういうのも書けるんですか?(笑)
まじでどこの誰なの??前回の詩を読んだ時も思ったけどたぶん私の生き別れの双子か何かですよね…??(笑)
子どもの頃から自分の頭の中を流れている映像と同じものを見ている人が自分以外にも居たんだ!という驚きは、ある意味では読書最上級の醍醐味ですよね。それは書いてくれなきゃ分かる訳がないし、読まなきゃ出会うはずもなかったもの。書く人が居て読む人が居てここが金星の南極。うそ、埼玉。

⑬. Yohクモハ 『アジアンウーマン』

講評:めちゃくちゃかっこよかった。
背筋が伸びた女ってやっぱかっこいいね。心の背筋ね。最近身体はピンとしているのに心が猫背のやつ居るね。気高さってどこから来るのかな?結局私たちの魂の輝きってやつには置かれた環境も周りの人間も関係ないんだという気がするんだけどね。失恋してもそれを正面から消化できていなくても引き摺っていても気高さだけは失わない、そんな生き方って純粋に憧れる。でも私はしけたポテチ大好きw

⑭. ki  『くらげの骨』

講評:なぁぜなぁぜの用法でこんな奇天烈な例ある?(笑)
汎用家事ロボットを妻モードに設定して擬似的な結婚生活を楽しんでいたが、自分の意識もAIであることが発覚し、使役していたはずの妻ロボットにデータを消される夫「なぁぜ?」
くっそwwwww
なぁぜじゃねーよwwwwwwww
いいかげんにしろwwwwwwww

⑮. 粉。 『【エッセイ】フリースタイル感情』

講評:無職のラッパーが古賀コンにエントリー。
私も人生で唯一やっときゃ良かったなぁと後悔しているのが結婚式でね。披露宴じゃなくて、お式の方。神の前で「誓いまぁす!」ってやっとくべきだったなって、思ってるのよね。だって誓ってないからこうなってるわけだから。
病める時は寝てるしさ、健やかなる時は飲みに行ってるもんね。
あの時借金してでも誓っておけばって、もしかしたらもっと違う人生だったんじゃないかって、そう思うんだよな。何が?

⑯. 比良岡美紀 『アメリカの入学式』

講評:インサイドヘッドって映画あるじゃないですか。かなしみが可愛いやつ。
時雄と典之がいつも頭の中に居て、比良岡さんの創作の実働隊を担ってるんじゃないかって想像したら、可笑しくってニコニコしてしまったw
典之の脚本家気質の猪突猛進具合を見ていたら学生時代の記憶が蘇って来た。あの頃は芝居談義が熱くなりすぎて殴り合いになるなんて茶飯事で、あの熱量でいま仕事したらどうなるんだろうって思うけどもう階段の上り下りも辛いもん。膝。どうにかならんかね。

⑰. 憚譚之傍見 『アメリカの入学式』

講評:私もやってみたくなった!
マイクロノベルというんでしょうか、1ツイートで完結できるミニ小説でのエントリーでございました。一番のインパクトは映像喚起力の高さ。たった140字で世界を作るのってめちゃくちゃ難しいと思うんですよね、というのもあるし、それ考え始めたらなんで俳句はあんな情報量多いの?というのに驚くし、やっぱり言葉って面白い。

⑱. 津早原晶子 『鳴るセピア』

講評:これはwww
こんなことを言うともしかしたら万が一には失礼かも分からないんですが、こんな可笑しなことを四六時中考えている人がこの世界には居るんだと思ったら何だか生きるのが楽しくなりましたよ。
道行くあの人ももしかしたらこんなことを考えているのかな?
目の前に座っているこの人も、もしかしたらあんなことを考えているのかな?
そんな風に思ったら、死ぬまでにできるだけ多くの人と知り合って、できるだけ多くの人と色んな話をしてみたいなって。
どうするんですか。生き方変わっちゃったよ。

⑲ . M☆A☆S☆H 『Amerika ist wunderbar』

講評:声に出して読まねば失礼というものでしょう。
言葉にエネルギーがしこたま込められた、それでいてユーモアと遊び心に溢れた詩には私自身馴染みが深いのですが、最近のインターネットやSNSではこのレベルのものをお見掛けしていなかったので素直に興奮をしてしまいましたwめちゃくちゃ熱かった。劇場で演りたいですね。
全然関係ないですけどドイツに居た時に毎日同じパン屋さんでプレッツェルを2つ買ってたんですが、そこのおばちゃんが全然英語分かんなくて。それでクラスメイトに聞いたら「プレッツェル指さしてツヴァイって言えば良いよ」って。それで2だけは分かるんです。1も3も分からないけれど。

⑳. 紙文 『イエス・ウィー・キャン』

講評:ほんとうるさいw
夜中も夜中の23時50分。
嫁も娘も寝室で寝ていて、俺はリビングでちっちゃく洋楽ポップスBGMを流しながらこないだ中華街で買ってきた重慶飯店の月餅を齧りつつこれ読んでたんだけど、「で」「き」「る」から笑いが止まんなくなっちまって寝室から「う」「る」「せ」「え」が飛んできちゃったよ。
まったくもう💨
離婚したら責任とってくれんの???

㉑. 不破安敦 『夜の声』

講評:久々のハードボイルド。
いつでも尻ポケットに大沢在昌。そんな青春時代を思い出しましてね。
冷静に考えてみれば今の自分にはこの何クソ!というハングリー精神が絶望的に欠如している気がしてきて、やや気が滅入った。
足りねえ、こんなもんじゃねえ、って気持ち、どこ行っちゃったかなぁ。
親に学費出してもらってた俺が言えたことじゃねえけど。クソッ

㉒. 虹乃ノラン 『アメリカの首席にまつわる様々な事情』

講評:本当に偶然なんですが、たまたま私にも入試主席になって学科長にお呼ばれした経験がありましてね。(唐突に始まる自慢話)
この3人のドキドキとした、しかし自尊心に満ち満ちた心持はとても身に覚えのあるもので、とても懐かしくそして誇らしく思い出しました。
しかしこの3人が幸運だったのは自分と同じ点数が自分の他に2人も居たということ。青春はやっぱり切磋琢磨ですよ。
アメリカをアメリ科にすることでおフランステイストにしたのは発明でしたね。ハンバーガーが並ぶ棚にマカロンを忍ばせることに成功。

㉓. 加藤明矢 『ストロングガールズ』

講評:クソ女が丁寧語で一人語り、たまりません。
最初は翻訳感を出すために丁寧語にしているのかな?と思いながら読んでいたのだけれど、段々とこのクソ女のクソ感が丁寧語によって増長していく気配を感じて、後半はこちらもカップケーキの効果を食らったような気分に。「正しさは私の内側にある」、嫌だね~(笑)
娘に英語習わせるのやめます。

㉔. 藍笹キミコ 『アメリカに入学式』

講評:これはアイデアが本当に大好きで、「短歌来い!短歌来い!」と思っていたから余計に構成が面白うれしくて夢中で読みました。
作中の人物たちが真面目にやればやるほど可笑しさというのは増幅するもので、今回は作中でかなりしっかりと歌くらべをするわけなんだけど、ただの解説さえも面白くなっちゃって。
「短歌は盛大な節目の日でなくても、ちょっと違う日も、日常もスペシャルに切り取ってくれる」と、まさにその通りだよね。
短歌にその力があるからこそ成立したユーモア、お見事でした。

㉕. ししゃも 『親友』

講評:会社の先輩がいつも嫁さんの悪口を言っていてね。
家では奴隷のように家事をやらされ、給料は全部巻き上げられ、たまに口を開けば罵詈雑言の嵐。離婚調停もしていると。そんなことを毎日毎日愚痴っていた先輩がある日急に言ったんだよね。
「2人目が出来たから育休取る」って。
ちょっと待ってよって。あんなに毎日毎日愚痴聞いてやってたのに、お前やることやってたんかいって。やってたんかいって。
こっちは目がポロッと落ちたね。目がポロッと落ちたって何??

㉖. 乙野二郎 『ヒットエンドラン』

講評:使いつぶされる人間の生きざま。
魂っていうのは一生懸命にやるのか手を抜くのかでその輝きが決まるのに、人間社会ってやつは結果の出来不出来で人を評価しやがる。
心だけは誰にも譲れないぜという気持ちでは私も居るのだけれど、日常に忙殺される内にいつのまにか舵取りを他者に委ねたりしていて。
とりあえず一度立ち止まって、一生懸命準備体操するところからやり直しましょうかね。

㉗. 只鳴どれみ 『アメリカの入学式』

講評:前回遅れてやって来た天才が今回はちゃんと間に合いました。
始まってすぐにピンときましたよ、ふざけた調子で人生を描きにきてるなって。ええ、完全に把握させて頂きましたよ。入学が決まっているのにやり方が知らされてない、そんな理不尽だけが私たちに唯一与えられた平等なんですよね。
そして学ックス。やっぱり人生は学ックスがなけりゃあ。誰でも良いから学ックスしてくれないかな~と思っていたらやっぱりどれみさんが真っ先に学ックスしてくれたし絶対してくれるって信じてた。
申し訳ないけどこれは後夜祭で音読させて頂きますからねw

㉘. 松原凛 『かいじゅうのダンス』

講評:今回のテーマでこの内容を思い付く感性が素直に新鮮で。
読んでいる最中、とってもリアルに触れている気がして、もしかしたら松原さんの人生に何か関りのあるところの属性や性質が割とピュアに反映されているのかもしれないなと感じた。
自閉症だとか年上好きだとかいう情報は足元に添えてある程度のもので、読後の眼前には可愛らしいダンスの軌跡と素敵な装飾のきらめきだけが残った。

㉙. 日比野心労 『中学年期の終わり』

講評:根っから明るい。
植民地化されたアメリカがアメリカを取り戻しそして宇宙へ、という壮大さに反比例する(良い意味での)バカバカしさは、日比野さんの根っからの明るさによるものなんだろうなと思った。
もちろん明るさというものは表出行動であるので、内面が明るいかどうかは全然分からないし知りようもないし大した問題でもなくて、ただひとつ間違いないのは、私たちが日比野さんの明るい作品に元気を分けてもらってるってことです。明日も頑張れる。

㉚. のも 『クリーナー 〜序章:「花井まひろ AV女優」で検索するやつは友達〜』

講評:さすがプロのライター。おみそれしました。。
だって「花井まひろ」で検索するとこの作品が一番上に出て来るんだもんw完全に花井まひろSEOを掌握してますやんw
小説を読んだあとの人間の行動を意図的に誘導するのって上等な技術であるはずなんだけれど、、、汗
というか「いつも妻がお世話になってます」のメッセージを添えてこの作品送りつけてくんのズルい!次に奥さんに会う時、絶対笑っちゃうもんw

㉛. 海音寺ジョー 『アメリカの入学式』

講評:男の良くないところがきちんと出ちゃってる。すごい出ちゃってる。
私たちってこれやっちゃうんですよね、まるでプライベートに不満があるようなフリをして職場の美人に話を聞いてもらうやつを。
そのためだけに働いていると言って良いし、そのためだけに妹の嫌な所を一生懸命さがしているまである。金銭的負担も不愛想さも犬の抜け毛もクーラーの温度も、メイちゃんが居なけりゃあ特に気になるような事柄じゃあないのだもの。
全部、メイちゃんのせいなんだよね。
どこで会えますか?

㉜. ら 『ばかやろう』

講評:誰にも言えないことを書くのが創作の出発点だったことを思い出させてくれました。
私も昔は本名でSNSをやっていて、でも塾の講師を始めてしばらく経った頃、生徒の親にアカウント見つかっちゃいましてね。生徒の親が見てると思ったら迂闊なこともう書けないじゃないですか。
それから言いたいことはペンネームで言うようになりました。懐かしいな。
いま私のことを本名で呼ぶのは家族だけです。
打ち明け話をしてくれてありがとう、嬉しかったです。

㉝. 草野理恵子 『国旗になる』

講評:申し訳ないけれどこのうさぎは俺です。
絶対に俺です。いいえ私です。まさか!僕に決まってる!
そんな取り合いの諍いの言い争いを誘発する危険性を秘めた詩だった。
詩を読んでこれはまずいな、危ないな、行ったら帰って来られないなと思ったのは朔太郎以来かもしれず、別々の人生を歩んでいるはずの俺と私と僕の奥の奥の奥の院に仕舞われている一番柔らかい重箱の隅を刺激するのは危なすぎるのでやめて下さいw
この詩は一人でこっそり読みたいんですから。
誰にも渡しません。

㉞. げんなり 『相撲の袈裟固め』

講評:「こんな女いねーよ」だけが俺たちの魂を救うのだ。
そもそも現実に居る女なんか創作に求めていないのよ現実に居るならそのまま抱けば良いんだから。
俺たち、あえて俺たちと言うが、俺たちが創作に求めているのは現実には居る訳もねえ馬鹿みたいにふにゃふにゃとしてて馬鹿みたいにクリクリしてて馬鹿みたいにきゃぴんと首を傾ける馬鹿みたいな女なのよ。それ以外に興味はないのよ。
会いたい、話したい、見つめ合いたくてごめん。
生まれて来ちゃってごめん。
俺のでもねえ、お前のでもねえ、俺たちの白川に敬礼。

㉟. 入谷匙 『入学式の流れ』

講評:m&m'sはピーナッツバター派でした。
最近見かけなくなっちゃったけど私はピーナッツバター派でした。たしか青い袋だった気がするんだけど違ったかな。違ったらごめんね?
クラスのガキどもがハッピーターンの白い粉でガンギマりになっている横で自分はお前らより大人だぜみたいな顔してm&m'sのピーナッツバターを貴族みたいな上品さで食べていたのが私です。
「アリスにプラスになるようなことを書いてあげたいな」というのが良いんだよね。このセリフがあるから画面いっぱいに溢れる色彩の嵐をポジティブに受け取れて余韻までしっかりと楽しめた。

㊱. ハギワラシンジ 『ラーメンの入学式』

講評:ほんとバカwww
これまでにも面白くて声出して笑った作品はいくつもあったけど、床にひっくり返って涙流しながら笑ったのはこの作品。
これ、もちろん時間をかければある程度の人には書けるモジりやオマージュだとは思う。じっくり考えれば、出る可能性はある。
でもこれを1時間で書いたってことは、皆さんも感じたでしょ?完全に異常ですよ。完全に狂ってる。だって毎日毎日朝から晩まで年がら年中こんなことばっかり考えてなきゃ書けないもん1時間では。これがスラスラ出て来る、「あっきぃ@ラーメン&ワンコ大好っきゃねん」が脊髄反射で出て来るって頭悪すぎるのよwwwくっそwww
仕方がないので賞を一個増やします。
そう思わせてくれた作品でした。さすが前回王者。

㊲. ケイティ 『US SUMO 入学式』

講評:走馬灯ネタは五条オタを一生苦しめるのよw
丁度タイムリーというかね、五条悟vs宿儺の決着がついたとかまだついてないとかいう怪情報が流れて来たタイミングだったからその対比でWatがね、よりクッキリとした輪郭を保ってしまって。
ウェンツなんかただでさえクッキリめなのにこれ以上クッキリしちゃったら大変よ?テレビ戦士だった頃から見てるんだからこっちは。
テレビ戦士と言えば生田斗真なんだよな俺の世代は。
昔からかっこよかったんだけどね、気づいたら瞼が二重になっていたよ。番組内でバンドとか組んじゃったりしてね、ちょっと憧れたな。。
てかなんで生田斗真のこと思い出してんだろ?死ぬの俺?

㊳. 折羽ル子 『訓示(アメリカの入学式)』

講評:ついに漫画が参戦!!!
いやー、嬉しいですね。本当に感謝がすごい。心からではなく身体全体から感謝が湧いてきます……!(毛穴の分だけ感謝がある)
古賀コンは異種格闘技戦的な楽しみ方も目指しているイベントなので、こうして小説・エッセイ・詩・短歌に対して漫画界からも挑戦を頂けると本当に盛り上がりますね。
今回は1コマ漫画。でありながらも、構図に奥行きがあり手前にオチを配置してあるので実質2コマ+小ネタという感じでしっかり読者(私)の視線を誘導して長い時間楽しませてくれました。
狼のような姿の教官の描き込み&迫力、若者3人の勢い、うさちゃんの可愛さ、1時間でどこを重点的に描くか絶対に悩んだはずだと思いますが、結果的に最高の配分でフィニッシュ出来たのではないでしょうか。Tシャツにしたいです。(ガチ)

㊴. 宮月中 『プラヌラ』

講評:物語に触れるという体験を思い出させてくれました。
子どもの頃、実家の本棚には世界の名作小説シリーズみたいなものが沢山並んでいて、上級生の暴力に怯えていた私は放課後遊びに出掛けることをせず家で本ばかり読んでいました。
十五少年漂流記だとかモヒカン族の最後だとか宝島だとかモモだとか車輪の下だとか、その時に読んだ物語たちのディテールはもうほとんど忘れてしまったけれども、無意識に拾い上げた物語の本質は今でも心のどこかにそっと仕舞われていている実感があるんですよね。
そしてそれは説教臭いセリフでも馴染のない名前でも大どんでん返しが待っているダイナミックな構成でもなくて、ただ淡々と描かれる情景描写を伝って私の中に軽やかに入って来たような気がするんです。
『プラヌラ』は物語と人生の交点が生まれる体験を本当に久しぶりに届けてくれました。

㊵. 美咲 『あの人へ』

講評:女子の11歳は男子の41歳なんだよね。
うちの娘はいま5歳だけど、35歳の俺とほぼ同じかちょっと俺より上くらいだもんね。ちょうど30個違うんだよね。
11歳にして大人に呆れて意識から除外するというのはおませだ。男が50歳を過ぎてようやくやれはじめるかどうかの行為だもの。
男はといえば大人の女に裏切られたら一生その女を追いかけまわしてハァハァ言ってるだけだもん、基本的にMだしちょっと救いようがない。
俺だって芸人たちが後輩連れて沖縄旅行に行くのは女遊びするためだって初めて知った時すごいショックだったよ。海が好きなんだと思ってた。(ピュア)

㊶. 吉田棒一 『スクールレポート』

講評:最終的にマイケル・ドメストが一番ヤバイんだよww
異常とは何か、異様とは何かと考えたら、それは当然「みんなと違う」ってことが出発点な訳で、フリの為に置かれたただの地蔵であるところのマイケル・ドメストが結局のところ最後まで舞台の中央に仁王立ちで残ってた。
こんな荒くれ者たちだけがあつまる世紀末高校に元生徒会長で両親が警察署長&教員のエリートがたまたま入ってくる訳がないし、そうなってくると色んな妄想が広がるよね。私の推し展開はベタだけども荒くれ者どもを調教&掌握して将来巨大な犯罪カルテルを構築しようとしている説だな~。
Netflixさん、よろしくお願い致します。

㊷. ナナシロ 『ハルシネーション』

講評:ミスターイトウのクッキーが好きです。
カントリーマアムもステラおばさんももちろん美味いんだけど、私は結局ミスターイトウなんだよね。昔はズラーっと一列になってたけど、最近は半分ずつに仕切られてて、ピタッと密閉してあって。
もちろん合理的に考えればあの量を1日で食べきる人はあまり居ないのかもしれないし、乾燥を防ぐような機構になっていた方が喜ぶ人は多いのかもしれないけれど、ぶっちゃけ私は一列一気食いしちゃうんだよね。
湿気る可能性があるのと実際に湿気るかどうかは別であるように、我々は機械と手を取り合うことで自由を手に入れる層と不自由さに縛られる層に分かれていくのかもしれないなと、そんな予感がしたね。

㊸. 上雲楽 『ハローアメリカ!』

講評:アメリカとは何なのか、やっと分かりました。
これまで42作品読んで来て、そういえばアメリカのアメリカたる所以をここまではっきりと明文化したものは無かった(あったかもしれないが主題ではなかった)(かと言ってこの作品の主題がそれだという意味ではない)し、そういえばそうですよね、という爽やかな気持ちで全ての思索と行為をスッと受け入れることができた。
読みながら頷きとニヤニヤが止まらず、「ごめんアメリカした」ではさすがに声出してわろたw
人間、やっぱり生き方の補助線は必要だよなと素直に確認できた。
騎乗位は騎乗位なんだなと思った。

㊹. さかさきかおる 『月曜日』

講評:泥酔している奴は決まって「酔ってない」って言うんだよね。
ということは、私はいま「酔っていない」という自意識がある訳で、それを口に出せば客観的には泥酔している可能性がある訳で。
確かに一昨日の晩御飯も思い出せないし、なぜやりたくもない仕事を朝から晩までしているのか論理的に説明できないし、片付けたと思っていたカバンがリビングに転がっているのに心当たりがない。
洗濯物を取り込んでいる時なんかに夕日を眺めているとどこからどこまでが自分の人生なのか良く分からなくなるし、10年も20年も前のことを急に昨日のことのように思い出すこともある。
いま手に持っているマグカップから伝わってくる熱は現実のものだとは思うけれど、触覚さえも電気信号であるだけのものならば私は何を頼りに現実とそうでないものを区別したら良いんだろう。
ここで妻を抱きしめて自分の存在の輪郭を愛で確かめられたら良かったんですが、私が夕飯時のクソ忙しい時間帯をこの講評作業に当てているのにブチ切れていて口をきいてくれません。どうしよう。幻であれ。

幻の㊺. いみず 『アメ・リカの入学式』

前回も2作品ほど〆切時間に間に合わなかったものがありましたが、今回も悲劇が……涙
いみずさんの『アメ・リカの入学式』、この作品は残念ながら正規選考にはかけられませんが、それでもこうして皆さまにご紹介したくなる最高の作品でございました。
不思議なもので、前回もそうだったんですが、最後に読む作品って私の心をスッと整えてくれるんですよね。巡り合わせの不思議。
色んな作品を読んで様々な感情が出たり引っ込んだり暴れたり泣いたり笑ったり叫んだりしてささくれ立っていましたが、いみずさんのおかげで人間に戻れました。
本当にありがとう、書いてくれて大好きです。
次回は絶対間に合って下さいね(真顔)

以上45作品、エントリーして下さった全ての方に感謝致します。

Ⅱ. 各賞概要

【第2回】私立古賀裕人文学賞では以下の通りに4つの賞を用意しました。

「最優秀古賀賞」
・最優秀作品に与えられる賞で、今回の優勝作品です。
・嘘偽りなく真っ直ぐに私の胸を打った作品に授与します。
・読んで魂が震えたか、それだけで決めます。

「裕人賞」
・優秀作品に与えられる賞です。
・私の文学的琴線に触れた作品の中から、
・特に言葉や文章の魅力を重視して選出します。

🐸賞」
・優秀作品に与えられる賞です。
・私の文学的琴線に触れた作品の中から、
・特に構成や着眼点の面白さを重視して選出します。

「破壊王」
・優秀作品に与えられる賞です。
・私の文学的琴線に触れたかはさておき、
・最も深刻に私の大切なものを破壊したユーモア作品を選出します。

前回から応募作品が4倍に急増したこと、また応募を受けた全ての作品が本当に素敵な作品ばかりであったため、優秀賞をひとつ追加致しました
分かってくれるよね?(圧)

また、前回も申し上げた通りこの賞はあくまでも私個人の趣味嗜好によって、その場その時に最も心打たれた作品を選択するものであります故、決して各作品の優劣を判定するものではございません。
そこのところ、よろしくご理解ご容赦頂けましたら幸いですm(__)m

では……
結果発表ぉ〜!📣(クソデカ浜ちゃんボイス)

Ⅲ. 受賞作品発表

【第2回】私立古賀裕人文学賞、受賞作品は以下の通りです👏👏👏


■最優秀古賀賞:

   齋藤優 『祝福セゾン』

■裕人賞:

   宮月中 『プラヌラ』

■🐸賞:

   草野理恵子 『国旗になる』

■破壊王:

   紙文 『イエス・ウィー・キャン』


わーーーッ!!!👏👏👏

受賞者の皆さま、おめでとうございまーーーす!!!👏👏👏

「最優秀古賀賞」には、齋藤優さんの『祝福セゾン』を選ばせて頂きました!
触れた瞬間に完全に意識が別空間に飛んでました。
それは没入感やリアリティという言葉では説明の出来ない感覚で、私は齋藤さんの創造した世界に完全に土足でお邪魔していて、いま目の前で起きている出来事を一切の疑いなく鑑賞することを許されました。
それは齋藤さんにとっての本当のことが書いてあったからだと思うんです。そして本当のことの顕在化を阻害する要因が一切なかった。
実際その仕掛けは意図的に行われたものだと確信しているんです。だって前回とちょっと違うもん。完全にチャンネル合わせに来てるもん。そんな古賀コンへのアジャスト力にも感服致しました。
迷いなく大賞です!本当におめでとうございます。
将来齋藤さんがこの賞を自慢できるように、これから頑張って大きくしていきます。

「裕人賞」には、宮月中さんの『プラヌラ』を選出致しました!
この作品は私にとって本当に大切な作品になりました。。
学生時代に本を読みすぎていよいよ不感症気味になってしまっていた私だったんですが、『プラヌラ』を読んでいたら、夜通し夢中で活字を追いかけていたあの頃の感覚がふらっと帰って来たんです。実際もうダメかとほんとに思ってたんです。書いてくださってありがとう。。
きっとこれから何度も何度も読みます。
宮月さんにとっては1時間で書いた企画モノかも分かりませんが、私にとっては何物にも代えがたい大切な作品になりました。宮月さんも『プラヌラ』を気に入ってくれていたら嬉しいな。
ところで近所にスタバある?

🐸賞」には、草野理恵子さんの『国旗になる』を選出致しました!
かわいいうさちゃんを主人公に据えてギンギンに美しくそしてねっとりとした生命力でもって見事に生命の輝きを描き出してくれました。
詩としても読めるし短編小説としても読めるし両方の良い所おいしい所を上手く使った構成だな~食いしん坊だな〜というのが🐸賞決定の決め手だったんですが、とにかくグロテスクをぎりぎりのところでピュアに描くのが上手。直視したくないものを指の間からこっそり見させる天才で、そしてこの詩を装飾する額縁までこだわっているイメージが伝わってきてえろい。
これからもX(Twitter)で毎日のように投稿される詩を楽しませて頂きますね。ぜひ次回もお時間ありましたら…!
ところで近所にスタバあります?

「破壊王」には、紙文さんの『イエス・ウィー・キャン』を指名します。
この作品はその類まれなるワードセンスと他の追随を許さないバカバカしさでもって静まり返った深夜の1LDKで私を死ぬほど爆笑させ当夫婦間に離婚の危機を招聘致しました。
私と妻の幸せで温かな陽だまりのような日常を見事に破壊したことを讃え、ここに「破壊王」の称号を授与致します。おめでとう!!
ところで近所にスタバあんの?

以上、改めまして受賞者の皆さま本当におめでとうございますです!👏
こんな賞で恐縮ですが、もし喜んでくれたら嬉しいな☺︎

とは言えまだまだ語り尽くせぬ各作品の魅力&魅力ーーー
だからやっぱり、、、
📢< 今回も後夜祭を実施しますヨ~!!!

9月26日(火)20時~、X(Twitter)スペースにて講評&振り返りトーク会を実施致しますのでぜひ聴きに来て下さい…!!

Ⅳ. #古賀コン2後夜祭 @Xスペース

日時:2023年9月26日(火)20時00分~
場所:古賀裕人のX(Twitter)スペースにて
テーマ:第2回私立古賀裕人文学賞講評&振り返りトーク
このnote内に書き切れなかった各作品への想いを語らせて下さい。
聞き専大歓迎!もし一緒に話してくれる方はぜひ上がって来て下さい☺
ワイヤレスイヤホンの充電が切れるか夜が明けるまでまでやります。

閉会の言葉

ここまでお読み頂いたファニー&クールな皆さま、ありがとうそしてお疲れさまでございました。

前回かなりラフに始めた古賀コンだったけど、自分なりに熱い理念を持って取り組んではいたので、こうして応募が沢山届くようになってくれてとっても嬉しいです。

「他人に嬉しい趣味を作りたい」

そんな想いが古賀コンの出発点なので、これからも皆さんに喜んで楽しんで興奮してもらえるような企画にできるよう一生懸命やっていく所存だし、しっかり大きくしていかないと受賞者さんが胸張って自慢できないもんね。

でも、今回も皆さんの作品を読んだ人たちがきっと興味を持って下さるはずだし、毎回ちょっとずつ応募作が増えてくれるはずと確信してます。
だって多くの人の心を打つパワーを秘めた作品ばっかりだもの。
さすがに今回は出来過ぎだったけれど…😇

さてさて古賀コンは年4回開催を目標にしておりますので次回は本年12月頃になりますかね、古賀コン3を開催します。

私立古賀裕人文学賞は、過去の受賞者の皆さまを含めどなたでも何回でもご参加頂けます。
ジャンルフリー、NGなしです。

「1時間で書き上げた文章、優勝したら1万円。」

あなたの1時間を私に下さい。

ではでは👋

#古賀コン #古賀コン2

主催者プロフィール

古賀裕人(こがひろと)

1988年生まれ35歳 
うお座 B型
183cm 83kg
既婚 子有
東京生まれ東京育ち
さいたま在住さいたま最高
もう東京には戻れない

シンデレラのドレスを姉2人が破いたのがショックすぎて1週間寝込んだ男。

X(Twitter)
古賀裕人🐿️➰ 𝕏(@koga_hiroto_13)さん / X (twitter.com)

豆ばっか食ってる。


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