「🌻夢見る小学校」を観て～自由・夢中・そして強い気持ち～

「夢見る小学校」の自主上映会に参加しました。
一日の出来事を雑多に書いていこうと思います。

午後からサボろう！計画

今日は平日のなんでもない日でした。
せっかく自由な学校をテーマにしているので自由な気持ちで観に行きたいと思い、有休をとっていました（本当にサボってはいない）

天気も良く午後から自由な身となるため、朝からウキウキしていました。
場所は千葉県の一宮です。サーフィンで有名なところです。
田んぼや雑木林や民家を眺めながら公民館まで車を走らせ、初夏の心地よいドライブを満喫しました。
（他の人が仕事してると思うとまた気分爽快♪）

神社にお参り、それだけ

会場である公民館の近くに玉前神社がありました。看板が入口こっちと指しています。多少時間があったのでお参りしようとフラッと立ち寄り。
実はここ、出雲大社や富士山ともつながっているというレイライン上にある超有名な神社なんです。そんな有名神社をササっと5分くらいお参りだけして帰るという…。サイフの中で一番光ってる硬貨をお賽銭にしましたし、ちゃんとご挨拶してきたので大丈夫。

玉前神社は聖地を結ぶレイライン上に鎮座！女性を守護するパワースポット【千葉県一之宮】

さて「夢見る小学校」を観る

会場で運営の方若い女性３名おり、なぜ開催したのかを聞いてみたところ、オルタナティブスクールを開校するのでその説明を兼ねてとのこと。やはり教育に関わりたいという強い気持ちがあったのですね。

なぜ私がこのタイミングで観に来たかというと、単純に「自由な学校」がどんな様子か見たかったからです。
今の学校教育を変える必要は承知しているので、なにをどのようにしたらいいかのヒントをもらえるのではないかと考えました。
また、うちの学校（または地域など）で自主上映の可能性やその必要があるかを確認したかったのもあります。

※映画紹介はサイトをご覧下さい。学校教育について自由な学びと子どもたちの様子を描いたドキュメンタリーです。
映画は劇場公開されたあと有志による自主上映会が催され、全国各地で今も続いています！
https://www.dreaming-school.com/child_first_school/

夢みる小学校　ミライの「公教育」がここにある。希望あふれる”教育変革ドキュメンタリー”。

学校で楽しそうに過ごす子どもたちの映像が。
何かを作ったりグループで研究したり農作業や動物の世話をしたり…
子どもたちは自然体で自由に思い思いに、課題に取り組んでいます。

3つの学校が紹介されていますが、共通しているのは
子どもたちが自由であり、主体性をもつ
子どもが夢中になれる環境がある
子どもも大人も強い気持ちがある

自分が自由であることで初めて自由にたいする責任感が生まれ、また他人の自由を認められる余裕が生まれます。

夢中になれることが見つかった時、没頭している時が一番生きている意味につながるような気がします。子どもには（これをやりたい）強い気持ちが生まれます。

子どもたちに任せるのは予想以上に難しいです。先のことを予想してあれこれ口出ししたがるのが大人です。大人も強い気持ちがなければ子どもが自由でいられるのは難しいのです。

子育ての時にイメージしているのが
”キャッチャー・イン・ザ・ライ”
「ライ麦畑でつかまえて」で主人公がなりたい役と言っていたやつです（話はうろ覚え…）
子どもたちがライ麦畑で楽しそうに自由に遊んでいて、それを見守っていて崖から落ちそうになったら助けてあげる、そんな役です。
さすがに夜更かしや約束に関することはガミガミおこりますが…。
子どもには自立して自律する人になって欲しいという一点であれば、大人の介入こそが余計ですね。

かえりみち

まだ日も高く太陽が燃えている中、帰り路にぼんやりと…。

私は小中学校ではいやいや登校していたことを思い出し、学校が嫌いでした。それは他の子は楽しく過ごしているのに、友達づくりが苦手だったり運動も苦手だったりした自分のせいだとずっと思ってました。
でも、自由のない学校が楽しめるだろうか？
学校自体がそうさせていたことが分かりました。

どんな学校を卒業しても偉業を成し遂げた人だっているじゃないか？
もし映画に出てきたような”自由な学校”で育っていたらもっと早く自立/自律できたと思うんです。私、”自由とはなにか”大人になってから知りましたから。

映画ででていた小学校に通った子が、ずっと通い続けたいから先生になったという話がありました。保育園では遊びが学びになっていて、異年齢の交流もあり、割と自由だったと思います。ずっと通い続けたい（義務教育の）小中学校は私たちの手で作れないだろうか？

映画の中で子どもが「グレタトゥーンベリが行動してるのを見て自分も行動しなければって思った」というようなことを語っていました。
行動しなければならないのは私たち大人。

この映画を全員で観たからといって急に改革ができるわけではない。
紹介された学校が理想でもゴールでもまったくなく、それぞれの環境で最善の環境を作っていくのが私たち大人の役目だと感じました。

うちの学校でなにができるだろう？

水を張った田んぼが日に照らされてキラキラ輝いていました。
ちょうど学校帰りの小学生が歩いていました。
子どもも自然体だとキラキラ輝いている…。

「桜井政博のゲーム作るには」

本日のもうひとつの出来事がこちら！
偶然知ったこちらのYouTube動画を見ました。
スマッシュブラザーズなどを作ったゲームクリエイターの桜井さんの動画です！この方とにかく面白い人で大好きなのです（ゲーム界で有名人）

ゲーム制作のうえでの独自の解説や雑談を交えた、楽しく興味深い話が満載です。
つきぬけた一流の人の話は、一見関係なさそうなジャンルであっても根っこがつながっているので、万人に視聴をおすすめ。

なぜ開設したのか「このチャンネルについて」から見ていただきたい。
広く一般の方にもアクセスできるようにYouTubeで配信することにしたそうです。広告なし（営利目的ではまったくない）で手加減なしの内容です。

ゲーム制作において大事なことを伝えたい
ゲーム業界を底上げしたい
（ゲームへの愛）
桜井さんの強い思いがここに込められています。

夢中になれる対象（仕事であれ遊びであれ）を夢中になって語る人はキラキラ輝いています。
周りでそんな人をみるとこちらが嬉しくなります。
ああ、夢中になっている子どもを見ているときと同じです。

自由・夢中・強い思い
これがあれば子どもも大人も輝けるのだなあと思いました。