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kintone×高校×授業~白馬ふたたび ~


白馬ふたたび

2023年11月にkintone café 白馬があり、初めて長野県白馬村を訪れました。
またすぐに訪れることになるとは!

kintoneおばちゃんこと根崎さんの周りには色んな面白そうな話があり注目しています。
年末に、白馬高校でkintoneの授業をやると聞きました。
高校で。授業。しかもkintone?
想像もつかなくて、どんなものか知りたく『ぜひお手伝いさせてください』とお伝えしたところ、参加させていただくことになりました。
2月の白馬はウインターシーズン真っ只中、スキー目当ての観光客で激混みらしいですが、スポーツに全く興味ない我が家では想像がつかない。
滅多に雪に触れることがないので、子どもと一緒に行くことにしました。
メインは授業のお手伝いですが、完全に親子ワーケーションの気分です。

リゾートビューふるさと

せっかくの旅行なので特急列車で行くことにしました。
新宿から特急あずさで松本へ
松本からリゾートビューふるさとで白馬へ
これが想像以上に素敵でした。
2両編成の列車に乗ると、隣の席にアルクマがどーんと座っていました。
なんと4席を独り占め。

アルクマが乗っている特急列車。松本駅を出発

景色はだんだんと雪が目に入ってきました。
社内のアナウンスで「穂高に30分程度停車します、駅からすぐの穂高神社にぜひどうぞ」と。電車を降りて駅を出て。本当に5分くらいで神社に到着しました。鳥居から中に入ると雪景色が良い雰囲気でした。

穂高神社

乗り遅れないように電車に戻り、気づくと前後に展望席がありました。
運転手さんの肩越しに電車の進行が全面に見られました。
これは…好きな人にはたまらないかも。

ずっとアルクマと一緒

白馬が近くなると、視界の雪度合いが強くなり一面真っ白です。
社内アナウンスで「3つの湖があり~」と説明がありました。

風情ある駅も写真に収められました。

信濃大町駅で停車してホームに出られたり、途中速度を落としたり、ゆったりと急がない旅を楽しみました。
この列車は、今回の白馬行で体験したベスト3に入ります!

白馬高校のkintone授業

高校はこんなに広かったかな?というくらいとても広い校舎でした。校舎は何十年たっても変わらないかもしれませんが、私の知っている高校と違うのは雪が積もっててあちこちにどけた雪山があること。
向かいの小学校にはジャンプ台もあり、スキーの英才教育?白馬ならでは。

白馬高校の正面
窓から見える雪、雪、雪

教室は思ったより暖かいですが、先生によると校内はだいたい7度くらい。
たしかにお日様が照っていたけれど、外の天候に左右されそうです。

準備をすすめる根崎さん
この教室で授業が行われます。

高校生と会話するのも何年振りかな?ドキドキしながら「何でも聞いてくださいね」と話かけました。
それぞれの取り組む姿勢には温度差もありましたが、先生でもない私たちの話を聞いてくれて手を動かしてくれて、みんな素直でかわいいなと思いました。
授業については、準備をしてきましたが反省点は多くありました。
今回生徒の数が多くサポートしきれなかったことと、機材がiPadだったことが最大の難点でした。アプリを作るのが目的だったけれど、時間も足りませんでした。このような限られた環境のなかでも、子どもたちにとって満足できる授業だったかは疑問でしたが、まじめに取り組んでくれた子どもたちや先生に感謝します。
一方で、白馬高校ホテル※でkintoneを使ってみたら?興味ある子を対象に教えてみようか、といった次回につなげられる予感もありました。
※2023年の記事
  ↓


白馬村のこと

白馬村 村民憲章

白馬村役場に向かいました。入口のところに石碑があります。
根崎さんに「見てください。白馬の好きなところです」と教えてもらい、あわてて写真に収めました。

一・白馬の土と人を愛し来訪者をあたたかく迎えましょう

書かれているとおり、白馬村ではあたたかい歓迎をしていただきました。

白馬村役場

役場内には薪が積まれていて、循環システムがありました。
変わったものが置かれていてご当地ならではを味わいました。
(説明をあまり読まなかったので詳細は不明…)

薪を燃やすストーブみたいなもの?

白馬の雪は小麦粉みたいにサラサラで、粉雪を触ったのは初めてです。
長野県内でも白馬に入ると雪の量が段違いで、同じ村内でも差があるようです。寒さは想像つかなかったですが、行ったときはポカポカあたたかいくらいでした。
子どもは雪山に大喜び。あちこちに足跡を付けていました。結局スキーなどウィンタースポーツは何もしなかったのですが、積もっていた雪で満足していました。

宿泊施設は木造のロッジが点在していたり木製の家具が多く、暖炉があったりして、(行ったことないが)スイスのような風情があります。
地元の人に聞いた話だと、木製のガードレールが設置されていて景観を整えているようです。そうして村全体の魅力が高まるのですね。

長野県は、平成一五年度に従来型の発想から脱却し、新たな長野県を創るための県事業である「長野モデル」創造枠事業のひとつとして、「信州型木製ガードレール開発事業」を実施し、県産間伐材を使った三タイプの木製ガードレールについて、県内企業との共同開発に成功しました。
※2007年の記事
https://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2006_data/seminar0702.pdf

それから、白馬高校の先生や地元の方との懇親会の中で、地元の資源を使った白馬産のプロダクトを作りたいという話やアイディアを横で聞いていました。地元主導で活動やアイディアを生み出すのは非常に難しいことです。
人的資源も豊かなのだなと感心しました。
なにより、みなさんから白馬愛を感じました。

私は二度目の白馬で、白馬村のポテンシャルを体感しました。
また何度でも来たいと思わせる魅力を持っています。もっと関わりたいと思うようになりました。
次に訪れるのはいつか?今からとても楽しみです。

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