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神保町のシェア型書店「ほんまる」訪問。じっくり棚を眺めてきました。

ゴールデンウイークの初日4/27、神保町にシェア型書店「ほんまる」がオープンしました。

オープン時の店舗の様子。場所は神保町のさくら通り。

書店の閉店が相次ぐなか、新しい書店ができるのはうれしいものです。書店で本を触ること。情報を得るために紙をめくるという能動的な行為。未知の本と出会う体験。それが引き継がれていくことに安心するからなのかもしれません。

「ほんまる」を経営するのは今村翔吾さん。なぜ作家の今村さんが書店を経営するのか?  なぜ今回シェア型書店をオープンしたのか? そこに至るまでの経緯や想いが、Xアカウントのツリーに記載されています。

「ほんまる」では、棚主の開業に向けての支援も行っていくとのこと。書店経営ノウハウのほか、融資など経済的にも支援していく構想を描いているそうです。

ここからは店内の様子の一部を写真とともにご紹介します。

開店祝いの白×グリーンのブーケが華やかでした。
ロゴや店舗デザインなどのクリエイティブディレクターとして
佐藤可士和さんが参画されています。

1階

入口からレジが見えます。
レジの横の棚。
棚主は古本も置くことができます。
どこかに講談社の棚もあります。

棚主は個人だけでなく法人でもOK。棚主には出版社もあれば塗装業のように、出版業とは遠い業態が見られるのもユニーク。「この本、何?」というような初めて見る本に出会うこともあるでしょう。皆バラバラで自由なところが面白い。

地下1階

階段を降りると地下にも書店スペースが。
それぞれの棚主のセンスが光ります。

グッズ

店内の棚の数は364。ここで初めて存在を知ったそれぞれの棚主が、その本を並べた背景を想像し、ピンときた本を棚から手に取ってみる。それを繰り返していると、本を通して棚主と会話をしているような気になりました。

今回は未読だった弊社発行の『イクサガミ』を購入しましたが、
今後は「ほんまる」で初めて出会った本を購入したいと思います。


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