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MacBook Airと片道3時間チョイの帰省旅

今月2度目の帰省 わけあっての帰省ゆえ、旅行気分はまったくない。 もう高齢者となった両親と家のことに関するあれこれを、ひとつひとつ整理するのがメインの目的だ。 両親共にガジェット類には興味などなく、スマホはもっているもののそれでネットの海を徘徊することもなく、単なる待ち受け専門の電話以上のものではない。 それ故に、離れて住んでいる自分とは電話での会話しかコミュニケーション手段がなく、メールだLINEだZoomだのは彼らにとっては縁もなにもない世界のものになってしまっている。

    • あるけない痛み

      あいつはときどきやってくる 坐骨神経痛になった。 腰部脊柱管狭窄症からくるもののようで、自分の場合は左右どちらかの足 (大抵は右)の側面が痛み、ひどい時には歩くのも困難な状態になる。 この痛みは今に始まった事ではなく、かれこれ10年以上前から季節の変わり目やらで思い出したようにやってくる。 犬を飼いようになって朝晩1時間ずつ歩くようになってからは、その頻度はかなり減ったものの、油断をしているとこのザマだ。 数年前、あまりの痛みに歩くこともままならず、かといって休むわけに

      • To Live To Die

        知人の訃報を知った。 知人とは大学の先輩である。 とはいえ6歳年上で、学生時代に直接のお付き合いがあったわけではない。 卒業してからだいぶ経って軽音楽部OBという肩書きのもとに、ひょんなことから酒の席で知り合ったのが切っ掛けだ。 大酒飲みで気さくで優しく、その後Facebookで友達登録させてもらったあとにも、同じ楽器を弾いているからか、メッセンジャーで音楽やベースに関する質問なんかを気軽に投げてきたり、数年に一度開催される軽音楽部OBセッション大会なるイベントとその後の

        • パンチ The ジャックラッセル・テリア

          その男の名は「パンチ」 パンチは一昨年の12月に迎え入れたジャックラッセル・テリアの男の子。 名前は右目の周りの茶と黒のブチがパンチを喰らったように見えることから、妻が秒で名付けた。 いま現在で1歳9ヶ月になる。 性格 元狩猟犬であったルーツからとにかくアクティブでパワフル。 朝晩、1時間の散歩は欠かせない。 ドッグランで大型犬に混じって小一時間かけずり回っても平気。 往復で計3時間歩いても、家に帰ればまたダッシュ。 底なしなスタミナだ。 先代犬もテリア種で、人懐っこ

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          M2 MacBook Air 15インチ

          今更な話で恐縮なのだが、2023年の8月にM2 MacBook Air 15インチモデルを購入した。 これまでは 長らく仕事とプライベートでMacを使ってきた。 直近で使用していたのは、2019年モデルのMacBook Pro 16インチ。 その前は2016年モデルのMacBook Pro 13インチだった。 さらにその前はポリカボディのMacBook 2009年モデル。 15年近く、Intel Macを使い続けていたことになる。 さらに遡ると漢字Talk時代のパフォーマ

          M2 MacBook Air 15インチ

          そしていまに至るみちすじ

          なにかはじめよう それまでレンタルビデオ店の店長を務めていた会社を辞めたのは、忘れもしない東北大震災の約半年前だった。 いくばくかの退職金をもらい、国民健康保険と年金の切り替え、税金の額に(ある程度覚悟はしていたが)ヘキヘキしながら何とか生活していた。 ただ他にも考えずに辞めたわけではなく、一つの目標があった。 それは「シナリオの学校に通うこと」。 かつて大学時代には映画学科でシナリオを専攻していた。 もちろん、その時にはシナリオライターになりたい、なんてちっとも考えて

          そしていまに至るみちすじ

          スーツにネクタイのころ

          夢から覚めた後 前回の記事 - 「音楽」が「音」が「苦」になったとき - でも書いたのだが、結局はバンド生活を諦めることにした。 不思議とすんなり受け入れる事ができた。 ようやく、自分でも意固地になって無理なことをしていたことを、素直に認められるようになっていたのかもしれない。 同じタイミングで当時働いていたアルバイト先(レンタルビデオ店)で社員にならないか、と声をかけてもらえて、ありがたく首を縦に振らせてもらった。 今まではボロボロのバンドTシャツにジーンズ、ブーツで働

          スーツにネクタイのころ

          音楽が「音」が「苦」になったとき

          音楽への目覚め 10代の後半から30代半ばまで、それなりの熱量をもって音楽活動をしていた。もともと実家が喫茶店をしていた関係で、店内で流れる有線放送から早い時期から洋楽には触れていた方だと思う。 有線放送なので、その曲が誰のなんという曲かはわからないものの「なんか心がウキウキするな」「日本の曲とはまた違うカッコよさがあるな」と思っていた。 今思えば、それはディスコブームの頃のEarth,Wind & FireだったりABBAだったりディスコに便乗したストーンズやロッド・スチ

          音楽が「音」が「苦」になったとき

          ここに至るまでの数年間のあれこれ

          悲しみの果てに 数年前、自分にとって大きな出来事があった。 10数年飼っていた愛犬が心臓を患い、呆気なく虹の橋を渡ってしまった。 楽しい時もそうでない時も一緒だった、相棒のような存在。自分には子供はいないが、ある意味では妻と自分にとって子供以上の存在だった。 手術は成功し、一安心して眠りについたのも束の間、病院から連絡があり腎不全を併発したとのこと。祈る気持ちで自分たちを鼓舞するように車の中で大音量でかけたVan Halenのアルバム「1984」。 それなのに手術室のベッ

          ここに至るまでの数年間のあれこれ

          note初め

          ご挨拶 これがnoteでの初めての投稿になる。 いわば「note初め」だ。 自分は50代を迎えてはや数年。 関東近郊でIT系の仕事をしている。 仕事はほぼリモートワークであり、部屋のMacBook Air M2 15インチとサブディスプレイが主な仕事道具となっている。 IT系と言ってもエンジニアやプログラマの類ではなく、企画や制作、進行管理のアシスタント、資料作成やたまにちょっとした動画編集といったところがメインの仕事だ。 仕事の合間には長年の趣味であるベースギターを弾き、

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