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よく眠るために、よく歩こう!シニアが睡眠の質を向上させる方法3選(2−08)

睡眠に問題があると認知症になりやすい、と言われています。

例えばアルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβは、寝ている間に少なくなることがわかっています。
つまり睡眠中に脳内で掃除が行われているのです。

そもそもシニアになると、睡眠に問題を抱えてる方が多いです。

睡眠の問題を解決することは、認知症の問題を解決する糸口になると考えられます。

結論:シニアが睡眠の質を向上させるには、①しっかり歩く、②朝日を浴びる、③睡眠時間を短くする


シニアの不眠の原因は、昼間の運動量が少ないから

不眠で悩むなら、ウォーキングしてみよう!

シニアが睡眠障害を起こしやすい理由は様々です。

しかし筆者が考える一番の理由は、昼間の活動量が少ないこと、特に運動量が少ないことが原因だと思っています。

「シニアじゃなくたって、誰だって同じだよ」
そういう声が聞こえてきそうですが、シニアの場合は特に運動量が減っていることが原因のことが多いです。

シニアは意識的に、よく歩くことが必要です。
朝日を浴び、深呼吸してウォーキングできるならベストです。
5分でも朝日を浴びれば、体内時計がリセットされますから。

朝日を浴びれない場合でも、午前中にウォーキングして欲しい。
起床後4時間以内にウォーキングすることで、不眠は改善されるはずです。

よく寝るシニアは認知症になりにくい

朝日を浴びてウォーキングすべし!

睡眠中に脳内で掃除が行われている!

  • ワシントン大学の研究で、マウスの睡眠を妨げると、アルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβが脳内に蓄積することがわかりました

睡眠の質や生活リズムを整えることで、アルツハイマー型認知症の予防につながる可能性があります。

記憶の長期保存は、睡眠中に!

  • 記憶は海馬に一時保存され、大脳皮質に転送されて長期保存されますが、その転送作業は睡眠中に行われます

なので長期保存される記憶には、睡眠が欠かせません。

「よく寝るシニアは認知症になりにくい」
そう言って間違いなさそうです。

若い頃の睡眠時間より短くなって当然

若い頃より睡眠時間が短くなったことを気にするシニアは多いですが、年を取れば睡眠時間が短くなることは自然です。
日中の活動に支障がなければ問題ありません。

まとめ

本人は「眠れない」と悩んでいても、実際は十分な睡眠を確保できている方は多い
  • 日中、しっかり歩く(運動習慣がない方は、気晴らし散歩から)

  • 1日5分は朝日を浴びる(難しければ、起床後4時間以内に太陽の光を浴びる)

  • 睡眠時間を若い頃と比較せず、短くする(日中に支障がないか確認しながら)

睡眠の問題は、上記の3つで改善されるはずです。

睡眠の質の向上、ひいては認知症予防の基本はウォーキングです。
午前中にウォーキングを楽しんで、夜はぐっすりが理想です。

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