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私がアドレスホッパ―になったワケ

土地と家を持たずに、農業をしているフリーランス農家の小葉松です。
いわゆるアドレスホッパ―になり3年目に突入しました。
最近、「どうしてアドレスホッパ―になったんですか?」と聞かれる機会が多く、今日は、私のアドレスホッパ―の生活の様子をご紹介できればと思います。                                    

1,アドレスホッパ―とは?


アドレスホッパーとは、定住する家を持たずに移動しながら生活する人々や生き方のことです。アドレス(住所)をホッピング(転々と)するという意味で、アドレスホッパーと呼ばれています。

さまざまな場所を転々としながらも、定職を持つ人や、フリーランスの人が多く、
一般的には
・デザイナー
・エンジニア
・ライター
など、パソコン一つあれば場所をとらわれずに仕事をしている人が多いです。

そこにコバマツは農業という一見アドレスホッパ―には向かない職業を選び、アドレスホッパ―をしています。

2,なぜアドレスホッパ―になったのか


理由①:引っ越しが多かった

進学や転職合わせて、10~20代のうちに
10回引っ越しをしているコバマツ。
毎回かさむ、引っ越し費用、毎回家具を買って捨ててを繰り返していくうちに。

私は一体毎回何をしているのだろう・・・。

モノいらなくない? てか家いらなくない?

という発想になっていきました。

理由②:フリーランス農家になったから
二つ目の理由は、農業の繁忙期に移動して農家さんのお手伝いをする働き方を選んだからです。

北海道から沖縄まで、農業の繁忙期を全国各地1~2か月を移動して農業の仕事をしています。なので、固定した場所は必要なく、各地域のゲストハウスや農家さんに住み込みで滞在しているので必然的に家がいらなくなりました。

3、アドレスホッパ―の滞在先



フリーランス農家、アドレスホッパ―の私がどんなところに滞在しているか一部ご紹介!!
①:ゲストハウス
オーナーさんがいて、宿泊者は個室に宿泊。キッチンやバストイレなどは共有の滞在場所。一か月の滞在で光熱費込みで6万円。オーナーさんがときどきおかずをおすそ分けしてくれたり、住人同士でご飯分け合ったりと和気あいあい。

私が滞在していたお部屋
自炊もできてとっても良い環境

②カプセルホテル
こちらは、サウナ、温泉付きのカプセルホテル。1Fはコワーキングスペースになっていてリモートワークをしている人が多かったです。Wi-Fi環境も整っていて、スタッフさんの対応も良く、リピしてしまう場所です。
1か月4万5千円。安い。

寝る場所はこんな感じ
1Fはコワーキング
温泉サウナもついていて、一日の疲れをリフレッシュ

③農家さんの宿泊施設
季節労働者の人用に農家さんが用意してくれている家に泊まることもあります。こちらは無料~1万円くらいで一か月住めます。
シェアハウスみたいに一軒家のところが多いですかね。こちらは写真ありません。


4,アドレスホッパ―のメリット・デメリット


メリット:自由に気ままに色々なところに行ける。
持ち家があると長期間家を空けるのは色々心配。
何より、家賃を払っていたお金で新しい経験を新しい地域に行ってできるのは自分の財産になる。私は自己投資できるライフスタイルだと思います。

滞在場所の選び方によっては毎月の固定費を0円にすることもできます。
まさに身軽な生き方。

デメリット:オシャレがしにくい
常に移動しているので極力荷物は減らさなければなりません。なのでかさばらない、パンツスタイルにTシャツなどになりがちです。
移動するので靴もいつもスニーカーです。
たまにはヒールをはいたり、おしゃれしたいですが、なかなか難しいです。

わたしはこんな感じでホッピングライフを楽しんでいます。アドレスホッパ―4年目に突入しましたが、問題なく楽しく生活できています。家を持たない生活。畑を持たない農業ライフ。実践する人が増えてくれたらと思います。


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