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映画「On Your Mark」

耳すまとの同時上映作品(公開当時もそうだったらしい)。
見るのは十数年ぶり。
「これ、ジブリの隠れた名作と呼ばれてるんよ・・・」
と友人宅で見せて頂いたのが初見でした。

SFじゃわ、ペットボトルはでてくるわ、遺体はゴロリと目を空いたまま動かされるわで、長編の宮崎映画にはまず出てこない描写のオンパレードでございやした。
こんなふうに、描けるけど(あえて)描いてない領域のひろさの・・・一端をみれるっていう意味では、かなり貴重な作品のような気がします。

ぱやお氏が、近未来なヤツらに目のデザインをあしらうのは、
視覚&意識偏重な現在へのアンチテーゼなんかしら?とも思った。
「つーたって、映画も視覚じゃん」と言われそうだけど、その"映画"のなかに、からだのなかからぎゅっと動く感覚(動き合う感覚)を丹念に封じ込めて、時代に抵抗しておられるのかなあということも思った。それってミラクルな演者を除けば、アニメーションにしかできないことだろうし・・・ロックですね。
が、まあ本人に聞かないとわからん。
とりあえず、そういう視点でジブリをみると今までとはちがった発見があってたのしいです。

あと、毎回かいてるけどやっぱ大画面はいいな〜。

https://www.ghibli.jp/works/onyourmark/?fbclid=IwAR23uVlopaP9CRCp61VURUQOrCB_Tffu9WtOX8jQOYsnEoIT7kEdHK8ro6o

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