「タケ」森を侵食する植物の使われ方
「地下茎」により拡大する竹林
近くの山辺に竹林があるのですが、最近「こんなところまで竹林だったかな」と疑問に感じます。気になって調べてみると、管理されずに放置された竹林が拡大していて、森林が徐々に竹林になっているそうです。
タケ(タケ亜科Bambusoideae)は地下に茎を伸ばす植物です。この茎は「地下茎(ちかけい)」と呼ばれ、成長するとタケノコが発生します。タケノコはほかの植物と違って地下にある貯蔵養分を利用するため、日光が入りにくい暗い林床(りんしょう)でも成長する