以前、自己紹介を4回に分けて記載していたのですが、公開から半年以上を経過し、表示順も後ろになってきました。 また、4回読まなければならないという負担を強いるのも心苦しいので、簡単に自己紹介させていただきます。 1. 何者ですか 英語学習に励む者です。 将来はセカンドキャリアとして英語教育の現場に携わりたいと願っております。 現在は英語教育ではなく、こじんまりとインハウスの通訳を務めております。 2. 何で英語やってるんですか 高校生のとき、自分がやっている勉強の中
今年、国立大学二次試験対策で個別指導をしたことは先に書きました。 過去問を解き、授業時に出てくると予想される質問に備え、自身があいまいだった文章の分析、受験生が解けるようになるための要領考案。 これらをこなすだけでかなり時間がかかりました。 その間、自身の学習習慣は絶え絶えでした。 そして悟りました。 現場の英語の先生が、日々の授業準備に追われ、自己研鑽のための時間など設けられない事情を追体験で来たのではないか、と。 試験対策で必要だったのは、読解力、英
受験指導をしたことは前回記しましたが、その過程で、英単語帳を使用しました。 学校で副教材として使用していた、受験界隈では超有名な英単語帳でした。 私も、かねてから名前を知っていたのですが、中身を吟味するのは初めてでした。 私自身が受験のために数隼年前に使用した英単語帳は、多義語は多くの訳語が充てられていました。 今でもはっきり覚えているのは、「range」が名詞でも動詞でもたくさん訳語が充てられていて「全部これ覚えないかんのか!?」と衝撃を受けた体験です。 結局
本日もこのエッセイをクリックいただきありがとうございました。 本年1月に大学入試の共通テスト終了後、知人の国立大学二次試験対策を個別指導で請け負いました。 今の私は仕事で英語を使うことはまれにあり、仕事外では自己研鑽のために英語を勉強している身で、将来は現場で英語教育に携わりたいと思う者です。 私にとって、今回の受験指導は英語指導の経験値を得る貴重な機会でした。 同時に、人生の節目に立ち会うことの重みを精神的プレッシャーとして受けました。 本日は、日記のような形
最近は、新聞や本以外、資格試験対策で英語に触れています。 共通テストも近づいてきました。 そして、教育現場に従事すると言っておきながら、入試問題の傾向を知らなすぎるのもどうかと思っていたところ、この度、九州大学の入試問題(英語)を入手できたので読んでみました。 九州大学の英語は、共創・文・教育・法・経済・理・医・歯・薬・工・芸術工・農の全ての学部で前期日程共通問題です。 試験時間は120分。 大問は5つで合計200点。 大問1、大問2、大問3(いずれも40点
前から行きたいと望んでいた場所を、やっと訪問できたのに、天気が悪かった。 しかも、雨具なしにー このような悲劇に見舞われたお話です。 かねてから、日立駅のガラス張りの建物に興味があったのですが、そのカフェで素晴らしい眺めを楽しみたいと以前から考えていました。 訪問する機会をもてないまま数年が経過し、やっと、訪問できました。 下は、駅舎から眺めた太平洋です。 改札を出て、まっさきに駅内にあるカフェに向かいました。 こちらのカフェはパンケーキが有名らしく、
先日行われた英語学習者の集いでの会話です。 参加者の一人でいらっしゃったNatsuko Gomiさんからこんな質問が出されました。 「日本で英語を使う時、"英語の力"を最大限に発揮するために必要な能力って何だと思う?」 ぐふぅっ・・・。 深い・・・。 私は、「日英双方の単語の”等価性”を正しく理解していること」「専門知識を備えること」の2つをお答えしました。 言い換えますと、 ①日本語と英語の間で生じる微妙なニュアンスの違いを理解し、それを補正できる能力
世界陸上メダリストでオリンピアンの為末大さんが、アスリートとしての経験を踏まえて書かれた書籍『熟達論』。 運動技能と語学の習得には共通点があると確信して書き連ねる随想兼書評シリーズ第3弾。 前回は、技能習得のためには、遊びの気持ちを忘れず、自分の好奇心をみつめ、主体性をもつ重要性について述べられていた。 つまり、心構えこそがスタート地点に置いて重要であるとされている。 その次の段階について、著者は「型」の重要性を述べる。 「型」とは、言い換えると「基本」のこと
早稲田にある古本屋に立ち寄る。 何か買いたくなる。 本棚の前をゆっくり歩き、よさげな本を探す。 一冊のうっすい本の著者名が私の目をとらえた。 福原麟太郎。 そう、その氏は英文学者。 しかし、私は同氏が書いた『英語教育論』を先に読んでいたため、英語教師として認識していた。 実際、英語の教員として勤務した経歴をお持ちのようである。 下記Wikipediaのリンクをいただきたい。 この書は1986年に出版されているが、そもそもは雑誌の連載として1953年中
先月、川越まで出向いた時のことです。 駅前で古本市が開催されていまして、立ち寄ったところ、京都大学の教員でいらっしゃった森毅先生の書籍を見かけて購入いたしました。 英語教育を語るうえで、他の教科教育について知ることも有益だと思いましたし、学生のころ、森毅先生の著書を読んで、飾らぬ語り口に面白さを感じたことがあったので、今回購入いたしました。 英語教育も実用性をめぐり喧々諤々議論が展開されていますが、数学科の教育でも論点が湧かれるセ策があるものだと知り、楽しみながら
世界陸上メダリストでオリンピアンの為末大さんが、アスリートとしての経験を踏まえて書かれた書籍『熟達論』。 語学学習にも通じるところが多いと感じて書き連ねる随想兼書評シリーズ第2弾。 著者は、熟達に至る第一段階を「遊」と称している。 「遊び」とは何か。 語学学習でも、運動競技でも、面白さや興味を失い、やる気が失せることはないだろうか。 著者は、トレーニングを「適応」と「馴化(じゅんか)」の2種類に分けている。 「馴化(じゅんか)」とは、「適応」が進み過ぎた
外国語は喋れることが大事だ。 通訳など、なまじやってみるとそう思う。 通訳のパフォーマンスが悪いときには、 「あの人、TOEIC○○点だってよ」 「英検1級持ってるのに」 と揶揄されている気になる。(妄想である。) 資格のタイトルに責任感を背負う。 プロ野球で例えると、「甲子園出場」や「ドラフト1位」といった肩書きより、育成契約なのに一軍で立派な成績を収めるほうにプロとしての本質を見る。 名刺代わりの資格は時に仇になる。 現場での良いパフォーマン
本日11月29日発売のこの書。朝一、書店で購入しました。 面白さに惹かれ、あっという間に読み終えました。 全体的に、英語学習の要領について初学者の方にもわかりやすいように説明されてました。 NHK「太田光のつぶやき英語」の解説者として出演されている筆者ですが、この番組でゲスト出演された方々のエピソードをふんだんに盛り込んでいます。 そこに、学術的な観点から説明を加え、ゲスト独特の学習法に合理性を見出しています。 私は、著者が編者となっている『よくわかる英
私は趣味で卓球をやっている。 かなりガチで。 新しい技術修得のための練習をこなすことがある。 ボールが飛んでくるコース、スピード、回転量がほぼ変わらないという条件なら、問題なく打てるが、いざ、試合になると打てない。 試合中、よほどその技術を試そうと意識していなければ、その技術自体に挑めないし、挑んだとしてもミスして相手に得点を与えてしまう。 卓球の試合中、自分の体について『動かしている』というより『動いている』という感覚である。 プレー中、大半の判断は反射的で
過日、英検1級二次試験の面接を受けてまいりました。 毎度ながら、次回の受検に備え、備忘録がてら状況を記します。 偶然、ここにたどり着かれた方々にとって参考になる情報がかけらでもあれば幸いです。 ないかもしれませんが…。 1.会場到着 不合格時の受検を含め、1級二次試験4回目で初めて午前の受付でした。 当初の予定は、集合時間よりかなり前に会場近くに行き、カフェで勉強しようと思っていました。 しかし、家の出発が遅れるという朝の身支度あるあるによって、カフェでの滞在を
試しに書評など投稿してみます。 TOEIC S&W修了後、最寄りの書店に立ち寄り、つんく♂さんの書籍を購入しました。 店頭で軽く立ち読みし、シャ乱Qとして、プロデューサーとして、ヒット作を連発したころのエピソードが多く盛り込まれていたので、迷わず購入しました。 モーニング娘。といった人気グループのエピソード豊富で、飽きることなく、一気に読了しました。 芸能界で身を立てる方法について述べられていると思いきや、芸能界に限らない良質な助言にあふれる本でした。 私が