紺野貴嗣/トークンエクスプレス代表

「インパクトを、企業から」トークンエクスプレスによる公式note。企業からインパクト創…

紺野貴嗣/トークンエクスプレス代表

「インパクトを、企業から」トークンエクスプレスによる公式note。企業からインパクト創出をするためのヒントや事例紹介などを発信。代表略歴→JICAでの途上国開発、MBA、コンサルティング会社勤務を経て起業。2019年よりSIIFと協働し休眠預金事業、インパクト投資に携わる。

最近の記事

三菱総合研究所 × 未来共創イニシアティブ(ICF)主催:『MRI DEMO DAY 2024』に登壇しました

登壇レポート2024年3月7日(木)、株式会社三菱総合研究所(以下MRI)が主催する『MRI DEMO DAY 2024(以下、本イベント)』のパネルディスカッションに登壇しました。 当日は企業からのインパクト創出の専門家として、富士フイルム株式会社 ガバメントリレーションズ推進部 マネージャー道場様、Makaira Art&Design代表 大畑様、株式会社三菱総合研究所 海外事業本部 任研究員山添様と共に「社会実装のその先へ~よりインパクトを創出するためには~」をテーマ

    • 【5/30&5/31無料セミナー開催】今、なぜ先進企業は社会的インパクトの可視化をはじめるのか?事例紹介~社会課題解決型ビジネスとは何か~

      開催概要はこちらです。 日時:2024年5月30日(木)12:05~ / 5月31日(金)12:05 参加費:無料 開催場所:Zoom 以下URLよりエントリーお願いいたします。 https://tokenexpress202405.peatix.com/ セミナーの内容をご紹介します。 近年、大企業を中心とした先進的な企業が社会的インパクト(※1)に注目するようになり、新たな展開を迎えています。 (※1)社会的インパクト(=インパクト)とは、「短期、長期の変化を

      • 【登壇レポート】パナソニックが提案する共創型コミュニティevriwa(エブリワ)主催イベントに登壇しました

        ~大企業におけるインパクト測定・マネジメント(IMM)の活用事例~ はじめに2024年3月19日(火)、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社様が提案する共創型コミュニティevriwa(エブリワ)主催のセミナー「ビジネスで社会にポジティブな変化を起こす方法」に紺野が登壇しました。 このセミナーは、共創型コミュニティeveriwaでの共創活動にて、かねてより当社がご一緒しているパナソニック株式会社エレクトリックワークス社新規事業推進室 室長 玉川様と登壇させていただいた

        • 【3/19 ネットワーキングあり・無料セミナー開催】ビジネスで社会にポジティブな変化を起こそう

          パナソニックが提案する共創型コミュニティevriwa(エヴリワ)主催イベントに登壇します。 2024年3月19日(火)18:30〜20:30、パナソニック様が提案する共創型コミュニティevriwa(エヴリワ)主催のセミナーに紺野が登壇いたします。 「社会をより良い方向に変えていくビジネスを起こすためにはどうすればいいのか?」をテーマに、かねてより共創型コミュニティeveriwa(エブリワ)での共創活動でご一緒しているパナソニック株式会社エレクトリックワークス社新規事業推

        三菱総合研究所 × 未来共創イニシアティブ(ICF)主催:『MRI DEMO DAY 2024』に登壇しました

          【2/26(月) 無料セミナー開催】インパクトIPO企業の代表が語る!雨風太陽の事例から学ぶ社会課題解決型ビジネスの構築と進化~インパクト測定のビジネスへの実践~

          開催概要はこちらです。 日時:2024年2月26日(月)12:10~ 参加費:無料 開催場所:Zoom 以下URLよりエントリーお願いいたします。 https://tokenexpress202402.peatix.com/ セミナーの内容をご紹介します。 今までになく、ビジネスを通じた"社会課題の解決"と"持続可能社会の実現"への注目が高まり、「インパクト」という考え方と、それを測定・管理してビジネスに活かしていこうという動きが本格化しています。 そのなかで、未

          【2/26(月) 無料セミナー開催】インパクトIPO企業の代表が語る!雨風太陽の事例から学ぶ社会課題解決型ビジネスの構築と進化~インパクト測定のビジネスへの実践~

          2023年の振り返りと今後の展望~企業の社会的インパクト~

          はじめに2024年が始まりました。2023年は、事業の社会的な「インパクト」という考え方が多くの方に認識される、大きな転換点になった年でした。 「インパクト」という言葉は一般的な言葉で「衝撃」といった意味を持ちますが、「事業の社会的インパクト」といった場合には、事業・活動の結果として生じた、社会的な変化や効果のことを指します。 当社は数多くの企業様と面談させていただいておりますが、一昨年2022年に経団連が「“インパクト指標”を活用し、パーパス起点の対話を促進する」とい

          2023年の振り返りと今後の展望~企業の社会的インパクト~

          【登壇レポート】三菱総合研究所による未来共創イニシアティブ(ICF)主催の中間報告会のパネルディスカッションに登壇しました

          登壇レポート2023年10月20日(金)、三菱総合研究所による未来共創イニシアティブ(ICF)主催の中間報告会内のパネルディスカッション「社会課題解決事業におけるインパクト評価」にパネリストとして登壇しました。 当社はこれまでにスタートアップから大企業、行政向けに社会的インパクト創出支援実績がありますが、この日は「大企業におけるIMM(インパクト測定・マネジメント)について」というテーマで、①インパクトが注目されている背景、➁大手企業の取り組み実態の二点について解説させてい

          【登壇レポート】三菱総合研究所による未来共創イニシアティブ(ICF)主催の中間報告会のパネルディスカッションに登壇しました

          【後編】雨風太陽様インパクトレポート発行に際して ーIMMの実践と継続ー

          「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、事業を通じて都市と地方、人と人を繋げてきた株式会社雨風太陽。2020年より、同社はIMM(インパクト測定・マネジメント)を事業の一部で始め、今回会社全体としてのIMMを実施しインパクトポートの発行を行いました。同社のインパクト経営指標の策定支援を行ったトークンエクスプレス株式会社代表の紺野と、雨風太陽の高橋代表で対談をしました。今回はその後編になります。 前編をまだお読みでない方はこちらから! 1.インパクトレポートを発行する

          【後編】雨風太陽様インパクトレポート発行に際して ーIMMの実践と継続ー

          【前編】雨風太陽様インパクトレポート発行に際して ーIMMの実践と継続ー

          「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、事業を通じて都市と地方、人と人を繋げてきた株式会社雨風太陽。2020年より、同社はIMM(インパクト測定・マネジメント)を事業の一部で始め、今回会社全体としてのIMMを実施しインパクトポートの発行を行いました。同社のインパクト経営指標の策定支援を行ったトークンエクスプレス株式会社代表の紺野と、雨風太陽の高橋代表で対談をしました。今回はその前編になります。 1.「インパクト創出を追求する企業」と「企業からのインパクト創出を支援した

          【前編】雨風太陽様インパクトレポート発行に際して ーIMMの実践と継続ー

          【9/25&9/29 無料セミナー開催】ビジネスで社会課題を目指す企業が知っておきたい「インパクト・マネジメント」~必見の知識・情報と導入のヒント~

          開催概要はこちらです。 日時:2023年9月25日(月)12:00~ |9月29日(金)12:00~ 参加費:無料 開催場所:Zoom ※2回とも内容は同じものになります。 以下URLよりエントリーお願いいたします。 https://token-express-230711-.peatix.com セミナーの内容をご紹介します。 【背景】 もともとはソーシャルセクターやパブリックセクターで使われてきた「インパクト」という言葉を目にする機会が増えてきました。 「インパ

          【9/25&9/29 無料セミナー開催】ビジネスで社会課題を目指す企業が知っておきたい「インパクト・マネジメント」~必見の知識・情報と導入のヒント~

          大企業にこそお勧めしたいインパクト測定・マネジメント(IMM)

          はじめに近年、企業がESG経営やパーパス経営、SDGsへの貢献などの社会課題解決に取り組むことの重要性が謳われるようになってきています。岸田政権の「新しい資本主義」の中では、「資本主義におけるもう一つの評価尺度」としてインパクトの測定をする必要があるとも言われています。 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2023.pdf (民

          大企業にこそお勧めしたいインパクト測定・マネジメント(IMM)

          インパクト投資5.8兆円とその「外側」

          はじめに「日本のインパクト投資の投資残高は5兆8,480億円。前年度比で4.4倍。」 というニュースが、本年5月、インパクト投資界隈で話題になりました。 インパクトとは「事業や活動の結果として生じた、社会的・環境的な変化や効果」のこと。「インパクト投資」とは、従来の投資はリスクとリターンの2軸で投資判断されてきましたが、ここに第3の軸として「インパクト」を加えた投資手法です。 インパクト投資の日本における投資残高が5兆円を超えたというニュース。これはどのような意味をもつ

          インパクト投資5.8兆円とその「外側」

          社会課題解決型ビジネスの成果を可視化~インパクト測定・マネジメントよるアプローチ~

          はじめに近年、企業の「本業による社会貢献」や「ビジネスを通じた社会課題解決」が謳われるようになり、実際に社会貢献や社会課題の解決を目指す事業に取り組む企業も増えてきています。 一方、社会にポジティブな変化をもたらすという視点で事業を計画することは、営利企業にとっては馴染みが薄いこともあり「始めてはみたものの、本当に成果が出ているのか?」「そもそも、社会課題解決型の事業はどのように立案するのか?」といったことで悩んだり、スッキリしない思いを抱えている方もいらっしゃるのではな

          社会課題解決型ビジネスの成果を可視化~インパクト測定・マネジメントよるアプローチ~

          【7/11&7/20 無料セミナー開催】社会課題解決を目指すビジネスの成長~企業におけるインパクト測定・マネジメント(IMM)の活用

          開催概要はこちらです。 日時:2023年7月11日(火)12:00~ |7月20日(木)12:00~ 参加費:無料 開催場所:Zoom ※2回とも内容は同じものになります。 セミナーの内容をご紹介します。 【背景】 社会課題解決型のビジネスの"成長(グロース)"とは、社会的価値と財務的価値の両方をグロースさせる事です。企業は財務的価値向上のためにPDCAを回しますが、社会的価値(ポジティブな社会変化=インパクト)を最大化させるために可視化・計測・報告のPDCAを実行して

          【7/11&7/20 無料セミナー開催】社会課題解決を目指すビジネスの成長~企業におけるインパクト測定・マネジメント(IMM)の活用

          【本の紹介#2】社会的インパクト創出をする際の"測定"の重要性

          はじめに企業の中で、ビジネスを通じたポジティブな社会変化、いわゆる「社会的インパクト」を意識する方々が増えております。新聞などの様々なメディアで取り上げられる機会も増えました。こうしたなか、「社会的インパクトについて、きちんと学ぶために読むべき書籍はどれか」と聞かれる機会が多くあります。 今回は、ビジネスを通じた社会的インパクトの創出や、その測定・マネジメントを専門にする私から、社会的インパクトとは何かを学びたくなった方のために、以下の本をお勧めいたします。 社会的インパ

          【本の紹介#2】社会的インパクト創出をする際の"測定"の重要性

          インパクトレポートとは〜インパクト設計の重要性とレポート公開企業一覧〜

          はじめに新年度に入り、人的資本に関する情報の有価証券報告書への記載が上場企業に義務付けられるなど、日本でも企業に非財務情報の開示を求める動きが本格化しています。 また、「企業がステークホルダー向けに開示する非財務情報を含んだ報告書」という観点からすると、統合報告書(2023年3月時点で約900社が公開)やサステナビリティレポートを公開する企業も多く、「非財務情報開示」について他社との差別化のための検討を進める企業も増えているとお聞きします。 そんな中で昨今注目を集めているのが

          インパクトレポートとは〜インパクト設計の重要性とレポート公開企業一覧〜