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よくわかる「いい波動状態」


引き寄せやスピリチュアルを学んでいると、「いい気分でいましょう」「いい波動状態でいましょう」と言われることが多いです。
こういった情報にあまり馴染みのない方にとっては、「そもそもいい波動状態って、どういう状態なんよ?」と思ってしまうかもしれません。
そこで今回は、「いい波動状態」について理解がしやすいように、わかりやすく記事を書きたいと思います。

「いい波動状態」でいることによって、どんな利点があるのか?については、意識と現実創造のメカニズムをまとめている過去記事『「なぜ意識は現実を変えるの?」って話』もご参考にどうぞ!




エイブラハム「感情の22段階」について


まずは、視覚的に理解しやすいよう、エイブラハム「感情の22段階」を取り上げようと思います。

エイブラハムとは、エスター・ヒックスというチャネラーの女性を通して、地球人にメッセージを届けている宇宙意識の集合体です。
私たち地球人よりも高い次元に存在する宇宙意識なので、私たちが日々悩んでいることや人生について、より高い視点から助言をくれます。

エイブラハムの書籍や、教えをまとめた動画は調べればいくつも出てくると思うので、気になる方は探してみてください。

初めて知る人にとっては「なにそれ……?(困惑)」となるかもしれませんが、簡単にいうとなんでも知ってる宇宙人ぐらいに思ってもらえれば、わかりやすいと思います。

そのエイブラハムは、人間の感情を22段階に分け説明しています。
今回の主題「いい波動状態」は、こちらの「感情の22段階」を参考にすると、かなり理解しやすくなります。

下に貼らせていただいた「感情のスケール」一覧表は、こらそん様よりお借りいたしました!ありがとうございます♡
元記事のリンクも貼らせていただきます。
こらそん様はエイブラハムに関する記事をいくつも書かれており、参考になるところがたくさんあるので、他の記事も是非見にいかれてください!

感情のスケール 一覧表(by こらそん様)

表のオレンジ色より上、1〜7にあたる項目がポジティブな感情です。(7の「満足」は転換点であり、中立・ニュートラルという位置付けもされます)
つまり、表の1〜7の感情であるときは「いい(高い)波動状態」であるといえます。

【いい波動状態】
1,喜び・気づき・力があるという感覚・自由・愛・感謝
2,情熱
3,熱意・意欲・幸福
4,前向きな期待・信念
5,楽観的な姿勢
6,希望
7,満足


一方、「恐れ・悲しみ・うつ状態・絶望・無力感」がもっとも波動の低い状態となります。
先日記事の主題にもした「怒り」という感情は17番目に相当し、そこまで低くはない波動状態であるとわかりますね。

この記事と関連づけて考察するなら、「怒り」という状態は扱い方によって「2,情熱」「3,熱意・意欲・幸福」「4,前向きな期待・信念」という前向きな波動状態に転換することができるということです。
「怒りの推進力」をうまく使い、イキイキと成功していく方もいらっしゃいますから、これも一つのあり方ということですね。

職場を例にとるとわかりやすいですが、上司の対応に腹を立てて愚痴を言いまくっている人と、誰の悪口も言わずひたすら無価値感や無力感を纏って仕事をしている人では、後者の方が圧倒的にボロボロです。

そして、後者の方は最低の波動状態ですから、波動の法則によってツイていないことや理不尽なことが次々と押し寄せてくるようになります。
「文句も言わずにこんなに頑張ってるのに、どうして自分はうまくいかないんだろう……」と、なってしまいます。
愚痴を言っている人がなんやかんやで長く会社に居座り、真面目に黙々としている人がすぐに仕事辞めがちなのは、こういった背景もあるということです。


感情〜行動の「一番奥の動機」を見抜く


エイブラハムの「感情の22段階」は、表から今の自分に近い感情を探すだけで波動状態が確認できる点で、とても明快です。
「なるほど、こういう感情の状態でいればいいんだな!」と、先ほどの説明だけでもいいヒントになったと思います。

ですが、実際に日常生活の中でこれを生かそうとすると、「感情の判定が難しい」ということがなかなか多くあります。

わかりやすいように、例え話をします。

Aさんは会社員で、今日は大事な会議があります。
ですが、毎日の仕事でストレスが溜まっているAさんは、「今日はどうしても会社に行きたくない」と思い、自分を労って休むことにしました。
会社に欠勤の連絡をしたAさんは、「今日はゴロゴロするぞ!」と解放されたような気持ちで一安心し、再びベッドに潜り込みました。

この例でAさんは、「ネガティブな感情」になってしまうイヤな会社の会議に出ず、「ポジティブな感情」になれるであろう欠勤という選択をしました。
「感情の22段階」の中でいうと、「1,自由」「5,楽観的な姿勢」「7,満足」あたりを狙った行動選択です。

普通、「これでいい波動状態になれるだろう」と思ってしまうかと思いますが、実はここには大きな落とし穴があります。

引き寄せの作用点は、感情の一番深いところ……根底の感情にあります。
人間の意識は、よく氷山のイラストで表現されることがあります。
下記のページの図がわかりやすいかなと思うのですが、ここでいう「根底の感情」とは海に使っている氷部分……潜在意識より下の部分を指します。

頭の先(顕在意識)で楽観的な選択をしたつもりでも、心の奥底(潜在意識)では不安や恐れでいっぱいだったりします。
すると、現実創造は「不安や恐れ」の周波数の方が採用されます。

上記の例では「1,自由」「5,楽観的な姿勢」「7,満足」あたりを狙ってポジティブな選択をしたはずのAさんでしたが……深層心理では「うまくプレゼンできないかもしれない(不安)」とか「休んで周りからどう思われるか怖い(恐れ)」とか、「役立たずの自分がいなくても、どうせ会社は回るんだ(無価値感)」など、一番奥の動機にある感情がネガティブであると、引き続きネガティブな現実が創造され続けることになる、というわけです。

今の自分にとってポジティブな選択をとればいいだろう、と安直に考える前に、その奥にある感情を見てあげることはとても大切です。
過去記事『「恐れ」のいちばん奥を見る』は、深層にある感情の深堀りに参考になると思いますので、よければこちらもご覧ください。


ネガティブ発進の行動をするときは


とはいえ、この例では「出社する」と「休む」の二択で、Aさんの現在抱えているストレスなどを考えたとき「休む」の択をとる方が望ましいこともわかります。
もし、根底の感情がネガティブな状態であると分かりながらも「休む」という選択をするのであれば……気を付けるべきポイントがあります。

それは……
「今ここ!に完全集中すること」です。

つまり、今日会社を休んでゴロゴロすると決めたなら、会社の憂鬱に関する一切を忘却して、本気でゴロゴロの幸せを享受します。
次の出社日の心配、周囲の反応の心配、やらなかった仕事の後処理のことなど、一切考えません。一切です!
そうすると、現在の波動状態から、元々あったはずのネガティブな波動を、バッツリ切り離すことができます。こうすると波動は高いものとなり、ネガティブだった現実創造はポジティブなものへと転換していきます。
「今ここ」しか考えないのです。

これは、一瞬だけならそんなに難しくないかもしれません。
ですが、私たちは基本的に「真っ先に不足に目を向ける」ことが習慣になってしまっているので、24時間ずっと能天気にゴロゴロして過ごせるかというと、やはり苦戦すると思います。
人によっては何十年も無意識に刷り込んできた「思い癖」ですから、日々練習を重ねながら「今ここ!」に集中できる自分を目指していきましょう。

いい波動状態を維持するには、集中力も必要になる、ということなのです。


「いい波動状態」の体感


例えば人に合わせすぎたり、息を吐くように建前で生きてしまっている人など……普段、あまりに自分の感情・感覚を無視して生きてしまっていると、「いい波動状態」を感じとる身体感覚は鈍感になっていきます。

美味しい料理を食べたら、体中で「美味しい!」と感じられますか?
「あんまり……」という人は、テレビを付けなから「ながら見」で食事をとったり、考え事をしながら食べるのをやめてみましょう。
先ほども書いた通り、いい波動状態を維持するには、“「いい波動状態」にあり続けるための”集中力がとても大切です。

他にも、お風呂に浸かるときは「気持ちいい」感覚に集中してみたり、好きな音楽を聴くときにはいつも以上に浸りながら聴いてみたり、鳥の声に耳を澄ましてみたり、太陽の光を浴びて気持ちいい感覚を感じてみたり……
こういった「リハビリ」を繰り返していくうちに、感じにくかった体感覚は徐々に開いていきます。


「感情の22段階」は、視覚的に理解しやすいように説明に用いましたが、「いい波動」のときの実際の体感覚は、例えば次のようなイメージです。

・温泉に入って「あ”あ”〜……」と声が出る感じ
・気持ちいい鳥肌
・温かいお茶を飲んで胸がジンワ……とあったまる感じ
・思考が止まってホワァ……と静かに浸る感じ
・手のひらが温かくピリピリしてくる感じ
・背中に温かい感覚がブワァッ……と上る感じ

ここに挙げたような体感覚は、過去の記事『“お風呂で思いつくことは、いいアイディア”の法則』で取り上げた、「ボルテックスに繋がる」リラックス状態ともいえます。

この感覚をできるだけ長い間維持していられれば、とても理想的です。
ですので、普段忙しくしている方でも合間を見つけて、「コーヒーをゆっくり飲む」「お風呂にゆっくり入る」「好きな音楽を聴く」などのアクションをとられることをお勧めします。
こうした癒しの時間が「いい波動状態」を作り、精神面も現実面も、よりよい状態に調律していってくれるのです。


おわりに


以上、今回は「いい波動状態」の条件や考え方、体感などを説明してみました。

先ほど述べたように、自分の感情・感覚を無視しがちな方は、意識的に自分を癒すための時間を作ってあげるようにしてみてください。
かくいう私も精神的にボロボロの会社員時代は、いつもお昼休憩中、他の人がお弁当を食べている間もずっと机に向かって仕事してました。
毎日毎日、仕事の遅れを取り戻すことで頭がいっぱいだったのです……!
当然ながら気持ちの面も現実の面も、ずっと落ち込んだままでした。

頑張り屋な人ほど、よくない状況を「自己犠牲」で解決しようとしてしまいます。ですが、それでは余計に自分の首を絞めてしまうのです。
繰り返しになりますが、自分の状態が現実を作るのが「波動の法則」の基本だからです。

もうあなたは十分に頑張っています。
ですから、自分に優しくして、たくさんエネルギーを補充させてあげてくださいね。




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