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一日は最高だ

質素な今晩の食事を終えて、部屋にはchillでポップでLo-Fiな音楽を垂れ流す。
散らかしたままのノート、B5用紙、干しっぱなしの洗濯物。

こんな一日は最高だ。


傍に置いていた日記帳を開けば、こんなことが書いてある。

楽しくウキドキワクに漫画を描いて、発信して、やりたいことを存分にやって嬉しくて生きていけたら、それが一番いいなあ。大好きな人に囲まれてさ。それから、毎日が心地良い、日のあたる昼の午後、ってカンジがいい。毎日が休日みたいにやさしくて、穏やかで、植物とコーヒーの香りがする。
幸せだなあ。どんな風に生きてもいい。

2021/11/29

急に人生がガラッと変わってもいい。急に何ももたない私になってもいい。恐れるほどには困らないような、なんとなく無責任にそんな気がしはじめる。
なんか、軽くなりたいんだよね。
なんて、書いたらちょっと怖くなっちゃった小心者だ。

2021/11/29

いま、まるでそんな風に生きてるじゃないかって。
いつの間にか日常になってしまったけれど、それを忘れちゃ勿体ない。だって、こんな贅沢は他にない。

まったくもって、一日は最高だ。


もしかして私は、今こんなようにして生きていることの責任を、後始末を、いつかはつけるのかもしれないが、それにしてもこの一日が素晴らしいことには違いないのだ。
今、この場には祝い事しかなくて、だからまったくもって、この歓びを享受せずにはいられない。

いつか願ったことを手にしても、人はみな、今無いものばかりを追いかけてしまうから。
いつか願ったことすら、いずれは忘れてしまうから。
私は今日という日を、いつか願ったことを、何度だって思い出したい。
「今日」という日が私に望まれて、今ここにあるということを。

ああ、もう、最高だ。
最高だ。

私は今、歓びの真ん中だ!


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