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海外留学帯同中に、やって良かったこと・これからやりたいこと

こんにちは。イタリア旅行後、ぐずぐずに体調を崩していますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

もうすぐ2023年が終わる!ということで、スペインに来て4ヶ月・パートナーの海外留学帯同にあたって「やって良かったな〜」「これからやりたいな〜」と思うことをピックアップします。あくまで個人の感想なので、ご参考程度にしていただければ幸いです。

やって良かったこと

日々の暮らし系

① スペイン語学校に通う

もし時間・お金ともに余裕がある場合は、とりあえず3ヶ月、現地の語学学校に通うことをお勧めします。大きな理由は2つ。

1つ目は、「この街に、自分の居場所がある」があると思えるのはとても強いことだなと感じるから。

バルセロナに来たばかりの頃は右も左もわからず、暑さと手続の多さに圧倒されていました。ただ、語学学校に通うと、そうした苦労を分かち合える人に出会えたり、クラスメイトを通じてさまざまな国の事情を知ることができたりしました(個性あふれるクラスメイト例:YOASOBI好きの18歳ベラルーシの子、サッカーオタクのパレスチナの子、永住を目指してロシアから来た子、などなど。)。

2つ目は、現地の言葉を使うことで、ふとした瞬間に人との距離がグッと近くなるから(特に英語圏以外)。バルセロナの場合は、多くの場面で英語が通じますし、スペイン語が話せなくても(基本的には)怪訝な顔をされることはありません。ただ、スペイン語や現地語であるカタルーニャ語を話すと笑顔になってくれたり、「今スペイン語勉強してるんだ!」というと色々教えてくれたりします(嬉しい)。

ただ、中には先生が熱心でなかったり、ビザ周りでグレーなことをしていたりする学校もあるみたいです。そのため、現地の語学学校コーディネーターさんや、現地に滞在している方の評判を聞いてみるのをお勧めします。

※スペインの語学学校選びに不安があった、コーディネーターさん(無料)をご紹介できるので、ご連絡ください!

② Couseraを始める

Couseraとは、世界中の大学や有名企業が公開しているオンライン講義を受けれるサービスです(無料のものも多数)。語学学校が終わったので最近始めましたが、知識欲が刺激されてとっても楽しい。

修了すれば、履歴書に書けるもの(Googleの提供しているコースなど)もあるので、興味のある分野があれば、ぜひ初めてみてください。英語の勉強にもなります。

③トランペットを始める(=やりたかったけどできてなかったことをやる)

学生時代にトランペットを吹いており、いつかジャズトランペットを習ってみたいな〜と思っていたので最近始めました。これもとっても楽しい。
先生とのマンツーマンなので、スペイン語や英語が流暢でないことにプレッシャーを感じなくて済みます。また、楽器を吹いている間はマインドフルネス〜〜〜〜となるので本当に助かっています。

日本にいた時、やってみたかったけどできてなかったな、ということに取り組んでみるのもお勧めです。

④手続周り(特にビザ)はプロに頼む

これは本当にやって良かったです。スペインが特に、なのかもしれませんが、留学生の帯同ビザに関する情報が少なく、かつ何が正確な情報なのか分かりづらかったです。そのため、私たちはプロのコーディネーターさんにお願いしました。

結果的に、在留証明であるTIEを3ヶ月以内に取得することができ、安心して旅行ができています。

また、語学学校選びも、コーディネーターさんにお願いしました。とにかく慣れない場所で生活を始める時は、信頼できそうな方から情報提供いただいたり、手続を進めていただくのが本当に大事だな、、、と思っています。

セーフティネット系

① 似たような境遇の友達を作る(※難易度 高)

これは自分の意思だけではどうにもならないので難しい場合もあるのですが、、、。似たような境遇の友達を作れると、最強だな!と思いました。

特にこちらに来てからの3ヶ月は、不満や不安を夫にぶつけてばかりで、夫婦仲も不安定でした。ただ、滞在4ヶ月目に差し掛かろうとした時、同じく夫の留学帯同の日本人の方(同世代・子なし・夫の扶養内・お酒好き)の方に奇跡的に出会うことができ、そこから圧倒的にバルセロナ生活が楽しくなりました。また、彼女は駐在帯同の経験もあったため、親身にアドバイスに乗ってくれました。大感謝。

大人になってから友達を作る、ましてや海外で!と思うと大変ですし、うまくいかないことも多いと思います。自分のペースで、じわじわと友達が作れるといいのかなと思いました。

② オンラインカウンセリングを受ける

滞在3ヶ月目でメンタルブレイクした後、オンラインカウンセリングを予約しました。使ったのはこちらのサービス。

海外滞在している男性のカウンセラーさんに担当いただきました(時差の兼ね合いもあり)。結論から言うと、予約して本当に良かったです。

やっぱり、パートナーの帯同で来ると、帯同してきた方はコミュニティや話し相手が見つかりづらいです。そうした時に、何の気兼ねなく話せる人が1人いるだけでもだいぶ心が軽くなります。むしろ、もっと早くからカウンセリングを受けていれば、メンタルブレイクしなかったかな、、、と思いました。

③ 困った時は、信頼できる人に電話する

困った時は、信頼できる人に電話しましょう。私はメンタルブレイクした際、奇跡的に友達が訪ねてくれる予定があり、また前述の最高の友人にも出会ったため、ゆっくりと回復していきました。ただ、もっと早くSOSを出しておけば良かったなと思います。

当時は、「働かなくていいんだし」「バルセロナという素晴らしい場所に来ているんだし」「みんな私より大変なんだし」という思い込みがあり、なかなかSOSが出せませんでした。でも、人には人の大変さがあるんです!!!!!!

もちろん相手にも都合があるので、何でもかんでも愚痴を話しまくればいい、と言うわけではないかもしれません。ただきっと、あなたの話をジャッジせずに聞いてくれる人がいるはずです。気後れする場合は、前述のオンラインカウンセリングを使ってもいいと思います。
とにかく!1人で!家庭で!抱え込まないで!!!!!と声を大にして言いたいです。

④ (ほどほどに)SNSをやる

よく見ているのは、TwitterとFacebook。Twitterは主に日本語での情報収集源として使い、Facebookは英語での情報収集源として使っています。

Twitter
駐在帯同・留学帯同・国際結婚経験者の方がたっくさんいます。そうした方々と海外生活の楽しさ・苦しさをゆるくシェアすることで「自分は1人じゃないんだな」と思えたりもします。また、特に生活の知恵(スーパーでのお勧め購入品、日本食をどう作るか、家電が壊れた!!!!など)は、twitterが1番ではないか、、、?と思っています。

Facebook
Facebookには、以下のようなコミュニティがあります。
・Barcelona Expat Free Activities(バルセロナに赴任した人たちのコミュニティ)
・Barcelona Expats Families(赴任家族のコミュニティ)
・Barcelona Girl Gone International(女性のコミュニティ)

なんとなく投稿を眺めているだけでも、「私と同じような悩みを持っているんだ、、、」「みんな友達欲しいんだ、、、」と感じて元気になります。興味のあるイベントがあれば、参加してみるのも◎

仕事系

① 日本の正社員の仕事を休む

これは私がかなり恵まれた環境にいたからできたことだとは思いますが、、、。留学帯同が1年のみだったため、正社員の仕事を休んでいます(正確には退職していますが、今のところ日本帰国後に復帰してもOKと言って頂いています)。

休んだ理由はいくつかありますが、簡単にいうと1年しかないスペインでの生活に集中したかったから。特に最初の3ヶ月は環境に慣れられなかったり、手続をしたり、体調を崩したり、夫と喧嘩したり、、、と激動だったため、フルタイムの仕事は難しかったかなと思っています。

おかげさまで、夫との向き合い方を考えられたり、今後の生き方・暮らし方についてゆっくり考えることができています。ひょっとすると4月ごろから再開するかもしれませんが、いったん立ち止まることができて本当に良かったです。

② 業務量が調整できる仕事をする

正社員の仕事をしない代わりに、自分が好きなビールについての記事を寄稿しています。

こちらは、自分で企画〜入稿までできるため、体調がすぐれなかったり、別件で忙しかったりする時は自分の裁量で休むことができます。

英語で取材許可をいただいたり、原稿チェックいただいたりするのは想像以上に大変。「不正確な情報を発信してはいけない、、、!」と思うと、1記事書くにもものすごく時間がかかりました。ただ、完成した原稿を送った時、とても喜んでいただけたのが嬉しかったです。

生活の基盤が整うまでは、調整のしやすい仕事・ボランティアがお勧めです。

これからやりたいこと

ここまでがめちゃくちゃ長くなってしまったので以下はさらっと。8月には帰国予定なので、やりたいことやっていこ!の気持ちです。

  • 行きたい国に行く(フィンランド、モロッコ)

  • 行きたい都市に行く(グラナダ、ビルバオ、サンセバスチャン、バレンシア)

  • 移住家族のコミュニティのイベントに参加してみる

  • 日本人コミュニティのイベントに参加してみる

  • バルセロナ在住の女性向けのイベントに参加してみる

  • 何かしらのボランティアに参加してみる

  • ウェディングフォトをとる

  • (できれば)マラソンを走る

終わりに

ざっと書いてきましたが、色々やってきたんだな、、、、としみじみ。駐在や留学の帯同については、大変な部分もあると思います。さらに、その大変さは千差万別です。ただ、自分にとって心地よい状態を探して行う試行錯誤は、今後の人生にも生きてくるはず。

残りの日々も、背筋を伸ばして過ごしていくぞ!
おしまい!

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