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高速鉄道通じた今では様変わりしていると思われる、長沙~北京 夜行列車の車内販売の様子(2006年終わり頃)

2006年終わり頃、長沙夜9時前発の夜行列車で
北京に向かいました。

北京西駅には、昼12時に着きます。

当時、出張の切符は、中国各地(30箇所余り)にいる、所属会社の駐在員が各地の駅で購入してくれていました。列車が到着すると代金と引き換えに次の行程の切符を渡してくれます。(バトンタッチ方式出張!)
知らない土地に、同じ会社の社員がいてくれるのはとても心強い、ことでした。

ところで、この日乗った席は、B寝台(硬いベッド)、3段ベッドが向かい合っています。

車内販売では、弁当、果物、飲み物、タバコや歯ブラシなどいろいろなものを手持ちやワゴンで売りにきます。

この夜、つい呼び止めたのが、靴下売りのお姉さん、靴下以外に、手でレバーを押して充電するライト(電池不要)や光る地球ゴマ、ペン型LEDライト、など売っています。
小さなプラスチックカゴ(スーパーの買い物カゴ)に商品を入れて歩いていますが、商品の説明、パフォーマンスがなかなかうまいです。手充電ライトを買ってみようと値切ってみました。(こんなところでも値切るか?)
2割引までいきましたが、目標予算に収まらなかったので、説明に感謝して今度乗る時までに貯金して買いにくることにしました。
次乗るときも、同じお姉さんが売りに来ることを期待して。。。

この列車、たくさんの人が乗っているため、
夜中の間に水切れになってしまったようで、
朝の洗面ができず、とりあえずウエットティッシュで顔を拭いて、しのぎました。



今でも、この夜行列車が走っているかどうか、わかりません。当時の話では、長沙は伝説の某リーダーの出身地なので、長沙~北京の特急列車はキレイな車両で、特急の番号も1号2号が振られていたのだとか。今では、鉄道での同行程の模範解答は高速鉄道利用なんでしょうねぇ。

  ※写真は往路で乗った
   グレード一つ上の
   軟らかい寝台の室内、です

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