みやけん

大切な人たちと美味しいものと楽しいことに囲まれて、健康に愉快に生きたい。

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  • 音楽のこと

    一番の趣味である音楽に関すること。アカペラのことが多めかもしれません。

  • 生き方、働き方、考え方

    生きている中や働いている中で考えたこと

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aikoのライブに行って「あぁ知ってしまったんだ」と思った話。

aikoのライブに行った。 多分2〜3年ぶりくらい。そしてたぶん今回で、通算2桁に達しただろうか。 生涯忘れたくない経験を味わったので、書き残すことにした。 aikoの音楽との出会い高校1年の終わりに「二人」という曲を聴いて以来、こんなにハマったアーティストはいないんじゃないかというくらい、狂ったようにハマった。 まっすぐで伸びやかな声、繊細な歌詞、エモいコード進行、そして唯一無二のメロディセンス。 全部、全部刺さった。 初めて自分でチケットを取った、LoveLike

    • 忘れられないために、楽曲クレジットに本名を載せた。

      大学1年生のとき、初めて「SNS」というものに触れた。 いや、初めてではないか。初めては浪人生のときに登録したmixiやアメーバピグだった。でもそのときは「SNSをやっている」という自覚はなくて。 だから「初めてのSNS」は大学1年生、としておく。 ともかく、大学1年生のときにFacebookに登録した。 「人と人との縁は物理的な距離が離れてしまうと希薄になる」という、自分の中の通説に反することが、そこでは起こっていた。 だから、「あの頃の友達とまた繋がれるのでは?

      • 「描く」ことについて書きたくなった日。

        「白の使い方が上手いね」 中学校の美術の時間に一度だけ、そう褒められたことがある。 もともと絵を描くのは好きだったが、決して上手いわけではなかったし、「白の使い方ね、そうなんですね」くらいしか思わなかった。 *** 小学生の頃は「星のカービィ」が好きで、自由帳にひたすらカービィだけを描き続けていた。 (クラスメイトからは揶揄するように「カービィ少年」と呼ばれた。笑) 中学生になり、美術の授業では本格的に「美術」を学ぶ。 グラデーション、空気遠近法、なんとか点透視図

        • 「苦手なもの」草子

          乗り換えが苦手だ。特に帰りの電車。一日の疲れや、友人との楽しいひと時に思いを馳せているうちに、気づけば反対方向に進んでいる。 だいたいなんで、二十何番線まであるような大きな駅なのに、一つのホームに別々の路線が交互に停まるのだろう。埼玉の新居から出勤する初日、渋谷へ向かうはずが上野に到着し絶望した。 Amazonのプライムデーが苦手だ。あまり物欲が強い方ではないため、「安いから買う」よりも「必要に迫られているから買う」ことの方が圧倒的に多い。 なのにプライムデーだけは、「

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          やり場のないモノローグ

          「出身どこ?」 「…福島県の郡山市ってとこ。一応新幹線通ってるから、東北行くことあったら通過すると思うよ。」 日常の中の、何気ないやりとり。でも、一瞬だけ歯に被せ物をしたような感覚になる会話。 別に嘘なんかついてない。紛れもなく僕はそこに住んでいたし、柏屋の薄皮饅頭が定期的に食べたくなるし、冷やし中華にはマヨネーズをかける。 でも、そこにはもう実家はないし、幼馴染と呼べる存在はいない。 幸いなのは、妻が同じ高校の同級生で、義実家は郡山にあること。おかげで僕は年末年始

          やり場のないモノローグ

          「編曲」を続けさせてくれた、全ての人達へ。

          「編曲(アレンジ)」という営みが好きだ。 原曲を聴き込む。歌詞を読み込みイメージをふくらませる。楽譜作成ソフトに音符を並べる。再生してイメージと齟齬がないか確かめる。何度も作っては消し作っては消しを繰り返しを繰り返し、一歩一歩形を作っていく。 昼に作業を始め、気づいたら日付を超えていた、などということは何度もあった。 それでも、僕にとって編曲と向き合う時間は至福のもので。 かれこれ15年続けていくなかで、「編曲ができる」ということは音楽における自分のアイデンティティに

          「編曲」を続けさせてくれた、全ての人達へ。

          アカペラできなくて暇だったので、2年で100曲を耳コピした話

          この2年間、自分でもびっくりするくらい、アカペラに触れることが減った。 月2回は所属バンドでの練習があり、毎年数回はライブやイベントに出演する程度にはそこそこ活発な社会人アカペラーであったが、そのような機会が減った瞬間、アレンジをすることも、アカペラ音源を聴くことも一気に減った。 それでも初めのうちは、仲間とともにリモートアカペラ動画を制作したり、ミキシングをしたり、知り合いからアカペラアレンジを依頼されて制作したりと、ありがたいことに何かしらの形でアカペラに触れることは

          アカペラできなくて暇だったので、2年で100曲を耳コピした話

          noteを書くときにぼんやり意識していること

          noteを書くときに個人的に意識していることを無理やり言語化してみました。 書くのに行き詰まったときの参考になれば嬉しいです。 ※あくまで自分用のメモとして書き出したので、そこそこ読みにくいと思います。ご承知おきください。 【なぜ書くか】書く目的を1つだけ設定しよう。 目的がないと、書いているうちに方向を見失い、何が言いたいのか自分でもわからなくなる。 ただし、書いている途中に目的が変わってきたら軌道修正してもいい。その場合は、それまで書いていた部分も読み返し、全体

          noteを書くときにぼんやり意識していること

          9ヶ月ぶりのライブ出演で「アカペラをやる本当の目的」に気づけた話

          この記事は、「アカペラアドベントカレンダー2020」の1日目の記事です。 ◆アカペラアドベントカレンダー2020 URL https://media.acappeller.jp/feature/8105/ ———– 2020年も、残すところあとわずか。 昨年に引き続き「アカペラアドベントカレンダー」を仲間とともに企画した。 その第一回として一筆したためられることに、少しの緊張とワクワクを抱きながら、キーボードをたたく。 *** 年の瀬が近くなると、多くの人々がS

          9ヶ月ぶりのライブ出演で「アカペラをやる本当の目的」に気づけた話

          何年か経った後に聴き返して「よかった」と思える歌を歌いたい、という話。

          先日、「金曜ロードショー」で『君の膵臓を食べたい』という映画が放送されていた。 この映画の主題歌になっている、Mr.Childrenの「himawari」という曲を、以前アカペラアレンジして歌ったことがあった。 僕はいわゆる「歌が上手い」人間ではないため、過去に自分がリードボーカルを担当した音源や録音をたびたび聴き返すということはほとんどしない。 でもこの動画だけは、時々聴き返したくなるから不思議だ。 思い出して、改めて聴いてみたが、ピッチは不安定だし、声は頼りないし

          何年か経った後に聴き返して「よかった」と思える歌を歌いたい、という話。

          急激な変化から半年経って、「純粋な希望から生まれたコンテンツ」が欲しくなってきた話。

          働き方、遊び方、生き方が大きく変わってから半年。 ふと、「飽きてきたかもしれない」と気づいた。 *** 「お店で飲めないので、Zoom飲みをやりました」 「対面で会えないので、オンラインでセッションしました」 「会場に人を入れられないので、配信形式で無観客ライブをやります」 そういった営みの裏には、困難な状況を打開して人々の笑顔を守りたい、という思いがあるだろうから、否定するつもりは全くない。 むしろ、「テクノロジーの力をもってすれば、人間はどんな状況にも適応できる

          急激な変化から半年経って、「純粋な希望から生まれたコンテンツ」が欲しくなってきた話。

          noteで「つぶやき」ができることを今更知ったという。

          noteで「つぶやき」ができることを今更知ったという。

          去年参加した「Vocal Asia Festival」がめちゃくちゃいいイベントだったので、おすすめポイントを書くよ。

          昨年8月9日〜8月12日の4日間、香川県は高松市で開催されたアジア最大のアカペラの祭典、「Vocal Asia Festival」(通称VAF)に参加してきました。 「アカペラの祭典」というと、JAMやKAJa!やアカスピなど、「全国各地のアカペラバンドが競い合う場」を想像するかもしれませんが、VAFはそれだけではなく「アカペラの技術向上やプレイヤー同士の親睦を深める場」、としての側面が強いイベントです。(以下、公式サイトより抜粋) ◆Vocal Asia Festiva

          去年参加した「Vocal Asia Festival」がめちゃくちゃいいイベントだったので、おすすめポイントを書くよ。

          今だからこそアカペラーができると思うことをだらだらと書くよ。

          ツイートだと長くなりそうなのでnoteに書く。でもいつものnoteのようにまとまった感じの文章にはならないと思う。深夜ラジオのようなテンションでだらだらと書いていくので、ご理解いただいた上で読み進めていただきたい。 はじめに念のため、今回どういうことを書くかだけ触れておく。 言わずもがな、新型コロナウイルスの影響で、アカペラーをとりまくあらゆる活動が影響を受けている。僕自身も出演を予定していたライブイベントがいくつかあったが、いずれも中止・延期となり、それに伴いバンド練習

          今だからこそアカペラーができると思うことをだらだらと書くよ。

          友 今君が見上げる空は どんな色に見えていますか?

          2020年3月2日突然の、あまりに突然の知らせだった。 LINEのトーク画面を見て、頭から血の気が引いていくような感覚とともに、その場を動けなくなった。 人はそれを「頭が真っ白になった」と表現するのだろう。 正直なところ、僕は彼と特別親しいわけではなかった。 それでも、彼のことを尊敬していたし、大切な仲間だった。 ただ呆然と、スマホの画面を見つめることしかできなかった。 30分ほどたち、少しだけ頭の回転が戻ってきた。 遠方なので若干のためらいもあったが、無理して

          友 今君が見上げる空は どんな色に見えていますか?

          aikoがサブスク解禁したので、勢いに任せて全オリジナルアルバムを3行くらいで紹介するよ

          2020年2月25日。 火曜日にもかかわらず、「まだ寝たくないなあ」などと思いながらTwitterを開くと、とんでもないニュースが飛び込んできた。 「aiko サブスク解禁」 衝撃を受けた。 時代の潮流に乗り、ミスチル、ユーミン、サザンといった名だたるアーティストがサブスク解禁する中で、aikoの楽曲は断固としてサブスクでの配信がされなかったからだ。 そんなaikoがこのタイミングでサブスク解禁に到るまでには、数多くの葛藤があったことだろう。それらを乗り越えこのよう

          aikoがサブスク解禁したので、勢いに任せて全オリジナルアルバムを3行くらいで紹介するよ