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文化部会が代議員会を開催 新役員決定や文化部会費徴収の有無などについて審議

 5月16日、文化部会代議員会議が18時から全学教育棟C202で開催され、会議には加盟サークル28団体が参加し、文化部会費徴収の有無や新役員決定など、様々な議題について話し合われた。
 
 まず、昨年度以降議論が続いている文化部会費徴収について意見が出された。規約では1サークル当たり年間1000円+部員1人につき10円の会費を徴収することとなっていたが、近年は徴収が正常に行われていない。
 メリットとしては、「部室棟などの掃除用具が文化部会で用意可能になり、ゴミ袋などのお金を自己負担する必要がなくなる」「必要になる度に徴収しなくてよい」「会費徴収によって文化部会での活動に責任を持たせることができ、正しい手続きを得ない脱退を防止することができる」「徴収の金額は少し高くなるが、部誌『文華』(現在休刊中)の発行ができる」などが挙げられた。
 映画研究会の代議員からは、「何か作る際にその都度お金を徴収するのならば、事前に集めるほうが楽でよいのではないか」という意見も出された。
 挙手による投票で、出席サークル28団体のうち14団体(2分の1)が賛成したが、可決の条件である3分の2以上の賛成を満たさなかったため、文化部会費の徴収は否決された。
 また、現役員の任期が迫る中、新役員に関しては「意見の偏りを防ぐため、前回役員だった団体からの続投はしない」という条件のもと、新役員が暫定的に選出された。新役員は、放送部、映画研究会、将棋部、ジャズ研、Higo-Pella、手話サークルの6サークルから選出され、具体的な役職は次回の代議員会で決定される見通し。

 代議員会の採決結果を受けて、文化部会の松尾会長は「(会費については)再度話し合い・判断することもあるかもしれない。会費など、文化部会規則の改定はフレキシブルにするべき。どんどん審議して改定していった方がいい」と述べた。
 次回の代議員会議では新役員の決定・紹介、今後の活動について話し合われる予定である。
 
(2024年5月18日)


会費や新役員について協議する代議員=5月16日全学教育棟C202教室

【熊本大学文化部会】
1980年代から存在する、熊本大学の31の公認文化系サークルを統括する学生自治団体。サークルを代表してサークル棟や学生会館の補修や整備、公認更新などを大学当局に対して行う。学生代表として学生課に対して交渉を行う「労働組合」のような存在で、サークル棟や学生会館にサークルの部室を割り振る権限も有している。(熊本大学新聞第220号2面より引用)

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