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移住前に月イチで通いながら情報を集める

 移住することを決めた後も、丹後には月1回くらい通い続けていました。住む場所と仕事はタイミングよく見つけることができましたが、まだまだ知らないことだらけで不安も多い。そんな気持ちを解消したい気持ちがありつつも、結果的に出会った人たちに遊びに誘われたり、面白そうなイベントを案内された事もあったりで、なし崩し的に月1回通う結果となりました。

 月1回くらい通っていたので、帰るタイミングで移住相談員の方からも「次はいつ来るの?」と聞かれるので「◯◯頃です」と答えると「その週末はちょうど◯◯っていうイベントがあってさ~」という具合でぬるっと次月の予定が決まっていきます。

 丹後に来て3回目くらいのタイミングで、謎にイベントのブーススタッフをやらせてもらう事もありました。自然公園で行われていたアースデイで、受付をしたり、飲食ブースを手伝ったり。妻は餅つき体験の売り子として、めっちゃ声張って集客活動をしていました。笑

 丹後半島自体は広いですが、住んでいる人たちは面積に対して多くないので、イベントでは顔なじみの人たちとも出会うこともできました。逆にイベントで初めましての方たちも、別の機会に出会ったりもするし、初めて丹後を訪れた時に出会った飲み会メンバーの誰かには滞在中に必ず顔を合わせます。

 そうやって少しずつ知り合いが増えていき、コミュニティの馴染めていけたのは移住後の生活をスムーズにしてくれました。もちろんお世話になる農家さんのトコへも定期的に手伝いに行きましたし、そのついでに住む予定だった賃貸物件の大家さんにも挨拶へ行ったりして、移住の準備を詰めていくことも。

 調べればナンボでも情報が出てくる時代ですが、ローカルはやっぱり人の繋がりで有益な情報が得られるので、その意味でも通いながら情報を得て移住準備をすることはとても大切。通い続けて知り合いが増える=得られる情報の幅がどんどん広がっていくので、あとは臆せず困っていることをシェアしたり、相談してみることがポイントです。

 ぶっちゃけ、移住してどれくらい生活費がかかるのかを知りたかったので、相談を持ちかけて丸っと教えてもらった事もあったし、妻は仕事を決めていなかったので求人情報も人づてに色々教えてもらいました。そんな期間が半年くらいあったお陰で移住に対する不安はほとんどなく、友達にも困らなそう、という状態。初めて丹後に訪れてピンときた感覚はやはり正しかったようです。

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