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フリーランスの2つのコツ

Time is money、「時は金なり」ということわざみたいなのがある。誰が言ったのか忘れたけど。ベンジャミン・フランクリンだったかな。アメリカ人の言いそうな言葉だ。戦前の日本人も影響を受けて、時の記念日にこんなポスターを作ったりしている。

ぼくはこれを変える必要があると思う。

Time is Life、時はいのちなり。

生きている、ということは時間をもらっているわけで、だからこそ、時間を大切なことのために使わなきゃね・・・と言いつつ、この年末年始は食っちゃ寝食っちゃ寝してたんだけど(笑)

ただ、ぼくが会社辞めてフリーランスになったのは「Time is Life、時はいのち」だから。

やりたいことに自分のいのち=時間を使いたい。多くのフリーランサーも同じ思いのはず。

フリーランスのコツ「自前主義」でも書いたが、「時はいのち」のためにも「自前」というのは繰り返し強調させてください。フリーランス歴24年目の体験からお話します。

そりゃ、フリーランスやってると、大波小波あるよ。売上。自分ではコントロールできない。

でも、フリーランスにとって一番大事なのはマインドセット、こころの置き方だ。

フリーランスのマインドセット「イマココ」

大波小波が自然であり、夏にはセミが、秋にはコオロギが鳴くように、「当たり前のこと」と思っていれば、何のことはない。

禅の影響もあり、ぼくはもともと「イマココ」にしか生きない、と決めている。だから起こってもいない未来のことは悩まないし、悩んでも仕方ないし、「いまこの瞬間」は刻々と「過去」へと変化している。「過去」になると同時に「未来」は「いま」に変化する。
だから、結論、「なるようになる」「なるようにしかならない」。これでいいのだ(笑)

「イマココ」がフリーランスにとって大事なマインドセット。
次は、具体的な戦略を。それが自前主義。

フリーランスの戦略「自前主義」

売上の中身には2つある。1つは、受注したもの。発注してくれた仕事を受けるもの。ただこれは、自分ではコントロールできない。予算も納期も決定権は発注サイドにある。そしてそもそも「いまある仕事が明日もあるかどうかの保証」は、ない。

ぼくは独立時決めたことがあって、「受注比率をできる限り低くしよう」というもの。仮に、受注した仕事だけで売上が成り立っていたら、怖いやん。仕事を発注してくれているところ次第なわけで、それは非常にリスキーだし、仮にそれが一社だけなら、わざわざ会社辞めた意味がない。同じだから。

受注の他に、もう1つ、つまり創注、自前で商品を企画することをずっとやってきた。毎年、新企画を出し、当たりハズレはあるものの、そのために自分も必死に勉強を続けてきている。これが良かったと思う。勉強は好きだしね。

なので、「阪本って、誰やねん」の時代から「阪本塾」というビジネスパースン向けの個人塾を始めた(たぶん、日本で最初だと思う)。
MAIDOはこの延長にある。

「クリエイション」「仕組みづくり」「関係づくり」の3点バランスに留意しながら歩いた。

勉強会やイベント参加者のコミュニティを育ててきた。これが「仕組み」と「関係」づくり両方に奏効した。

ということで、フリーランスの皆さん、上に書いた2つのコツ「イマココ・マインドセット」と「自前主義戦略」、是非参考にしてくださいね。

Time is Life、時はいのちなり。

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