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これからすべて、「フリーランサー的」な職業への姿勢が求められる

キャリア(職業)のお話。

ぼくは、これからすべて、「フリーランサー的」な職業への姿勢が求められると思う。

仕事をお金に変える方法には二種類ある。

「時間」を売る
もう一つは、「成果」を売る

特製クリアファイル440円税込

成瀬はびわ湖大津観光大使になった。

篠原かれんさんと二人でやる。
かれんさんは祖母、母も同じくびわ湖大津観光大使で、三代続けての快挙だがこれは生まれた時から決まっていた。祖母、母は「三代連続」を狙ってかれんさんを育てた。

さて、かれんさん、いざ観光大使になってしまうと、「次の生きる目標」が見つからない。「成瀬はどう?」と訊いてみた。

成瀬は答える。
「うーん、わたしは次から次にやりたいことを思いついて困っているタイプだ。最近はフレンドマートでアルバイトをはじめた」

その後成瀬と共に観光大使の仕事をするうち、「自分の好きなこと=撮り鉄」をやっていいんだ! と気づく。母や祖母の言いなりの人生から飛び出す。

成瀬は現在京大生だが、就職はどうするんだろう。彼女にとって著名企業の社員に「なる」ことは全く意味がない。

観光大使にはなったが、なることが最終目標ではない。成果は大津とびわ湖を多くの人に知ってもらう、親しみを感じてもらうこと。関心を寄せてくれるだけでいい。

そのためには京大入学式にも観光大使の制服で行く。
紅白歌合戦にも三山ひろしのけん玉チャレンジメンバーとして参加、観光大使制服で見事成功させた。

あくまで「何をする」か。

だとすれば、一番向いているのはフリーランサーだろう。

何かをして、成果を出す。

「◯◯会社の社員になる」ではなく。

いま、多くの企業で経営者がぶつかっているのが労働基準法だ。

成熟した社会でお客さんが求める商品はクリエイティブなもの。

つまり、創造性が欠かせない。
クリエイションは、時間とは独立変数だ。無関係。

夜中、早朝、深夜・・・「降りてくるアイデア」は時間なんて関係ない。

ところが始業時間、就業時間がはっきり決められている。

テレワークも、会社のホストサーバーにアクセスした時間でしっかり「管理」される。

これは実話だが、オンライン会議が白熱し、当初決めていた定時17:30を超えた。途端、アラームが鳴り、「あと5分で終了せよ」とのメッセージ。無視してたら、突然、画面がブロックアウトした。強制終了されたのだ。これはオンライン会議の主催者が労働組合員だったこともある。

ぼくが大企業、ちゃんとした会社はこれから先細りになると言っているのは、これが理由だ。クリエイションしなければ生き残れないのに、いまだに労働条件が工場勤務時代のままだから。

若い人は若い人で困ってる。

「元気で2晩くらい徹夜したってぜんぜんオーケーっすよ、じゃんじゃん仕事させてください!!」

と言っても、仕事させてもらえない。労働基準法の壁があるから。

「クリエイティブな仕事をやりたくてもできない」のが現在のちゃんとした会社の壁なのだ。

「時間」を売る

では、うまくいかない。

そこでフリーランサーの出番だ。

「成果」を売る。

フリーランサーといっても、個人に限らない。
フリーランサーみたいな会社もある。

この連休中、ぼくはある会社に仕事を依頼した。その会社はフリーランサーみたいな会社だ。休みはもちろんあるが、社長は昼夜問わず連絡取れる。定休日なんかない。

社員たちも、自分のペースで仕事する。
休みたければウィークデーでも休む。
土日祝日関係なく仕事する。がんがん。

会社からもらう給与は成果に対して支払われていることを身体の芯で知っている。だからといって、会社への愛がないわけではない。むしろ、会社を愛しているからこそ、会社の発展のために、自分を磨き、仕事の成果にこだわる。よりクリエイティブに、より面白く、より楽しく仕事を創意工夫する。

こういう、フリーランサーのような会社、これから強いと思う。

個人のフリーランサーで、「これができる」とはっきり旗立ってる人は、「ちゃんとした会社」からも重宝される。なにも社員でなくても、業務委託契約で仕事してもらえばいいから。ちゃんとした会社だからこそ、社員にはちゃんとしなければならない。時間を買うしかない。

しかし、欲しいのは成果だ。

ならば、フリーランサーと業務委託契約すればいい。

JOYWOWは、成瀬がフリーランサーになったら、是非業務委託契約でやってもらいたい仕事がある。もちろん、広報だ。

成瀬なら、喜びと共に、JOYWOW広める成果をしっかり出してくれるだろう。

シングルマザー就労支援NPOのJW-UP社員総会が今週の8日にあるが、こういうお話をしようと思ってます。

そして、これからの教育も、こういう方向・・・個人が自分の得意、好きを極めることの後押し・・・が望ましいと思います。うちの子どもは引きこもりでまともな学校教育を受けなかったけれど、「得意」「好き」を知って育った。おかげで同年代の人より、稼いでます。

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