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毎日就職し、毎日失業するようなもの

フリーランスなので、毎日就職し、毎日失業するようなものだと笑ってる。

もちろん、株式会社JOYWOWという会社に雇われているが、自分で作った会社であり、フリーランスのほうがぴったんこ。NPO法人JW-UP(ジョイワウアップ)の理事長やってるけれども、こっちは無給だから、なんか、種類が違う。

毎日一社の勉強をしてる。メインはカンブリア宮殿とガイアの夜明けを観るんだけど、昨日、ついに全部観終わってしまった。関係者以外で、カンブリアとガイア全エピソードを観た人って、少ないと思います。

観るものがなくなったので、NHKドキュメント72時間にしてる。一話が20分程度なので、コンパクトなのもいい。

今日ついさっきまで観てたのが、『工場閉鎖の街で』。2013年5月10日放送。

ソニーEMCS美濃加茂工場の閉鎖。ここはプレステ2やテレビや携帯で賑わっていたそうだ。

工場閉鎖に伴い、働いていた人たちは失業することになる。他府県の工場へ行こうと思えば可能らしいが、家族やらいろいろな事情で、辞める人の方が多い。

2013年当時、「工場が閉鎖されて失業する」ということが、2022年のいまより深刻に重く受け止められていたように感じる。いやもちろん、現在でも「働く場がなくなる」ことは、深刻で重い話ではあるのだが、そもそも、「どこかに依存して生きる」ことって、楽しくないと思うんだけど、そうじゃない人も多いんだろうね。

少なくともぼくは楽しくない。

自分で自分の「これから」をコントロールできないわけでしょ?

「毎月、どこかから給料が確実に振り込まれる」
ことって、奇跡に近いわけで、「それが当たり前」と考えるのはとっても危険だ。「災害が日常に貼りついた」この地球、一秒後に何が起きるかわからない。

毎日就職し、毎日失業するようなもの

というのは、実はぼくに限らず、みんな同じだと思う。

ぼくが毎日一社勉強しているのは、そのための貯えなんだ。

失業とかそういう文脈で「貯え」という言葉が使われることが多い。
その多くは「貯金」を指す。もちろん、お金の貯えは大事だ。でも、本当に大事なのは、自分の原始脳(大脳辺縁系)、無意識にどれだけ学びを蓄えられているか。

AI(人工知能)の世界で「ディープラーニング」深層学習がある。
ぼくの一日一社の勉強は自分の原始脳へのディープラーニングだ。

新脳(大脳新皮質)が反応できる「ああなったら、こうなる」「あれとこれを結びつける」といった直接的な効果は期待していない。

一日一社学習のEvernoteメモ

期待していないが、何かあったとき、それが「何」かはわからないけれども、必ず自分を支えてくれる。そう思ってる。

スキルを磨く・・・というより、このような、ディープラーニングスタイルが、本当の貯えになります。フリーランス歴22年の経験から。

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