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再読の効果

「再読 re-reading」という思考法を東京大学・森下有先生に教えていただき、とても重宝してる。

今回、飛行機が飛ぶか飛ばないかで今日から始まる新潟のアクティビティが大きく影響受ける。

何によって判断するか。

飛行機が飛ぶ、飛ばないを。

テレビニュースを見る。

これは最も避けたい方法だ。
なぜなら、テレビニュースは、「一番それらしい画」を探し、映すから。

今回も、新潟の様子は、柏崎や長岡を見せていた。

新潟と言っても広い。東西に長い。当然、場所ごとに気候違う。

「らしい画」に脅されてはいけない。

次は

現地にいる仲間に様子を聞く、というのが一般的だろう。

しかしこれにはバイアスかかる。

彼らはあくまで現地に住んでいるだけであり、感覚的に「この天候なら、飛ぶんじゃないですか」と「雰囲気する」わけで、聞く人によって飛んだり飛ばなかったりする(笑)

飛ぶ・飛ばない

を再読する。

どうするか。どうしたか。

新潟空港に電話し、職員さんに空港および市内の様子を聞いた。

積雪量少ない
市内平穏
空港からのバス通常通り運行

これだけの事実を手に入れた。

あとは航空会社の判断基準を探る。

知人に、パイロットがいる。

その知見を集めると、見えてきた。

飛行機というものは、空港にたくさん常備してあるものではなく、常に動いているもの。

例えば、羽田発伊丹、折り返し、伊丹発羽田、というように。

とすれば、今回のようなイレギュラー事態になったら、運航シフトが途切れる。

動が健康的であり、静は不健康なのだ。

どの空港でも朝イチの便が欠航になるのは、前日の最終便が飛んでなくて、飛行機がステイせず、ない、ことが原因だろう。

そう思って今日の便を伊丹-新潟で見てみると。

おそらくぼくの搭乗する便(10:25伊丹発11:25新潟着)が新潟に着いて、折り返し正午に伊丹へ向かうように読める。

ということは、

飛ぶ。

ぼくの便がキックオフになって。

雪の加減で戻るかも
という条件付き運航だけど、それは万一のための保険だろう。

こうしてぼくは空港へ向かい、いま、ラウンジでコーヒーいただきながら、これを書いてます(笑)

行ってきまーす‼️

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