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たこ焼き屋と高級料亭、どっちが儲かる?

「間違っても会社員にはなるな」

子どもに幼い頃から言い聞かせてきた。
親の言うことを守り、立派にフリーランスやってる。

これでフリーランス二代目であり、代々わが家はフリーランスのサラブレッドとしてやっていく所存であります。あ。おやじ入れるとぼくで二代目か。妻の父もフリーランス。フリーランスの家系であるには違いない。

資金繰りやったことのない人に経営はわからない。

だから大学の経営学部というのは黒い白鳥のように形容矛盾なので、行かなくていいよ。MBA? 不要。ずっとこういう話してるから子どもは神学部行った。いいじゃん。神学こそ大学でなければ学べない。

休学して、結局退学したんだけど。あれ、なんつうの? 参加費? 月謝? 学費か。休学中も要るんだね。どっかーん取られた。勉強になりました。

経営はセンスで、これは先天とどこかに書いて「そんな殺生な」とクレーム・メッセージ四通届いた。もう少し詳しく言うと、後天で身につけることのできるの、ある。計数管理。

今朝三時に起きてガウディ研究したのだが、彼の天才はしっかりした基準数値に支えられていた。計数管理した上のデザイン。

重力を支える枝分かれ柱

キリスト教の聖数「12」を基準とし、12進法にしていたし、歩幅75センチを単位とするプロポーションデザイン。半径の10倍が柱の長さ。聖家族(イエス、マリア、ヨセフ)の3人にちなむ「3」も基準値として使われている。

これらが基準数値となっているから図面なくても、柱の長さは決まる。柱相互の間隔決まる。

経営も同じ。基準数値をしっかり押さえる。これは後天で学べる。

飲食店やるとする。

家賃は売上の10%以内
人件費は売上の30%以内
損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)

以上。

知人のたこ焼き屋は古いビルの狭い一コマを借りてる。一日2500皿売る。
客単価1,000円として、日商250万円。月20日営業して月商5,000万円。年商6億。家賃知れてる。億万長者なのである。

たこ焼きは

生地(粉、水など)
たこ
具材
サラダ油

で出来る。変動費だらけとも言えるが、経営で重要なのは損益分岐点売上高、それを決めるのは変動費、率であり、金額安いから問題ない。

メニューを絞る

というのも大事。たこ焼きはトッピングにいろいろバラエティ出せばそれだけで新メニューになる。原価、変わらない。

近所の高級料亭。北新地のおねえさんの同伴出勤に利用するような店。朝、前夜使ったおしぼりを箱に入れて店の前に出してる。その上に紙。手書きで「50」。
50本ください、ということだ。客が座って出すのと、食べ終わり、お会計前に出すのとあるから、一日25人としよう。

客単価1万円(以上するが、計算簡単にするため)として、日商25万(たこ焼き屋の1/10だ)。月20日営業で500万。家賃10%として月50万まで出せる計算になる。

それにしてもたこ焼き最強だねー。高級料亭なら高い食材使って、サービス教育する必要あるけど、たこ焼きだもんね。そんなの要らないからね。で、必ずビールか酎ハイかハイボール飲むから客単価上がるし。

日常業務ルーティン化することで創造に時間使える話を以前した。

計数管理もルーティン化しよう。
それだけで、クリエイションに回す時間が増えます。
経営の基礎が数値。

いやー。それにしても、たこ焼き屋、オレもやろうかなあ。

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