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ナイチンゲール『看護覚え書き』を聴く#127

フローレンス・ナイチンゲールが著した『看護覚え書き』のオーディオ・ブックを配信します。HNS(=防府看護専門学校)の学生・生徒のために作成したオーディオ・ブックですが、HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての人に向けた配信です。ご自由にお聴きください。

#127 :自家製パン

パン屋のパンが食べられないのに、パンに手をつけずに、何ヶ月も暮らしている患者を幾人も知っている。この人たちは、全員とはいわないまでも、ほとんどが地方の出身者だった。

多くの患者にとって、自家製のパン、つまり「ふすま」を取らない小麦で作る黒パンは非常に大切な食品である。

このパンを食べれば、緩下剤を全く使わなくて済むことがある。カラス麦のケーキにも同じ働きがある。
(2023年10月24日配信)

フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale):1820年-1910年・近代医療統計学および看護統計学の始祖。近代看護教育の母。


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