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American Prometheus

どうもFord氏です。日本の方でやっと公開決定した映画 "OPPENHEIMER"
今回はその原作
American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer
について、素麺を啜る速さで行きたいと思う晴天の日。

この本を一言で申し上げますと、
重い。物理的、肉体的、精神的に。以上

Indexを含め721Pageになっておりますゆえ、頭と精神面の拷問にとっておきの一冊である。著者 Kai Bird / Martin J. Sherwin 二人によって膨大なる資料とリサーチ、25年以上もの年月を掛け仕上げられ2006年 Pulitzer Prize for Biography or Autobiography. とWikipedia師匠が仰られていました。翻訳版を是非拝読したかったが、日本の書店ではほぼ出回っていないと。
が今回映画化が決定し再販していると噂を耳にし手に入るようになったとか、、、。高いAmazon国際発送運賃で贅沢できる。断念。

Ford氏(中学時代の英語テストは3点、笑顔100点)は仏のお墨付きに頭がアンポンタンである、馬鹿でそこそこ勉強すれば伸びしろがある人間がほとんどだが、わたくしは地頭が根本的に破滅しているのでご了承くださいませ。あそばせ。

4 Chapters  40 Sectionsの構成となっている。
映画では触れていないオッペンハイマーの人間関係をこの本では知ることができる。特にオッピー(オッペンハイマー)の嫁がちょこちょこ登場するが、Ford氏はこんな人間とは絶対に関わりたくない、職場にいたら絶望の二文字が脳髄に侵入してくる。うらめしやです。

足らない脳味噌から溢れる位毎1ページごと情報量が膨大でannotating,
200ぺージで一旦、本をそっとふわっと本棚に戻し見なかったことにした。
がしかし、わたくしが隠居している村?町?都市?で映画が公開する当日までに読了し鮮度の高い状態の記憶と高揚感で鑑賞したかったので、嗚咽しながら当日に討伐させていただきました。

原子や核分裂と、とにかく物理のお話があるページは毎度号泣しながらセルフ拷問していました。有名な物理学者たちが登場し、どのようにオッペンハイマーに関与していたのか、批判と忠告と賛同。

爆弾投下前の物理化学者としての情熱と狂気
爆弾投下後の一人の人間としての人道と自責

追記壱
UK版を購入したが、文字がすっごくちっちゃい。お目目なくなっちゃう。
と云うことでUS版を再度購入。

UK版

追記弐
便秘爆弾を便器に投下しに行きます。

追記参
現在も読書拷問最中で、もう少しで拷問明け致しますので。どうぞ気ままに非生産的な日々を送りましょう。

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