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もうすぐ野球シーズンです

2月になってプロ野球のキャンプが始まり、各チームとも終盤に入り実戦形式の練習に入り始めました。ケーブルテレビに入っているので各球団のキャンプの様子や紅白戦の中継などもあり、チャンネルを変えながら色々な球団の様子を見ています。

私は多くの大阪の人がそうであるように、阪神タイガースのファンでした。パ・リーグの方は関西に阪急・南海・近鉄の3チームがあり、どこを応援するでもなく過ごして来ました。
そして時は流れ南海は福岡へ移転し、ダイエー~ソフトバンクと球団名を変えながら福岡・九州に根付きました。近鉄はオリックスに合併されることとなり、その歴史に幕を閉じました。
パ・リーグ関西球団で残ったオリックスは、阪急時代は1970~80年代は強豪チームであり、名選手も多くいながらも人気面ではもうひとつでした。1990年代に仰木監督のもとでイチロー選手が台頭し、当時神戸が本拠地だったオリックスは阪神大震災の年にリーグ優勝、翌年も連覇で日本一になった時に盛り上がりましたが、その後は低迷時代が長く続いていました。
そんな中7~8年位前、当時の会社の人に誘われて行った京セラドームのオリックスー巨人戦で巨人相手に快勝し「オリックスもなかなかやるやん!」と思いながら見ていました。
その時オリックスに「173cm・83kg」という私と同じ身長・体重の選手がいたことに注目しました。一般人としては大柄な私ですが、この数字は野球選手としては小柄な部類に入ります。以降この選手に注目していましたが、オリックスの主軸として大活躍するようになりました。
その選手こそが、現在ボストン・レッドソックスで活躍している吉田正尚選手でした。豪快なスイングでホームランやヒットを打ちまくる吉田選手に魅了され、オリックスの試合をよく見るようになりました。
この頃から「阪神ファンでパ・リーグはオリックスを応援」のファンであるとの認識になりましたが、吉田選手を通してオリックスの他の選手や応援の熱さや格好良さ、球団のユニークな企画などに惹かれ、徐々にオリックスへの思い入れが増して来ました。
交流戦などで直接両チームの対戦時の自分の気持ちも
「阪神寄り→中立的立場→オリックス寄り」
とシフトし、いつの間にか「オリックスファンでセ・リーグは阪神を応援」とスタンスが逆転しました。

昨年の日本シリーズはそんな両チームの対戦ということで私自身も非常にテンションが上がっていました。結果は4勝3敗で阪神が38年ぶりの日本一を決めました。阪神が日本一になったことには喜びを感じるものの「その相手がオリックスでオリックスが負けたのは残念」という気持ちがその喜びを5割引くらいにするくらいの気持ちになりました。
とはいえ、どちらが勝ってもおかしくないくらいの熱い試合がずっと続いていたので、7試合ともとても興奮しながら見ていました。

2024年のシーズンもテレビで、そして球場で思いっきり観戦を楽しみます!


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