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プロパン貸与スキーム禁止に伴う大家の課題 #戸建教習所

つい先日、プロパン貸与スキームが禁止になるというニュースがありました。
2027年から施行だったらしいですが、前倒しして2025年からスタートするとか。
プロパンガスの貸与スキームとは、プロパンガスを契約する代わりに、設備の貸与を受けることができるというものです。
つまり、リフォーム費を浮かすことができます。
※但し、エリアや物件スペックによります。

戸建大家にとって、プロパンガス業者さんとの付き合いはとっても重要です。
私はプロパンガスの物件と都市ガスの物件、両方所有しています。
ガス業者さんからの紹介で設備屋さんともつながることができ、とっても助かっています😊

今までの方法ができなくなるとなると、低家賃帯所有の戸建大家さんや、アパート大家さんはけっこう痛手かと思います。
私は幸い、1軒家賃7~12万円程で賃貸経営していますので、「まあしょうがない」というレベルです。
リフォーム費がその分、30~50万円かかることになるので、目線としては家賃回収が3~5ヶ月遅れるイメージです。

ところで、貸与スキームについてですが・・・
今までがおかしすぎたんですよね。
自分が借主側だったら?と改めて考えてみるとおかしな話です。
どうして設備本体や設置費用を間接的に借主が負担しなければならないのか。

給湯器や水栓など、直接ガス(お湯)に関係する設備なら貸与可能というのは納得できます。が、電気で動作するエアコンやインターフォン等、ガスに関係ない設備の貸与はやっぱり違和感があります。
むりやり大家にプレゼントしてる感が否めないですよね(笑)
ただ、使用貸借契約締結済の契約は、それで突き進むしかありません。

どうしても料金や貸与品の内訳が知りたい借主さんは、
入居の賃貸借契約締結前に貸主や不動産業者さんにヒアリングする手があります。
教えてくれるかどうかは別として、そういう方法はあります。
これからは借り手も賃貸の知識を付けていかないといけない時代になりました。
その証拠に、「仲介手数料無料のサイトがある」など、一部の借り手はそういった情報をきちんとアンテナ張って知識として持っています。

今日はそんな真面目(?)な話でした。
(=゚ω゚)ノ

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