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じりじりチクチク/アナログ絵制作記⑨

日本画を制作しているほぼリアルタイム記録です。

【これまでのアナログ絵 制作記】
[イメージをふくらませる]
その①初回:アイデア・ネタ出し、テーマ決め
その②資料を探して三千里以下

[下絵作り]
その③よし、一発だ
その④もくもく下絵をつくります
その⑤デジタルの恩恵
その⑥勢い・見切り・鮮度

[紙の準備]
その⑦アレしてる間にコレ
その⑧宇宙と一体化する (前回)

もくじが伸びてきましたね。

前回は、ドーサ引きという滲み止め加工をしました。
今日は③~⑥でつくった下絵を本紙に写します。

いろんな種類の紙があるよ。おもしろいね!

パネル張りは昨日やってます。
で下張りという作業をしていて、その上に、実際に絵具をのせる紙(本紙)を張っています。

そして下絵を写します

写し方は色々あります。チャコペーパーでもいいです。
下絵が写っていればよいのです
写すときも若干宇宙と一体化します

そこらへんの半紙(つるつる面)に木炭ばーってした複写紙

写しとったあとに、もっかいシャーペンや鉛筆で輪郭線をじりじりチクチク描き起こします。

鉛筆が終わったら墨を扱うんですが、準備を除いた全工程の中で、わたしはこの鉛筆で描き起こし&次の墨作業がいちばん重要だと思ってます。

理由はふたつ
・鉛筆描き起こしが「まだ消せる」の最終地点
・墨の仕事は最後までずっと残る(完成まで消えない)


取り返せるラストが早いですね。
気を遣う作業ナンバーワンです。


わたしはよく0.5mmシャーペンを使っています。
柔らかめの芯だと紙にやさしいです


↓ 枚数分 やる

半分くらいやりました。
一部をアップで。


明け方まで眠れず、思ったより進まなかったです。ちぇー。
今日はちゃんとおくすり飲んで寝るどん

明日もじりじりチクチクします。

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