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デミロマンティックは「好き」の上限値が高いのかもしれない|デミロマンティックの私に見える世界

何かや誰かを好きになる気持ちは、その対象が違うだけで、みんな同じだと大人になるまで思っていた。

でも大人になってからそうではないことに気がついた。
「〇〇が好き」というから詳しく話を聞いていたら、あれ?そんなもん?と拍子抜けすることがあった。逆に、私が心の底から好きなものについて話しているのに、聞き手の「好き」の感覚に置き換えられるから、私の熱量が伝わっていないと思うこともあった。共感してもらえることもあるけど、「好き」という感覚は人それぞれなのだということがわかった。

私は、何かを好きになると、盲目的にその対象を追いかけるタイプだ。その対象についてはなんでも知りたいし、四六時中そのことについて考えてしまう。

でももちろん、軽く好き、にわかファン、みたいなものもあるから、好きなものなんでもかんでもに全力投球なわけではない。

私はきっと、好きの上限値が高いんだろうなと思う。そして、恋愛感情は、その好きの最上級に位置してるから、結果的に恋をすることが少ないのかもしれないと思った。

恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。