ChatGPTのプラグインStoriesで中国語の絵本を作る

ChatGPT(有料のGPT-4)用のStoriesというおもしろいプラグインを見つけた。
テーマを与えるとお話を作り、それに基づいてイラストを生成し、絵本を作ってくれる。

以下はわたしが試しに作ってみたもの。テーマは美しい蝶と薔薇の友情、小学生向けに書いてもらった。

https://storybird.ai/library/the-butterfly-and-the-rose-5

このお話、作っているのはChatGPT(GPT-4)、ふーんと感心したのは、蝶は飛んで移動できるが、薔薇は動けないので蝶の帰りをじっと待っているというお話になっているところだ。そのことが蝶が外の世界を知っても旧友の薔薇を見捨てないという友情の伏線になっている。
うーん、ChatGPT(GPT-4)、単にありそうな言葉の並びを演算するだけでここまで行けるのか。
そして、そういう伏線を読み取るのが人間ということもおもしろいなと思う。

Storiesプラグインの説明
https://storybird.ai/chatgpt-stories-plugin
Storiesプラグイン用のプロンプトの例
https://storybird.ai/chatgpt-stories-plugin/prompt-examples
何も指定しないと英語で作るが、LanguageでChineseを指定することで中国語で作らせることもできる。

Storiesのアカウントを取ると、いったん作ったお話を修正したり、絵を再生成したりできるようになる。AIの生成する絵については、「オオハズレ」のこともあるので、再生成したい場合はアカウントを取ってくれということだ。
ここのビジネスモデルとしては、AIが生成した絵本のハードカバー本を販売したり、Amazonで出版できるようにすることのようだ。

オタクな中国語教員。日本語母語話者向けの中国語初級教材をPDFとEPUBで作っています。