日本の行政機関が出している中国語資料を探す
日本の行政機関が出している中国語による資料の探し方
(1)デジタル庁「e-gov」に行きます。
(2)検索モードを行政機関横断検索に切り替えて、多言語と入力して検索します。ポイントは中国語ではなく、多言語で検索すること。行政機関が外国語資料を作る場合、英語か複数言語。多言語で検索すると、たいてい中国語を含む資料が出てきます。
(3)多言語併記の指差しシートを探したい時は、検索モードを行政機関横断検索に切り替えて、多言語 指差しシートと入力して検索します。
特に災害時の指差しシートを探したい時は、多言語 指差しシート 災害と入力して検索します
行政機関が出している中国語を含む多言語資料の例
厚生労働省「外国人向け多言語説明資料一覧」
病院向けに6言語(英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・ウクライナ語)による問診票、検査や入院の説明書があります。日本語対訳付き。
文部科学省「かすたねっと」
外国につながりのある児童や生徒を支援するためのサイト。各地で作られた外国語による教材や学校の通知の多言語版などが検索できます。
国土交通省・観光庁「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」
https://www.mlit.go.jp/common/001029742.pdf
29ページから日本語、英語、中国語、韓国語による公共の場に掲げる掲示の対訳例があります。
文化庁「文化財の多言語化ハンドブック」
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/shuppanbutsu/handbook/pdf/r1414823_03.pdf
単なる直訳ではなく、どのようにこちらの意図を伝えるかという説明があります。英語と中国語の対訳例もあります。
出入国在留管理庁「外国人生活支援ポータルサイト」
https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/index.html
出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」多言語版(日本語を含む16言語)https://www.moj.go.jp/isa/guidebook_all.html
出入国在留管理庁「生活・仕事ガイドブック」(やさしい日本語版)https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/guidebook_index.html#midashi01
出入国在留管理庁「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」
https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/plainjapanese_guideline.html#midashi02
観光庁"Safty Tips for Traveler's"
観光庁による訪日旅行者向けのページ、英語版の他、中国語(繁体字)版、中国語(簡体字版)、韓国語版がある。この4つと日本語訳を併記した災害用の指差しシートもある。
オタクな中国語教員。日本語母語話者向けの中国語初級教材をPDFとEPUBで作っています。