キヨ絵ライター

編集者&ブックライター。 この春、Kindle出版プロデューサーとして始動。 今年中に…

キヨ絵ライター

編集者&ブックライター。 この春、Kindle出版プロデューサーとして始動。 今年中に本を出して、仕事や人生に弾みをつけたい人を応援中。

マガジン

  • 高校生娘、ただいま海外留学中♪

    中高一貫校から1年間の交換留学へ旅立った娘。ぬくぬくした日本から、ありえないことしか起こらない外国へ。娘はどう立ち向かい乗り越えていくのか。母は日本から見守るしかないのか。日替わりで喜怒哀楽を体現するホームステイ&高校留学ストーリー。

  • *中学受験の大切なお話*

    中学受験をふり返って思うこと、見えてきたこと、”後輩たち”に伝えたいこと。

最近の記事

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中学受験を「子どもが傷ついて終わる受験」にしないために

2020年2月を、私は生涯忘れないでしょう。 中学受験が過酷だということはさんざん言われていたし、私も覚悟を持って臨んだつもりでしたが、いやはやここまでとは。 何が過酷って、2月1日から連日連戦、午前・午後入試の結果が当日中に、あるいは翌日にぽんぽん繰り出されることによって、そして結果が芳しくないものだった場合、ダメージにダメージが重なり、ついには「心が折れる」ところまで行きかねないということです。 大人である自分だけだったら、耐えられたでしょう。 そのダメージをどん

    • ブックライターの私が初めて「自分の本」を書きました

      普段はブックライターをしています。 ある分野の第一線で活躍する著者にインタビューをし、 一冊にまとめる仕事です。 やっぱり才能のある人は違う、とてもマネできないなと 感嘆しながら仕事をしています。 書いているうちに、文体も著者そのものとなり、憑依している感覚になることもあります。 その私が、著者・自分として、初めて本を書きました。 Kindleの電子書籍です。 この春、Kindle出版プロデューサーとなり、その最初のミッションです。 3月末から構想をはじめ、5月の連休中によ

      • 家がスッキリしていると急な来客もウェルカム

        2月に引っ越しをしました。 持ち物を半分くらいに減らして新居にやって来たので 今はわりとスッキリしています。 だいたいそうですよね。 引っ越したての頃はスッキリしているのに、 年月が経つにつれてモノが増えていく。 でもよくよく考えたら、これっておかしいですよね。 だって、今はモノが少なくても困っていないから。 このモノの量で問題なく暮らせているとしたら、 ずっとこの量で暮らせばいいんです。 どんどんモノが増えていくのは、いらないモノが増えているわけで いらないモノは捨てれ

        • 人生は見えない壁だらけ――なぜそこで書けないのか

          養老孟司さんの『バカの壁』や和田秀樹さんの『80歳の壁』がベストセラーになりましたが、 世の中には、コンクリートでもレンガでも木製でもない壁がせせり立っています。 私が最近とみに感じるのは「SNS投稿の壁」です。 いろんなSNSがあるなかで、私が安心して素顔をさらせる、ほとんど壁を感じないのがこのnoteです。 まずクソリプがつかない治安のよさは大きいですよね。 皆さん、自分の作品や人生に向き合っていて、人のことにちゃちゃを入れてる暇なんてない感じ。 あと、このページデ

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        中学受験を「子どもが傷ついて終わる受験」にしないために

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        • 高校生娘、ただいま海外留学中♪
          3本
          ¥1,500
        • *中学受験の大切なお話*
          4本

        記事

          物語に命を吹き込む「たとえ話」のできる人に

          私が尊敬する職業のトップ2は、小説家とシンガーソングライターです。 今日は小説家の話を。 おもしろい物語を想起できるとか、独特の感覚をもちながら説得力のある描写ができるとか、それを最後まで書き続けられるとか、 やはり天性の才をもった人なんだなあと思わされることしきりですが、 さすがと感心するのは、皆さん国語力の基礎がしっかりしていることです。 もちろん悪文と言われる人もいるし、編集者・校閲者のチェックが入って出版するのだけど、 編集者がバババーッと赤を入れるということはな

          物語に命を吹き込む「たとえ話」のできる人に

          理解できない人を理解しようとしなくていい

          なんでこんなこと言うんだろ? なんでこんな行動とるんだろ? という人がいます。 そんなことして気分悪くないのかな、恥ずかしくないのかな、評判だって落ちるし、みっともないな、と思ったりします。 でも、そういう人はそういう人。 理解できない人って、本当にいるんです。 まあ、理解できないと言っても、こういう心理なのかなと推測はできます。 きっと負けたくないんだろうなとか、感情が抑えられないんだろうなとか、 そういう性質なんだろうなとか。 人間観察として、興味関心知的好奇心とし

          理解できない人を理解しようとしなくていい

          すぐ気が散っちゃうのは大人も子どもも同じ

          テスト勉強しようと思っても、すぐスマホ見ちゃう…。 と悩んでいる学生さんは多いはず。 いまや受験はスマホを制した者が制すとも言われているほどです。 気が散っちゃって集中できないのは、スマホのせいでしょうか。 もちろんスマホのせいもあるでしょう。 膨大な情報をひっきりなしに与えてくるネットは、よほど固い意志を持たない限り、遮断するのは至難のわざ。 でも、スマホやネットのない時代にも、同じ悩みはあったと思うんです。 現に私だっておもしろい小説読んじゃう、部屋の片づけをしたく

          すぐ気が散っちゃうのは大人も子どもも同じ

          大きなプライドを持ち、小さな見栄を捨てる

          「あの人、プライドが高いからね」 なんて悪口がありますが、 プライドが高いのは悪いことなのでしょうか。 私は、プライドとは人間としての誇り、と理解しています。 自分の仕事にプライドを持ち、自分の生き方にプライドを持つ。 そんな自分でありたいと思っています。 そのプライドと似て非なるものが見栄です。 人からどう見えるかを気にすること。 自分を大きく見せようとすること。 人より上に立とうとすること。 最近、そんな見栄は捨てちゃえ、と本気で思うようになりました。 自分がうまく

          大きなプライドを持ち、小さな見栄を捨てる

          新しい習慣を続けるカギは「◯◯じゃない」こと

          最近始めた新しい習慣といえば、このnoteを書くこと。 実をいうと、まだ習慣と呼ぶには心許なく、「よし書くぞ」と気合いを入れて書いています。 正直、眠い…。もう0時40分ですから。 ただ、noteに書くことじたいは苦痛じゃないんです。 この「苦痛じゃない」が意外と大事で、継続するにはこういう心持ちが悪くないんです。 事実、以前noteを習慣にしていた時も、そんなふうに5か月くらい続いたんじゃないかしら。 なぜか途切れてしまったのだけど、「苦痛じゃない」から「書きたい」へ気づ

          新しい習慣を続けるカギは「◯◯じゃない」こと

          「何かを始めるのは余裕のある時に」――そんな時は来ない

          春が終わり、夏が来る。 みたいに一直線に進行していかないのが仕事です。 特に出版企画は、種蒔きが必要でロングスパンだし、何本も同時に走らせるのが通常運転。 新しい仕事がやって来た時、「もうちょっと余裕のある時に」「もうちょっと落ち着いてから」とちらと頭をかすめることもあるけれど、 よくよく考えたら、そんな時は来ないのです。 新しい仕事は、鮮度が命。 「考えさせてください」「返事を待ってください」なんてやっていたら、チャンスは次の人の手に渡っていきます。 たとえ留まってくれた

          「何かを始めるのは余裕のある時に」――そんな時は来ない

          ですます調とである調、どっちがお好き?――Kindle書き始め作法

          Kindle執筆に励んでいるキヨ絵です。 ところで、皆さんはnoteをですます調で書いていますか? である調で書いていますか? 私は今、この文章をですます調で書いていますが、 少し遡っていただければおわかりのように Kindleの投稿を始める前はである調で書いていました。 で、もっと遡っていただくと、ですます調で書いていた時期があります。 どうやって使い分けてます? なぜ私がですます調にしているかといえば、Kindleの投稿を(同じ内容ではないものの)facebookで

          ですます調とである調、どっちがお好き?――Kindle書き始め作法

          Kindle執筆の邪魔をする「自意識」との向き合い方

          本を書くことと自意識は切っても切れない関係にあります。 Kindle出版プロデューサーの始動にあたって自分の本を書き始めた私は、 何度この自意識に苦しめられたか。 本を書くにあたって、文章のもとになるコラムを読み返してみたところ、 恥ずかしい記述が多々ありました。 そのテーマは子育てに関するもので、しかも子どもは双子の4歳児、 暮らしに手いっぱいの中で書くコラムは、一種の癒しでもありました。 当時の編集者さんが「おもしろい」とおだててくれたことに気をよくし、 親バカ全開で、

          Kindle執筆の邪魔をする「自意識」との向き合い方

          やっかいな自意識との闘い――Kindle本のテーマをどうする?

          昨日の続きです。 ブックライターの私がKindle出版で自分の本を書くことになり、 自意識が邪魔をして筆が一向に進まない…という話をしました。 自意識とは、他人と区別された自分としての意識なわけですが、 要は、自分がどう見られるかが気になる! というアレです。 noteやSNSでは気にならないの?と思うわけですが、 それがあまり気にならないんです。 というのも、私が商業出版のブックライターをしていることがおおいに関係しているからでしょう。 ご存じのとおり、商業出版はとて

          やっかいな自意識との闘い――Kindle本のテーマをどうする?

          ブックライターがKindleで「自分の本」を書くことについて

          私はふだんブックライターの仕事をしています。 何らかの実績や才能のある著者さんにインタビューし、文章をまとめていると、「やっぱり著者になる人は違う」と日々思い知らされています。 著者さんはフツーではないのです。 ある分野の第一人者になると、考え方や暮らし方から選ぶ言葉までこんなに変わるんだ、とても適わないし、張り合おうとも思わない、この人の強みや魅力をめいっぱい表現するんだ…… そんな思いで仕事をしています。 なんだかキレイっぽく聞こえるかもしれませんが、これは嘘いつわら

          ブックライターがKindleで「自分の本」を書くことについて

          Kindle出版から映画化ってあるんだ

          Kindle出版を学び始めてから、 会社を立ち上げた、お店を出した、大規模セミナーを開始した…などなど (出版によって)新たな展開を迎える話はいろいろ聞いてきましたが、 映画化決定!というのは、これまた素敵な話。 お友達のあらゆうさんが画コンテで関わっている映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』のクラファンが始まりました。 あらゆうさんは、お絵描きムービーとKindle出版の組み合わせで大活躍されている若き先輩。 早速、私も支援させていただきました♪ なんと主役のヤマトタケルは

          Kindle出版から映画化ってあるんだ

          Kindle出版プロデューサー始めました

          久びさのnote。 いろんなSNSがあるけれど、私にとってはここが一番の安全地帯。 Xはちょくちょく更新してるけど匿名だし、fecebookは知り合いばかりだけどすっかりご無沙汰。 noteが一番、文章や思いだけでつながっていられて、心の内をさらけ出せると感じています。 で、今日はこれを伝えたくて。 この春より、Kindle出版プロデューサーの仕事を始めました。 Kindleとはアマゾンの電子書籍版。 同時にペーパーバックという紙の書籍も出すことができ、 Kindleを知

          Kindle出版プロデューサー始めました