人の信頼度を測る3つの尺度:欲深さ、心の変わりやすさ、道徳心【忍者の技と知恵 #337】
人は誰しも欲があり、利益があるから面倒でも仕事をするものです。欲深さ、心の変わり(飽き性)やすさ、道徳心の3つのレベルを測ることで相手の信頼度を知ることができます。
忍術では、敵に仕えている人を味方忍者(身虫)にして利用するのを「身虫の術」といいます。身虫に適した人は8種類あり、7つ目は「強欲な武士」です。強欲で金を欲しがり、心変わりの激しい忠誠心の低い人は身虫にするのにいいです。
欲が浅く、心変わり(例えば言うことが変わらない)が少なく、道徳的な人は信頼できます。欲が深く、心変わりが頻繁(言うことがコロコロ変わる)で、道徳心が薄い人(または打算的)は信頼しない方がいいでしょう。ただし、信頼できないからといって使えないわけではなく、利益の好きな人は利益を与えれば言うことを聞くところがあり、使い方次第とも言えるでしょう。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home