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kiwamejapan
2023年3月20日 12:12
『ホモ・サピエンス(人間)とは、どうゆう生物ですか?』と宇宙人に聞かれた時、あなたならどう答えるだろう?きっと答えに困るはずだ。それほど私たちホモ・サピエンスは多様性にとんだ生物である。だが、前回の記事にも書いた通り遺伝子的な多様性はむしろ少ない。では、なぜこんなにも多様な生態をもつのか、、それは、『民族』が多様であるからだ。民族とは、『言語』『文
2023年2月7日 07:33
氷河期による環境の激変によって南アフリカという限られた土地、限られた資源のなかで生きていかなくてはならなくなったホモ・サピエンス御一行は、それまでの主食だけでは飢えをしのげず、変革を迫られていた。そこで目をつけたのが『海』である。南アフリカの海岸には当時の人々が暮らしていた洞窟が残っており、石器や火の使用跡、食としていたであろう動物の骨などの他に、それまでの祖先
2022年12月18日 08:18
私たちホモ・サピエンスは、特定の『発情期』というものを持たず、ほぼ年中発情できる。。これは、自然界では珍しい特性だ。大抵の生物には季節性か、もしくはある一定の間隔でやってくる繁殖期という物があり、それ以外は発情しない場合が多い。さらに、ホモ・サピエンスの女性は産後一年と開けずに妊娠する事が可能である。私たちと同じ種である他の霊長類は、子供を産んだ後長い長い授乳期を
2022年11月13日 14:18
我々の祖先は、母なる大地アフリカでいくつかの進化を経て、ホモ・サピエンス (現生人類)となった。ホモ・サピエンス (賢い人)という名にふさわしく、思考することに特化した大きな脳を持ち、道具の発明や生活の利便性を発展させるだけにとどまらず、ファッションや、音楽を楽しむようになり、架空の世界を想像したり、宗教心も芽生え始めた。言語はさらに磨きがかかり情報を正確
2022年10月8日 19:03
森林激減という最大の危機を二足歩行で乗り越えた我々の祖先は、思いがけない副産物も獲得していた。物作りに適した『器用な手』と、『複雑な言語』を操れる能力だ。祖先は長らくサバンナの弱者であったが、『器用な手』と『複雑な言語』を武器に、状況は変わり始める。。その『器用な手』によって道具を作りだし、『複雑な言語』による連携プレーで肉食獣を追い払った。恐れる者がいなくなっ
2022年8月28日 18:01
幕末の武士に憧れた。金や名声の為ではなく、気高く生きた武士達に。。思想は違えど、彼らは命をかけて戦っていた。なぜ、あんな風に生きられたのか?そこから私の武士の歴史を探る長い旅は始まったのである。。日本史の本を開くと、武士は平安時代中期に誕生したとある。しかし、いきなりオギャーと生まれたわけではないはずだ。気になり出すと止まらない性格ゆえ、さらにさか
2022年7月18日 09:29
多くの人が武士と聞いて想像するのは時代劇に出てくるようなチョンマゲ姿の寡黙で無骨な男だろう。だが、それは徳川家康が天下を統一し戦のない平和な時代が訪れた後の武士の姿だ。江戸時代以前の武士は、もっとギラギラとした獰猛な肉食動物のような性質をもっていた。だが戦国の世では輝いたその性質も、泰平の世になった江戸時代では問題になることの方が多かった、、そこで、武士達に問