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料理のほんとうにちょっとしたコツ①【超初心者向け】

今日は私が料理をするときに気を付けている、本当にちょっとしたコツをご紹介します。
といっても、料理がお得意な方からしたら、当たり前じゃん、何を今更……と思われるかも。
料理を始めたばかりの方や、自信がない方の助けになることができれば幸いです!

今回は、特によく作っている炒め物について。
しょうが焼きや回鍋肉などをちょこっとランクアップさせてみたい方におすすめです。

※レシピではなく、あくまで調理時に気にしてみると良いコツのご紹介です!

【お肉を炒める】
まずはお肉を炒めるときのポイントです!
ちなみに薄切り肉を想定しています。

①お肉を柔らかくしたい場合、片栗粉を薄めに振る。
でも粉を振ると焦げやすくなってしまうので、片面にだけ振って、振ってない側から焼き始めるのもいいと思います。
あるいは薄切り肉であれば、片面に振って、その面を内側に折りたたむのも◎これは有元葉子さんの本から学びました。

粉を振るメリットはもうひとつ。
お好みの問題ではありますが、タレに自然ととろみがつきます。お肉に味が絡みやすくなるのでおすすめです。

②お肉を返すタイミングは、汗をかき始めたところで。
十分熱されたフライパンにお肉を広げ、しばらく待ちます。触らない方がいいです。
お肉が汗をかき始めたら、そのタイミングで返すといいと思います。

両面焼いて火を通した後、焼き目がつくまで熱してもおいしいですが、これもお好みで。

③お肉から水分やら油分やら出てきたら、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
面倒でも、お肉の臭みや雑味を残さないためには大事なことです。

しっかり厚みのあるペーパーが良いと思います。
ティッシュのように薄いものだと、千切れてフライパンの中に残ってしまいます。


【タレを煮詰める】
私はしっかりめの味付けで炒め物を作る時にはタレを煮詰めます。そして煮詰める過程でしっかり肉に調味料をまとわせます。

ポイントは、タレに砂糖やみりんなど、糖分を入れること。例えば、しょうが焼きならば私が入れるのは、醤油・酒・みりん・しょうが。砂糖を少しだけ入れることも。

お肉を焼き、8割程度火が通ったら調味料を投入。あらかじめ合わせることもあるし、計量しながら順々に入れることもあります。あまり気にしていません。
でも、順々に入れる場合は、酒→みりん→(砂糖→)醤油→しょうが、という順番で入れています。

火は強めにして、調味料をぐつぐつ煮たたせます。そうしていると、だんだんとろみがついてきますよ。
このとろみの強さは完全にお好みです。
(さらさらのタレがお好きな方は、酒とみりんのアルコールが飛ぶ程度でOK)

ちなみに、醤油は長く加熱すると風味が飛ぶと言われていますので、2回に分けて入れるのもいいかもしれません。
その場合、2回目を火からおろす直前に入れると良いですよ。


【とにかく何回も作る!】
得意料理にしたいものは、とにかく何回も作りましょう!
私の場合、しょうが焼きは得意料理と言えますが、それはたくさん作ったからです。
(割とすぐにできるので作る機会が多かっただけですが……笑)

たくさん作って慣れてくると、どんどん適当に(どちらの意味でも)作れるようになります。
その内、お好みの味加減やとろみを調整できるようになって、得意料理となるのです。

それでは、炒め物編は以上です。
この記事が、皆さんが少しでも楽しく料理できる一助となりますように!

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