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好きな漫画/リンノスケ

1日遅れの更新となりました。最近は初めて餃子を皮から作ってみました。というか小麦粉料理にハマっていて、今年はピザ作りのレベルが格段に上がりました。

発酵って大事です。一度寝かせるという作業なんですが、この作業って一度俯瞰になる瞬間なんです。1日寝かせると水分が全体に浸透して、生地がふくらみピザとしての生地になるのです。発酵を怠ってすぐにピザを作ってしまうという行為は、もうピザを食べることしか考えていない焦りの象徴です。そうして出来上がったピザはモサモサしています。これでは本来の目的を見失ってしまっている。なので余裕を持って広い心で皆さんピザを作りましょう。

世に出す前に一瞬深呼吸を入れる。

僕は今自分の映像作品を制作して一度完成しました。しかし世に出すタイミングを伺いつつも、少しづつ修正を加えて寝かせています。ピザのように発酵させています。近々公開致しますので、完成した暁にはどうかお楽しみ下さい!

さてここからは好きな漫画の紹介です。今回は最近の漫画にフォーカスして紹介しますので気になりましたらぜひ読んでみて下さい!

①年上のひと/バスティアン・ヴィヴェス

あらすじより

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アントワーヌ(13歳の少年)とエレーヌ(16歳の少女)の
忘れられない、たった一度きりの夏がはじまるーーー

13歳の少年の眼に映る
姉で、友達で、恋人のような年上のひと・エレーヌ。
7日間というあらかじめ決められた時間の中で交錯する
二人の想いと視線、そして……

世界中の漫画賞を弱冠34歳にして6つ持つフレンチ・コミックを代表する
若き天才、バスティアン・ヴィヴェス最新邦訳作品。

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 バスティアン・ヴィヴェスというフランスの若手作家なのですが、かなりいいです。まるでウディ・アレンの映画のような空気感を漂わせてます。ひと夏の恋という名の甘酸っぱい青春が詰まった作品で、顔の角度や、目線でキャラクターの心情の変化などを絶妙に表現する美しい漫画です。異性を意識した時に少年が大人になる瞬間はまるで映画を見ているかのようで心が躍りました。休日にでもぜひ見てみて下さい!

②カラオケ行こ!/和山やま

あらすじより

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合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら
歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!!

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『夢中さ、君に』や、『女の園の星』で注目された若手作家の和山やまさんの最新刊。期待を超えていく和山作品は、もはや作者買いでいいレベルの漫画家さんです。『カラオケ行こ!』は「COMITIA129」にて同人誌として頒布され、即日完売し、その後も入手困難となっていた話題作であったのですが、20ページ以上の描き下ろしを加えて、待望の単行本化となっただけにすぐに飛びつきました。シュール度は僕の中では『坂本ですが?』を彷彿させ、電車の中で読んでいた時にクスクス笑ってしまい、マスクをしていてよかったと思いました笑。これを読んだら「紅」を歌いたくなりますよ。

てな感じで2つご紹介させていただきました。今度はNetflixやアマプラを紹介します。元気でお過ごしください。ということでこの記事も1日寝かせてみました。

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