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暮らしの体験

木頭は
GWあたりから
釜炒り茶シーズン突入


木頭では
毎年、茶の木の新芽が出る頃
新芽を摘んで、大きな窯で炒って、
揉んで、干して
自分の家で飲む
一年分のお茶を作るという暮らしがあります

私が木頭にはじめてやってきたのも
2015年の釜炒り茶づくり体験に参加した時でした

2024年の今
自分が企画実施する立場で関われていることを
とてもうれしく思っています^ ^


5月8日(水)の今日
今年も、くるくさんと一緒に
釜炒り茶づくり体験を実施しました

◎イベント情報はこちら◎
Instagram: https://www.instagram.com/p/C6DjQlwBG2j/?img_index=1
Facebook: https://fb.me/e/4leaE9wam

天気予報に
雨マークがついたり
お天気も不安な感じでしたが
朝からいい感じの晴れ
時々曇りで
暑からず寒からずの
茶摘み日和となりました^ ^


ご近所の地域の方に
茶摘みなどのやり方を教えていただきながら
わいわいと実施


「こうやって摘んだらええんよ。」

そう言われても
やってみるとなかなかうまくできなくて

見てやってみてまた見て
を繰り返しやるしかない状態
それが、木頭の暮らしの体験の
おもしろいところだなと^ ^


話をしながら
茶葉を摘んで
午前中はたくさんの茶葉を摘みました


ランチはくるくさんのランチ
ボリューム満点で

デザートも付いて

茶摘みで空いたお腹を満たしてくれました^ ^


午後からは
釜を出して
炒って、揉んで、干しての作業


コツを地域の方から教わって
それをやってみて
火が熱くて
火の調整も難しくて
入り具合も難しくて
地域の方に聞いて聞いてしながら
午前中に摘んだ茶葉をひたすら炒って揉んで

炒るのに腰が痛くなり
揉むのに腕の力が必要で
思ったよりも重労働

「茶摘むんはできても、炒って、揉んでするんがたいそうて、茶作るんやめたんよ。」

そういう話を
木頭では最近よく聞いていて
確かに高齢になると
大鍋で炒って揉んでの作業は
大変だなと、毎年実感しています

かつては、家族の人数も多く
一斗缶に何缶もなるくらい
釜炒り茶を作っていたそうでが
今では、家族の人数も減り
そんなにたくさん作ることは無くなったそう


炒るのも
木製のY字の道具を上手に使い

ムラなく混ぜていくのも大変で
炒り具合も感覚的で

「茶葉の水分がええ具合に飛んで(量が半分以下くらいになる)パチパチ言うてきて、ええ匂いしてきたらええわだ。」

理解するには
何度もやってみるしかない


「揉むんも、茶の葉がよじれる感じになるように、揉まんといかんけんの。」

まるでパン生地をこねるように
手の中に茶葉がまとまっていく感じ・・・
見てると簡単だけど
やってみるとこれがなかなかできない・・・
何度も聞いて、見て、また聞いて

木頭の暮らしの知恵には
そういう感覚的なものが
たくさんあって
一緒にやってみないと
自分でやってみないとわからないことがたくさんあって
そういう暮らしのあれこれは
無くしたくないと思っていて
そのためには
知っている人と一緒にやるしかないなと


「これ、作ったんじゃけんど、おやつに食べるか?」


と、地域の方お手製の
柿の葉に包まれたお餅^ ^
炒ったり、揉んだりでちょっと疲れた身体に
沁みました
美味しかった^ ^


イベント終了後
スタッフで
残った茶葉を摘んで
日が暮れる前までに炒って干して

古い茶葉もついでに焙じて
茶摘み終了^ ^


今日から2日間
バッチリ晴れ予報!
しっかり干したら
釜炒り茶のできあがり^ ^
今年のお茶のできはどうか?
楽しみです^ ^


釜炒り茶づくり体験に
参加していただいた皆様
ありがとうございました^ ^

そして、なんと!
地域おこし協力隊の方が作った
いちごの販売も^ ^

みんな帰る前にはもっと笑顔になりました^ ^

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