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木頭の暮らしごとを一緒に


GW明けの月曜日
雨かも・・・と心配したお天気は・・・
朝方に止んで晴れ!!


絶好のお茶摘み日和に
今日はくるくにて
移住交流イベントの
くるくで釜炒り茶をつくろうの日


今年は
茶葉は早めに大きくなっていて
摘みやすい感じに

「もうのぉ、わぁんくのんは、連休前に摘んだけんの。」

木頭では
毎年、茶葉が芽吹く頃
わぁんくで飲む一年分のお茶を
わぁんくでつくる文化があります

今年は
茶葉の成長が早めだったこともあり
連休前にちゃっちゃと済ませた方も多かったようで
今回のイベントのタイミングはやや遅め

「茶葉がおおきゅうなったら、摘みよいでぇ。ちょうどええわぁ。」


今回は
那賀町内の地域おこし協力隊の方や
Iターン、Uターン移住者の方に参加いただき
木頭の釜炒り茶づくり体験をしていただきました


先生は
くるく近くに住む地域の方
私が初めて木頭に来た2015年の今頃
当時の地域おこし協力隊の方と
くるく主催の釜炒り茶イベントに参加し
一緒に釜炒り茶づくりをさせていただいた
地域の方でもあります

今こうやって
くるくと一緒に
私が初めて木頭にきて体験し
木頭にグッとひかれた体験の場を
このように持つことができて
とても嬉しく思っています^ ^

今回参加いただいた方に
この体験がどのように伝わるのか
楽しみだなと思いつつ

地域の方に
色々と聞きながら教わりながら
時々参加者同士お話ししながら
時間を過ごしました

まずは茶摘みから


「こうやっての、新しい葉のとこを指ですごいて、葉っぱをとるんよだぁ。」


新しい葉っぱを摘んではカゴに入れ
をひたすら繰り返す
雨上がりの爽やかな風の中
2時間ほど色々とお話ししながら
お茶を摘みました



お昼はくるくで美味しいランチを
木頭の郷土料理であるかきまぜ


そして、デザート付き
美味しい料理をいただきながら


移住してからのことを
お互いの立場で色々とシェアする時間となりました


午後からは
摘んだお茶を
はたそりという大きなかまで
絶妙な火加減で(中火くらい)
しっとりとするまで炒って


てみなどの上で揉む
この揉むんがまあまあむづかしい
地域の方は簡単に
パン生地をこねるように揉むけれど
こんなにうまくはできない・・・


地域の方の身体に染み込んだ技は
なかなか上手に真似できないなぁと
毎年お手伝いさせてもらいながら感じること


とりあえず
揉んで、揉んで、揉んで・・・
コツを掴まないとなかなか・・・


揉むと
葉が捩れて細くなっていきます
それを茶葉の茎が
ぽきっと折れるまで干して
釜炒り茶のできあがり


お茶づくりの後は
地域の方が作ってくださった
蒸しパンをみんなで頬張って
あんこも自家製のこしあんで
また美味しかった


これから毎日
天気のいい日は
茶葉が飛ばないように干して
乾燥させたらできあがり

「もう、家族も減って、やんだ茶ぁもいらんでぇ。今日は、わいわいとにぎやかで楽しかったなぁ。みんなで茶ぁ摘むんは楽しいのぉ。」


木頭の暮らしごとを
地域の方と一緒にやらせていただくことで
地域の方と移住していきた方とが交流でき
また、木頭の無くしたくない文化などを
体験を通して伝えていくことができたらいいなぁと

そういう場を
くるくと一緒に
一年間を通して実施できればと思っています^ ^

参加いただいた皆様
スタッフの皆様
地域の方
ありがとうございました!

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