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北見工大模型部からみた合同展示会について(+これからの事)

著者 横田浩祐
やぁってやるぜ!!どうも横田です。もう随分と昔のことに思える札幌での合同展示会について僭越ながら北見工大模型部からの目線で振り返らせていただき、また今後について書き留めておこうと思います。ホントは合同展示会が終わってすぐに執筆したかったのですが色々忙しくてこんなタイミングに・・・。この記事で思い出さなければ書かなかったかもしれませんね(笑)


オンライン?対面?

まず札幌で行われた展示会についてやその振り返りはこちらの記事で詳しく書かれていますので、ここではあくまで北見からみた所感等を書いていきたいと思います。
まず今回の展示会を開催するにあたってオンラインでの開催も当初は視野に入れていました。私たち北見と他大学の方々では場所がとても離れており、正直に言ってオンラインで開催する方が北見からすれば負担がいくぶんか軽くなっていたでしょう。私個人としては対面での展示会は何にも代え難い経験でしたし、それにかかる労力と十分見合うものでした。ただ、今後北海道学生模型連盟(UMA)がもっと規模が大きくなる又は北見工大模型部がもっと大きくなることがあればオンラインという手段も再び検討することになるでしょうし、そこに一番関わってくるのは北見もしくは釧路公立さんになるでしょう。

札幌ー北見間 距離およそ300km

○ぬかと思った行き道

ここから展示会前日・当日について書いていきたいと思います。
今回は井野くんが運転手となり、部員3名で北見から札幌まで向かいました。当初の計画では札幌に前入りし、一晩泊まってから展示会に参加することにしていました。北見を出てすぐ位は天気も晴れて気持ちの良い晴れで絶好のドライブ日和だったのです。
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ハイ、上記のポストの通り途中から大荒れでした。なんでや!!!!
旭川に着くころにはもう周りは真っ白で何も見えず、札幌方面はずっと渋滞していました。ここら辺についてはXで「#全道学模展」と検索していただくと、その時の我々の悲痛な叫びが見れます(笑)。マジで何回か○ぬかもと思いました。これなら旭川で一泊しても良かったのではとその時は後悔してました。結果的には無事に札幌までたどり着くことが出来ましたが、事前のリサーチの必要さを痛感する出来事でした。

もしバ電 ~もしもバスや電車で札幌まで向かっていたら~

もしドラってもう15年も昔なんですね…。そんなことはさておき、ここで書きたいのは札幌に向かうのにバスまたは電車で向かっていたらの話です。バスで向かう場合、荷物はカバンに入れていればバスの荷台に積んでもらうことが出来るので問題ないでしょう。難しいのは席の確保です。今回のように少人数ならともかく新入部員が入ってくれた今なら席の確保を一度にするのは少々厳しいと考えられます。逆に電車(つまりは特急)の場合は席の確保に不安はあまりありませんが、荷物の運搬については多少制限がかかると思います。
運賃に関しては大学側に申請すればいいので問題ありませんが、今後北見市外の展示会に参加する際には人数・荷物・日程・天候などを検討して早めに動いていく必要があると確認しました。

追信

行きこそひどい天候でしたが帰りは随分とマシになり19時くらいに札幌を出て、25時くらいには北見に着きました。ガソリンが足りるかどうか心配になった場面もあり、今後は後泊も検討してもいいかもしれませんね。

他大学と比べての数・ジャンルの乏しさ

ここからは展示会に参加して思ったことを書いていこうと思います。一番痛感してしまったことは他大学と比べて出展作品の数・ジャンルが乏しかったという点です。一人で作っているとやはり他ジャンルには中々触れることはありません。またこういった展示会や後述するコンペのような機会が無いと作品を作る意欲は増えていかないでしょう。今後は部内での相互交流や展示会の開催・参加、コンペの開催など部を通して色々な機会を作っていこうと考えています。


コンペの難しさ

北見からの目線という点からは少し離れてしまいますが、今後の参考になると思いここに書き留めます。また申し訳ないのですが私はコンペのテーマを決める場面に立ち会っていないので、あくまで外野から見た感想として書きます。

テーマについて

今回の展示会では「北海道」をテーマにコンペを行いました。どれもこれも趣向を凝らして「北海道」のテーマに沿うように制作されていましたが、その一方で模型のジャンルも各々違っていました。これが良いか悪いかの判断はさておき、少なくともこれらを同じ土俵で評価するのは難しいと思います。工程も難易度もジャンルが違えば大きく変わってくるでしょうし、それらを含めて総合的に評価することは難しく感じます。もちろんたとえ同一ジャンルにしたところでその格差がなくなることはありませんが、評価しやすくはなるでしょう。
では同一ジャンルにすればいいのかというとそういう訳でもなく、同一ジャンルになると今度は参加・投票の母数が減るという問題点があります。せっかく同一ジャンルにして評価しやすくしたところで、そのジャンルに興味のない人には参加する気も投票する気もないでしょう。参加に関してはまだ知らないジャンルに飛び込むという事があるかもしれませんが、投票に関して、特に今回のようなどのような方が来てくれるのか分からない場合は母数は減るでしょう。自分の知らないことを評価するのは大変ですからね。

さてここまでは投票の面から考えてきましたが、参加の面から考えてみるとこれまた難しい問題です。
今回の「北海道」のようなアバウトなお題の場合、ルールやレギュレーション等があるにしても、それなりに自由に制作することが出来ます。逆にアイデア勝負の一面が強くなるため、そこが参加するにおいてのハードルでしょう。
逆に同一ジャンル、同一キットのようなガチガチに縛られたお題だと、自由度は大きく下がります。ただアイデア勝負の面は少なくなるので、頑張ったもの勝ちみたいな面が出てきます。

テーマに関しては金額指定や色指定、はたまたアバウトなものまで何でもあります。そういった中で、今回の「北海道」コンペは様々な人が投票しやすい良いコンペだったと考えます。全道学生模型展示会もこれが第一回目でしたし、どんな人が来ても投票してもらいやすいテーマにするのは成功だったと思います。コンペのテーマはその開催期間・場所・規模等で柔軟に変えていくしかないと感じました。


投票方法

意外に難しいのがコレ。投票状況が目に見える状態の方がいいのか、それとも可視化されない方法で行うべきなのか。これもまた永遠の課題です。可視化されない状態でした方がバイアスがかからず投票できるし、コンペに参加した人も不用意に傷つかなくて済むとは思います。が、別にバイアスにかかって投票すること事態もそこまで悪いことだと思いませんし、何より目に見える方がそもそも投票に参加してもらいやすいと思います。
こればかりはコンペ参加者含めて運営全員で話し合って決めなくてはいけない気がします。

ルール、レギュレーションなど

これもまた難しい話です。今回の「北海道」コンペでは特にルール、レギュレーション等は無かったと記憶しています。(記憶違いならごめんなさい)
正直アバウトなお題の場合はそのような制限は必要ないように思えますが、お題がガチガチに縛ってくるものならルール、レギュレーション等もしっかり決めないといけませんね。といっても、それを決める作業が途方もないのですが(;^_^A

ここまで振り返って我々はどうするのか

ここまでさんざん全道学模展を(どの立場からかは分からないけど)振り返ってきましたが、今回の経験は貴重なもので色々なことに気づかされ、考えさせられました。我々北見工大模型同好会もこれらの事も踏まえてより一層精進していきたいと考えています。













という事で、学祭での展示会&コンペ開催決定です!!!
えぇ、今までのこれを伝えるための前フリです(笑)。もちろん振り返りで書いたこの記事に一切の嘘はありませんし、今回挙げた点や前回の反省も踏まえて今回の展示会はもっとパワーアップしてお届けする予定です。
話は戻りますがこのコンペを開催することを決定した際、正直戦闘機界隈の人に届いてくれたらうれしいなという気持ちはありました。ですがここまでの反響をもらえるとは思っておらず、本当にありがたい限りです。学祭は、6/22(土)・6/23(日)の両日行われる予定です。当日は(たぶん)多くのトムキャットと多数の模型等を展示予定ですので、宜しければ是非ご来場ください!!

またもや追信

結局この記事も前の記事と同じく内輪ノリの強いものになってしましましたが、未来の後輩の糧になるならヨシです。とはいえ、今度はもっと対外的なことを書いていきたいですね。(UMA北海道のnoteがあるじゃないか)でも今回の事は展示会の参加・運営をしたことがある人は少し共感してもらえるのではないかとも思っています。
また今回コンペ・展示会を行うにあたって、全道学模展の経験は非常に助かっています。重ね重ねにはなりますが、北海道学生模型連盟の皆様ありがとうございました。またここまでご拝読して下さった方々におかれましては、今後とも北見工業大学模型同好会をよろしくお願いいたします。ここまでのお付き合い、有難うございました!

北見工業大学の学祭について、詳細は以下、大学や実行委員のリンクからご確認ください!
6月の下旬、皆様のご来場をお待ちしています!

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