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〈旅と食〉初めてのパリご案内①1日目マレ地区散策とクロワッサン

以前の記事「〈ロンドンと食〉初めてのロンドン旅ご案内③2日目後編は大英博物館とフィッシュ&チップス」に引き続き、初めてイギリスへやって来た義妹とティーンの甥っ子ふたりのロンドン8日間親子旅(パリ2日間含む)を「楽しい滞在にしてもらおう!」と案内した、パリ1日目の様子を紹介します。

また〈旅と食〉では、訪れた場所についての内容とあわせて、ふだんグルテンフリーかつマクロビオティック(プラントベース)という、自分のカラダに一番合うと感じている食生活を中心に過ごす私の目線で、旅先での食事情についても触れています。


ロンドン発のユーロスターでパリへ

1泊2日のパリ旅行スタート!ロンドンのSt Pancras International(セント・パンクラス駅)からユーロスターに乗ってパリのGare du Nord(北駅)を目指します。パリには11時20分ごろ着予定でしたが、この日は多少の遅延があり実際の到着は11時40分ごろ。

散策前に身軽になりたいので、まだホテルのチェックイン可能時間ではないけれど、フロントで荷物を預かってもらいます。Bonne Nouvelle(ボン・ヌーヴェル)という駅の周辺に予約。北駅前のバス停から路線バスに乗り、街の様子を見てもらいつつホテルまで移動します。

大きな荷物を置いて必要なモノのみ身につけ、いよいよパリ散策へ。1日目の活動は午後から本格始動です。

ちなみに、事前にもらったリクエストはこんな感じ。

  • バゲット(フランスパン)を食べたい

  • パリらしい場所へ行きたい

  • パリ2024オリンピックを感じたい

上記を満たしそうな場所を挙げた中から、当日の空模様などを考慮して大まかな動線を決定。まずは、活気溢れる流行の発信地であり、パリの歴史的に重要なエリアでもある「Le Marais(マレ地区)」へ向かうことにしました。

パリジャンの定番サンドイッチを食べてもらいたい

ふたりにとってはフランスもパリも初上陸ですから、まずはフランス人に愛される味を伝えたい!という謎の使命感に駆られ、やって来たのは豚肉製品専門の食料品店 「Caractère de Cochon」です。好みのハムを選び作ってもらうサンドイッチが、お昼どき特に大人気。

そう、第1食目に選んだのは 「Le jambon-beurre(ジャンボン・ブール)」!直訳すると「ハム・バター」なのですが、バゲットにバターを塗りハムを挟むだけの、シンプルなサンドイッチです。ジャンボン・ブール自体は定番サンドイッチなので、パン屋さんにも並んでいるし至るところで見かけるはず。一番おいしい!と評判のお店がパリ市内にいくつかあって、ここはそのひとつです。

Caractère de Cochon外観

冷蔵庫内に並ぶハムは種類が多すぎて迷ってしまいます。オススメを聞ても悩み……せっかくなのでフランス産を選んでみる。「Le Noir de Bigorre(ノワール・ドゥ・ビゴール)」というフランス原産の黒豚に決定!生ハムもあえて同じ種類にして食べ比べてもらおう♪

加熱ハム
生ハム

ハムを選んだら、お店の人がその場でスライスしパンに挟んでくれます。

ハムは選んだあとにスライス

ちなみにここでは、チーズを選んで追加もできる。ポジティブ・チャレンジャーな甥っ子くん「食べてみたい!」とのこと。夫は香りの強いチーズが苦手なため、クセ弱めを選んでみました。お店の人が、ハムの種類に合うチーズをオススメしてくれるので、迷ったら相談するのもあり。苦手な風味ではないか心配な場合は、決める前に味見をさせてくれたりもします。

チーズも選べる

出来たてサンドイッチが入った袋を手渡されると、ずっしり重みを感じる。中をチラり覗くとハムがみっしり!バゲットの切れ目からはみ出すほど挟んであるのです。※当初はハム・バターの予定でしたが、チーズを追加することとなりJambon-fromage(ジャンボン・フロマージュ)=ハム・チーズになりました

Caractère de Cochonのサンドイッチ

お店から出たタイミングで雨が強まってきたので、すぐ近くの歴史ある屋根付き市場 Marche des Enfants Rouges(マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ)で雨宿り。しばし待っても雨は止みそうにないので、市場の片隅を借り立食いランチタイム。ロケーションはさておき、念願の “フランスパン“ にいざ♪とかぶり付く義妹親子。美味しすぎて目がまん丸になっておりました!

夫は「フランスに来ると食べ過ぎるから」と購入時は今後の行程を加味し、ふたりのを一口ずつ貰えば充分と言っていたものの、口へ入れた途端もうひとつ買いに行こうか本気で悩み始めている。笑

食べてもらっている間にグルテンNGの私は、一旦3人を置いて自分用スナック調達に行ってきます♪

店舗情報

Caractère de Cochon
公式サイト(インスタグラム):
https://www.instagram.com/caracteredecochonparis/
所在地: 42 Rue Charlot, 75003 Paris

パリのグルテンフリー専門パティスリーへ

先ほどの市場 Marche des Enfants Rouges 付近に、気になるお店はあるものの(プラントベースでグルテンフリー選択肢もあるという)、この日はピンとくるものが無かったり、お昼どきで混んでいたりで購入に至らず。※この2店→ Le StandFacebook)と Wild & The Moon(公式サイト英語ページまだ食べたことはないです。

そこで、グルテンフリー専門店パティスリー「Maison Plume」へ来てみました。質の良い材料選びにこだわり、全て砂糖不使用・グルテンフリー・低GI値で美味しさを追求した商品を提供しています。

グルテンフリーパティスリーMaison Plume

ショーケースには美しいケーキが並んでいる。その上にある焼き菓子も魅力的です。

Maison Plumeのケーキ
Maison Plumeの焼き菓子

スイーツのみでなく惣菜系のキッシュもあるので、軽食に訪れるのもよさそう。

Maison Plumeのキッシュ

リラックスして過ごせそうな店内の雰囲気も好きだったので、いつかケーキもキッシュもここで食べてみたいな。

Maison Plume店内の様子

甘いのか塩っぱいのか……だいぶ悩み、持ち運びしやすそうなサブレをいくつか購入しました。お腹ペコペコなので、市場へ戻る道中でパクリ♪ 優しい甘みでしっとり食感の抹茶サブレ。

抹茶のサブレ

店舗情報

Maison Plume | Pâtisserie • coffee shop | Sans sucres ajoutés | Sans gluten
公式サイト:
https://maisonplume-patisserie.com/
所在地:61 Rue Charlot, 75003 Paris

パリにあるグルテンフリー専門店については、こちらの記事でもいくつか紹介しています。

パリで人気のセレクトショップMerci(メルシー)

パリの流行発信地ともいわれるマレ地区に、人気のセレクトショップ 「Merci(メルシー)」があります。建物内は3フロアに洋服・ファッション小物・インテリア・キッチン雑貨・家具・文房具・フェイス&ボディケア用品など、幅広い品揃え。季節ごとに店内の装飾や商品セレクトも変化するので、毎回新鮮♪ 雰囲気を味わうだけでも楽しい空間なのです。パリを訪れたら欠かさず立ち寄りたい場所のひとつ。

Merci外観
赤いFIATが目印

選りすぐりの素敵なアイテムと出会えるため、ついつい長居してしまいます。

広々とした空間に選りすぐりのアイテム

こんな色合いの寝室もいいかも。ベッドリネンをまるっと新調したくなる!

Merciベッドまわりアイテム

店舗情報

Merci
公式サイト(英語ページ):
https://merci-merci.com/en
所在地:111 Bd Beaumarchais, 75003 Paris

手仕事から生まれる美しいドミノペーパー

お次は立ち寄りたいお店があり11区方面へ移動。私のお目当ては隣にあるヴィーンテージショプなのだけれど、その前にここ「Antoinette Poisson(アントワネット・ポワソン)」でフランスの美しい手仕事を感じてみよう。

Antoinette Poisson外観

アントワネット・ポワソンは、壁紙を専門とする文化財の修復家ふたりが創業したブランド。18世紀の伝統技法 La dominoterie(ドミノトリ)でドミノペーパーを印刷しています。花や幾何学模様などのモチーフが彫られた木版を使い一枚ずつ手刷りし、ステンシルまたは絵筆を使って手作業で着色。手にとって見比べると、同じ柄でもすべて異なる表情に仕上がっており、丁寧な手仕事の味わいがとても魅力的です。

Antoinette Poisson店内の様子

ショップに併設されたパリの工房から、18世紀当時の技法と美意識を忠実に守りつつ、歴史的なアイテムからインスピレーションを得たデザインやオリジナルのデザインを発信し続けています。

ショップで取り扱うのは、壁紙を活用したアイテムに加え、布製品や陶器など幅広いラインナップ。すごく素敵なので眺めていると手元に置ける何かが欲しくなる。でも大きめなアイテムは使いこなせる自信がなくて、迷ったのちにポストカードのセットに決めました。額装して飾りたいと思ったのです。義妹も「パリの思い出に」と同じものを購入♪

様々なデザインのドミノペーパー

「A Paris chez Antoinette Poisson(ア・パリ・シェ・アントワネット・ポワソン)」というブランド名には、ドミノペーパーの黄金時代を生き芸術と壁紙の愛好家でもあった、ポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソンへのオマージュが込められているのだとか。

店舗情報

A Paris chez Antoinette Poisson
公式サイト:
https://www.antoinettepoisson.com/en/
所在地:12 Rue St Sabin, 75011 Paris

AXS Designで厳選アイテムの中からヴィンテージハント

AXS Design外観

さてさて次は、お目当てのヴィンテージショップ「AXS Design」へ。インテリアデザイナー・空間デザイナー・アートディレクターであるオーナーふたりの審美眼で選び抜いたアイテムが、こぢんまりとした店内にびっしり詰まっている。彼らがフランス各地を訪れ掘り出した、1850年代〜1990年代の食器・装飾品・照明器具・家具など、魅力的なアンティークやヴィンテージ、アップサイクリングの品々です。理想的なのは蚤の市で自らハントすることなのですが、時間的に余裕が無かったり開催日と旅程が合わないこともあるので、ここでは日常生活ですぐに使える良品と出会えるのがうれしい。

AXS Design店内

店舗情報

AXS Design
公式サイト:
https://www.axsdesign.fr/
所在地:12 Rue St Sabin, 75011 Paris

ヴィンテージハント中は土砂降りでしたが、雨が止んだのでお店から出て散策再開。3区方面へ戻る途中にバスティーユ広場の7月革命記念柱が見える。

バスティーユ広場7月革命記念柱

北フランスの老舗パティスリーMéert(メール)でお土産調達

パリのマレ地区にあるMéert外観

「Méert(メール)」はフランス北部の街 Lille(リール)に本店を構える1761年創業の老舗菓子店。パリにも店舗があるので、Méertの看板商品である「La Gaufre(ゴーフル)」をお土産にしたら喜ばれるはず♪ と思い紹介することに。

ゴーフルはフランス語でワッフルのこと。Méertのゴーフルはフランドル風で、しっとり食感の生地を専用の型で薄焼きし、あいだにバターと砂糖をベースに作られるクリームを挟み、常温でいただきます。

箱詰めの商品であれば、ゴーフルの賞味期限は常温で10日間。日本へのお土産にすることも可能です。伝統的なマダガスカル・バニラ味は、12枚入り・6枚入り・ミニ6枚入りと、3つの選択肢。バニラ味の他には、レモンとシトラス味・フランボワーズ味・バニラキャラメルピーカン味・Speculoos(スペキュロス)味・ピスタチオとチェリー味などがあります。ラインナップは季節により変化するので、訪れるタイミングならではの味に出会えるかも。ちなみにバニラ以外の箱詰めは6枚入りのみです。

⚠︎夏場の日本には不向きかと。暑さで中のクリームが溶けてしまうでしょう

パリMéertチョコレート

グルテンフリーやプラントベースの食生活をしている方々は、ゴーフルが食べられなくても悲しまないでください! Méertにはチェコレート・キャラメル・ジャム・砂糖菓子・紅茶など様々な商品があり、どれも美しいパッケージに包まれていてとても素敵。中にはグルテンを含まないもの、動物性食品を含まないもの、そのどちらも含まない商品もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

⚠︎製造過程でコンタミの可能性はあるかもしれないので、心配な方はお店の人に要確認で♪

パリMéert店内の様子

ゴーフルは箱詰め商品の他に、店内でバラ売りもしており1枚ずつ購入できます。すっかりファンの夫は、バニラ味とラムレーズン味を選択。バラ売りは箱詰めのものより賞味期限が短いようで、以前店員さん尋ねてみたところ「ベストは当日。遅くても2日目には食べたほうがいいよ〜」とのことでした。

Méertゴーフル
バニラとラムレーズン
Méertゴーフル
中のクリームの様子を伝えられずスミマセン!

義妹親子は、日本へのお土産と夜のおやつ用にバラを2枚購入。お店の雰囲気も含めて楽しんでもらえたようです。なお、パリの店舗は持ち帰りのみなので、歴史感じる建物の中で老舗のケーキを堪能してみたい方は、パリからリール本店まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか♪

店舗情報

Méert(Marais Paris)
公式サイト(英語ページ):
https://www.meert.fr/en/
所在地:16 Rue Elzevir, 75003 Paris

パリ市庁舎からノートルダム大聖堂へ

そろそろ分かりやすく “パリらしい“ スポットも紹介せねばと、マレ地区をお散歩しつつやって来たのはパリ市庁舎「Hôtel de Ville(オテル・ドゥ・ヴィル)」です。

パリ市庁舎外観

ネオ・ルネサンス様式とベル・エボック様式が混在する建築は、美しくて迫力大。今でも現役の市庁舎であり、フランスの世界遺産「パリのセーヌ河岸」にも含まれています。

夏にパリ・オリンピック2024を控え、建物全体がスペシャルな仕様になっている(訪問時期は2024年2月下旬)。ここも競技会場のひとつとなる予定です。オリンピックで最も伝統的な競技であるマラソンは、パリ市庁舎からスタートするのだとか。

パリ市庁舎
所在地:Place de L'Hotel de Ville 75004 Paris

次に目指すのはノートルダム大聖堂「Cathédrale Notre-Dame de Paris」です。パリ市庁舎からセーヌ川を渡り、パリ発祥の地として知られるシテ島「Île de la Cité」へ上陸すると、近づいてくる威厳ある建物。

修復された尖塔
パリのノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂は2019年4月に発生した大規模火災により、尖塔などを含め焼失し大きく破損してしまったのでした。懸命な復旧作業により、2023年12月には尖塔の修復が無事に完了し、現在は2024年12月の一般入場再開を目指して引き続き工事が進められているよう。

ここもまたフランスの世界遺産「パリのセーヌ河岸」に含まれる歴史的な場所のひとつですから、またあの美しいバラ窓を拝める日が来ることを願いながら、工事中の姿をしばし眺めてきました。

工事中でも迫力ある建物正面

ノートルダム大聖堂
公式サイト:
https://www.notredamedeparis.fr/
所在地:6 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris

歩き始めるとまたも土砂降りになり、強制的にカフェ休憩。

雨宿りしたカフェの様子
土砂降りで予定が狂う…

パリで美味しいクロワッサンを食べてもらいたい

まだクロワッサンを入手できていないので、この日の動線付近で美味しいと評判のパン屋さんをリサーチ。「La Maison d'Isabelle」にやって来ました。

La Maison d'Isabelle外観

こちらは2018年のバタークロワッサン・コンクールにて最優秀賞に輝いたお店です(パリとイル・ド・フランス地域の中で)。お目当てのクロワッサンは、綺麗な焼き色とフォルム!上段にあるパン・オ・ショコラも美味しそうです。

La Maison d'Isabelleのクロワッサン

夫食レポによりますと、バターの風味がしっかりとしており、外側はカリっ&サクっ、中は空気を含みつつむっちり、外中の食感はバランスがよく食べ応えもあって美味しかったそうです。

平日晩ごはん前の時間帯、地元民らしき方々がバゲットやカンパーニュなどを求めて来店していました。日頃からこの地域の人々に愛されているパン屋さんなのでしょう。

義妹親子には、2日目に別のお店のクロワッサンも食べてもらい、比較を楽しんでもらう予定♪

店舗情報

La Maison d'Isabelle
所在地:47ter Bd Saint-Germain, 75005 Paris

昔ながらの大衆食堂で気軽にフランス料理を楽しむ

Bouillon Chartier入口

パリ滞在が初めてなら紹介したくなる場所のひとつ、1896年創業の「Bouillon Chartier(ブイヨン・シャルティエ)」にやって来ました。昔ながらの大衆食堂らしさを感じながら、フランス料理の王道メニューをリーズナブルにいただける人気店です。予約はできないので、行列ができる前の時間帯を目指して向かい18時30分ごろ到着。並ばずに入店できました。

Bouillon Chartierこの日のメニュー表

メニュー表は、食材の仕入れ状況などに合わせて毎日変更しているようです。別刷りで英語版もあるので、希望の場合は担当ウェイターさんに声をかけるともらえます。注文すると内容をテーブルクロス上に直書きするのは、シャルティエのお家芸。

注文内容はテーブルにメモ

前菜に選んだのは、ふたりにとって初めての Escargots(エスカルゴ)。バゲットはあえて注文しなくても自動的に出てきますから、にんにく&パセリ香るエスカルゴバターのソースを染み込ませていただくのもフランス流です。メインにおすすめしたのは Confit de canard (鴨のコンフィ)。グリルしたじゃが芋が添えられてきますが、野菜不足解消に付け合わせからインゲンも注文。

シャルティエの前菜エスカルゴ
鴨のコンフィとインゲンの付け合わせ

ここに来ると夫は大抵 Menu(ムニュ)と呼ばれる定食セットを注文します。内容は前菜・メイン・デザートのコース3品。

ちなみにメニュー表を意味する単語は「La carte(ラ・カルト)」。フランスのレストランでは、メニュー表をもらいたいシチュエーションで “定食セット(コース)を注文した” と思われないように気をつけたいものです。笑

グルテンフリーに関しては、メニュー表内には材料など詳細についての記載がないので、注文時に確認すると良いでしょう。また、ここは伝統的なスタイルのフランス料理ということもあり、プラントベースの選択肢は多くないと思った方が良いかと。野菜をメインに食べたい時は、前菜から何品かを組み合わせて注文することもあります。

⚠︎コンタミの可能性はあるので、心配がある方は入店前に確認するか他のお店を選択するのが良いでしょう。

Bouillon Chartier店内
食事どきの様子

活気溢れるざわめきと、古きよき佇まいを感じる店内。他の人たちは何を注文しているのか気になります。混み合う食事どきには入口から外まで案内待ちの列ができますし、相席になる場合もありますよ。

ここはあくまで大衆食堂ですから、お料理は繊細な味付けやプレゼンテーションではないし、混雑時はウェイターさんたちが忙しく動き回っており、注文したものが忘れられることがあったり、丁寧に対応してもらえない場合もあります。そういった状況も含めて「パリっぽい!」と楽しめそうな方には、ぜひオススメしたい場所です。

デザートとカフェ

甥っ子くんは Crème au caramel(自家製プリン)をデザートに。大人たちはエスプレッソで〆る。Bouillon Chartierでフランスらしい食事の雰囲気を楽しんでもらえたのでは♪

上部の赤いネオンサインが目印です♪

店舗情報

Bouillon Chartier (Grands Boulevards)
公式サイト(英語ページ):
https://www.bouillon-chartier.com/en/the-concept/
所在地:7 Rue du Faubourg Montmartre, 75009 Paris

ホテルまでの帰り道
月が綺麗な夜でした

食後にはすっかり晴れており、綺麗なお月様が見えました。2日目のお天気に期待しよう!

※この記事は2024年2月22日訪れた当時の情報です。

初めてのパリご案内②2日目前編へつづく
それでは、また!

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