のらキタ

定年退職して、野良になりました… 少し時間ができたので、猫たちとの思い出を綴ります 書…

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定年退職して、野良になりました… 少し時間ができたので、猫たちとの思い出を綴ります 書いているうちに、これまで、出会ったいきものたちのことも思い出したので、思い出せる限り書いてみます あわせて、旅の思い出も、始めました

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  • のらねこ日記

    私とわが家の40年にわたる猫との思い出です

最近の記事

のらねこ旅日記≪みちのく予約なしの旅≫

これも若気の至りのお話です。 当時、なぜか東北がマイブームだった私は、友人Aを岩手旅行に誘いました。 中尊寺 厳美溪 宮沢賢治祭 三陸鉄道 と、目的とざっとしたルートだけ決めて、なぜか今回は宿を予約しないで行ってみよう!と、いうことになりました。(今では恐くてそんなことできません) さて、旅行初日は中尊寺、厳美溪と観光して、私たちは花巻駅前の観光案内所で宿を探しました。 メジャーな花巻温泉は全て満室で、そこより先にある台温泉の宿を紹介されました。 路線バスで3

    • のらねこ旅日記≪バナナボート≫

      沖縄で何度かバナナボートに乗りました。 バナナボートとは、バナナのような形をしたゴムボートにまたがり、水上を勢いよく引っ張り回されるアトラクションで、水上のロデオです。 小型のモーターボートや水上バイクで引っ張りますが、水上バイクのほうが小回りがきくので、急なターンで振り落とされます。 最初に乗った時は、顔面から海に落ちて顔左半分が半日腫れてしまいました。 海に落ちてからボートにはい上がるのも、一苦労でした。 足のつかない海から手綱部分をつかんで腕の力でよ

      • のらねこ旅日記≪恐山・比叡山≫

        社会人になりたての頃、大学の友人と青森県に行きました。 彼女の知り合いが三沢に住んでいて、そちらを頼っての旅行でした。 貧乏旅行だったので、行きは夜行の急行列車。 車内のあちこちから、ボソボソと日本語ではない話し声が聞こえて 『中国人の団体さんでも乗っているのかな?』と思いましたが、どうやら青森弁もしくは津軽弁だったようです。 勘違いしてごめんなさいでした。 三沢のOさんのお宅に1泊し、翌日はOさんご一家(奥様と小学生の娘さんと息子さん)と一緒にワゴン車で

        • のらねこ旅日記≪帰れなかった久米島≫

          私の沖縄旅行は、7月になると旅行代金が上がるので、6月30日出発にしていました。(だいたい梅雨明けしています) 9回(与論島も含む)行った中で、台風接近で海が荒れて入れなかったこともありましたが、直撃をくらったのは、1回だけです。久米島での出来事でした。 久米島での海の思い出は、あまり憶えていません。 ホテルのプールにやたらカナブンさんが浮いていて、スタッフさんが毎朝網ですくっていたことと、 ホテルとビーチの間の道に定食屋さんがあって、友人Aがアバサー(ハ

        のらねこ旅日記≪みちのく予約なしの旅≫

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        • のらねこ日記
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        記事

          のらねこ旅日記≪与論島≫

          与論島は沖縄に近いけれど、実は鹿児島です。 旅行社のパンフレットで見た時も、飛行機が沖縄乗り換えだったので、最初は沖縄だと思っていました。 『まぁ、沖縄のようなもんだよね』と、その年の夏休みの行き先に決定しました。 まず、初めての体験ダイビングに挑戦しましたが、バランス感覚の悪い私は、タンクを背負う前にボートから落ちてしまいました。 「じゃあこのまま海の中でタンク装着しましょう」と、海面に浮かんだブイにつかまった状態で、インストラクターさんに装備を着けてもらった私は、

          のらねこ旅日記≪与論島≫

          のらねこ旅日記≪立山・黒部≫

          最近NHKで『新プロジェクトX』が始まりました。 それで思い出した旅のお話をします。 いつも、一緒にに海に行っている高校同期の友人A と、たまには山に行ってみるか、と立山・黒部2泊3日の旅に申し込みました。 初日は、中央本線で信濃大町→扇沢から黒部に入りました。 黒部ダムは、とにかく 『すごい!でっかい!』という感想でした。 至るところで、中島みゆきさんの 『地上の星』がガンガン流れていて、売店ではプロジェクトXのDVD黒部ダム編が平積みで売られてい

          のらねこ旅日記≪立山・黒部≫

          のらねこ旅日記≪スキー天国≫

          ある年、友人Cから北海道の『クラブメッドサホロ』に誘われました。 クラブメッドはオールインクルーシブのホテルリゾートで、3食付きでアクテビティも無料、スキースクールも無料です。 タイムレースがあるそうで、前回挑戦したCは、更なる高みを目指してスクールに入り、レースに再挑戦して順位を上げたいようでした。 万年初級者の私は、そこまでの熱意はありませんでしたが、北海道のパウダースノーは憧れだったので、一緒に行くことにしました。 そこは、まるで海外リゾートでした。

          のらねこ旅日記≪スキー天国≫

          のらねこ旅日記≪私をスキーに連れてって≫

          バブルのころ、↑こんな映画がありました。 世間の流行に乗っかったわけでもないのですが、この頃に私もスキーを始めました。 今回はまず登場人物紹介から 友人C 子供のころから滑っている スキ ー上級者 友人K 社会人から始めた中級者 友人Y 初めてのスキー 私 大学1年の体育の授業以来2回目 この中学同窓4人組で苗場スキー場へ 行きました。 苗場といっても苗場プリンスホテルはお高いので、近くの苗場温泉旅館街に宿をとり、スキー場

          のらねこ旅日記≪私をスキーに連れてって≫

          のらねこ旅日記≪日焼け止め≫

          私は日焼けすると、直ぐに真っ赤になるタイプで、日焼け止めが必須の人間です。 今では日焼け止めも高性能になっていますが、昔はウォータープルーフなんてものもなく、よく海に行っていた私は、結構ひどい日焼けをしていました。 20代のころ千葉に泊まりがけで海水浴に行ったときは、日焼け止めの性能が悪いうえ、こまめに塗り直さなかったので、肩や背中が真っ赤になってしまいました。 ヒリヒリ痛くて、我慢できなくなった私は、宿の近くの薬屋さんで、やけどの塗り薬を買いました。 その時、店

          のらねこ旅日記≪日焼け止め≫

          のらねこ旅日記≪バリの芸術村≫

          バリ島には3回行きました。 1回目は海好き友達と、初めての海外旅行。 2回目と3回目は犬と乗馬が大好きな友達と行きました。 1、2回目は南部のヌサドゥア地区に宿泊したので、3回目は島中央のウブド地区に泊まりました。 そこはバリ美術で有名な所で、美術館やアトリエがあり、土産物屋でも沢山のバリ絵画が売られていました。 前回のバリ旅行でも絵を買った友達は、今回も買う気満々で、お店を見てまわっていました。 バリ絵画は細かくみっちりと描き込まれているものが多いのです

          のらねこ旅日記≪バリの芸術村≫

          のらねこ旅日記≪焼き鴨と朝飲茶≫

          香港で 北京ダックを食べた帰り道、現地在住の友達が 「前にパーティーで北京ダックの皮と肉をとった残りを持たされたんだけど…」と話し始めました。 こちらでは、それでだしをとってお粥を作るのだそうですが 「面倒くさくて、ゴミ箱に捨てたら、ダックちゃんが恨めしそうな目をしていたので、上からキッチンペーパーかぶせた」と、彼女は笑って言いました。 2回目の香港訪問の時、彼女は人気の焼き鴨屋さんに私たちを誘いました。 その店は、マンションが建ち並ぶ住宅地にありました。

          のらねこ旅日記≪焼き鴨と朝飲茶≫

          のらねこ旅日記≪香港のテーブルクロス≫

          これは、香港がまだ中国に返還される少し前のお話です。 高校の同級生が結婚して一時期香港に住んでいたので、同期の友達と2人で遊びに行きました。 旅行の初日、出迎えてくれた香港在住の友達は、海鮮レストランに私たちを連れていってくれました。 伊勢海老のチーズソースがけがオススメだそうで 「チーズソースをパンにつけて食べると美味しいのよ」と、後から合流するダンナさんに買ってくるように頼んでいました。 その海鮮レストランは、丸テーブルに丸イスの安っぽい感じのお店で

          のらねこ旅日記≪香港のテーブルクロス≫

          のらねこ旅日記≪現地ガイド≫

          今回は、旅先で印象的だった2人のガイドさんのお話です。 初めてのモルディブの時、私と友達は 半日の首都の島観光に出かけました。 船での送迎だけの無料ツアーでしたが、首都の島マーレの船着場に、なぜか私たちの名前が書いてある紙を掲げている現地人のオジサンがいました。 なんだろうと、近寄るとそのぽっこりおなかのオジサンは、とても流暢な日本語で 「街を案内しますよ。最後にちょっと知り合いの土産物屋によってもらうけど、無料でガイドします」と言いました。 首都の島マー

          のらねこ旅日記≪現地ガイド≫

          のらねこ旅日記≪修学旅行≫

          これは、むかし、むかしの修学旅行のお話です。 小、中、高と、私の修学旅行は色々とトラブルがありました。 小学校で行った日光華厳滝に水がなかったとか、宿の天井板が一部はがれた位は、まぁかわいいものです。 中学は女子3人で班を作り、男子の班と組まされて、京都嵯峨野めぐりを班で廻る日があったのですが、私以外の女子2人が修学旅行を欠席したので、男子班+女子私1人になりました。 あまり会話することもなく、雨も降っていたので、さっさととマップ通りに廻り、ゴールのお寺に

          のらねこ旅日記≪修学旅行≫

          のらねこ旅日記≪乗り物酔い・モルディブ≫

          8年間、一緒に沖縄へ行っていた友達が、こんなことを言い出しました。 「離島はともかく沖縄本島の海が昔に比べて、透明度が少し悪くなっている気がする」 「いろいろ制限が厳しくなって、自由にシュノーケリングできるところが少なくなった」と。 友達は、ダイビングのライセンス持ちですが、素潜りも得意なので、わざわざ重い装備を着けなくても、十分キレイな海中を見れると言っていました。 一方、私はすぐ船酔いするので、あまり船で遠くに行くシュノーケリングには参加できません。 な

          のらねこ旅日記≪乗り物酔い・モルディブ≫

          のらねこ旅日記≪乗り物酔い・沖縄≫

          子供の頃から、乗り物酔いしやすく、 車が苦手でした。 その日の体調によっては、酔い止め飲んでも、ダメなこともありましたが、 実際に吐いてしまったことは、少なかったので、精神的なものもあったのかもしれません。 通勤通学でバスに乗るようになり、子供の頃に比べると、だいぶマシになりましたが、今でも運転の荒いタクシーに当たると、具合が悪くなります。 社会人になってから、あちこち旅行に行くようになりましたが、なるべく鉄道利用で、乗り物酔いが怖くて、あまり飛行機も使いませ

          のらねこ旅日記≪乗り物酔い・沖縄≫