①素人が小説書いてみた
この世界は「春」を迎えた。
深く冷たく積もる雪を優しく溶かす陽射しが世界を照らし、
小川のそばで小鳥が囀り、春の訪れを祝福している。
風に乗せられた桜の花びらが舞い散る中、彼は思いを告げた…。
高校2年の夏休み。テレビでは熊谷駅が映っている。
この時期によくテレビに映るよなぁ。俺もテレビ出てみたいなぁ。
なんて考えてみる。
『STUSSY』と書かれた半袖のシャツを一枚着た。
特にファッションに気を遣うわけではない。シンプルイズベストだ。
え?「ザ」が入ってない?「シンプル・